ジョギングの季節と全天候ガイド。暑さや雨に負けず走る知識

天気には、晴れの日があり
曇りの日があり、雨の日がある。

季節によっては雪が降ったり
台風が訪れて猛烈な雨風が吹き荒れる
大荒れの天候になる日もあります。

ジョギングにおいて最大の障害となるのは
気象条件といって過言ではありません。

この気象条件に大きく影響されるのが
「気温の高低差」であり
一年365日を通してみると
暑くもなく寒くもない穏やかな日は稀で
うだるような暑い日や
凍えるような寒い日の方が
日数的には多いと感じてしまいます……。

真夏の35℃を越えるような猛暑日は
熱中症の危険性を感じるほどですし
真冬の凍てつくような寒さの中では
身体が思うように動いてくれませんよね?

実際にジョギングを始めてみて
四季ごとの天候の変化に辟易していたり
来るべき厳しい季節の到来に
恐れおののいているかもしれません。

具体的には、きっと

「気温が高いと熱中症になりそう……」
「直射日光で日焼けするのが心配だ」
「雨の中走ったら風邪を引きそう……」
「雪国の人は冬でも走っているの?」

こんな疑問や不安がありますよね?

そんな季節によっては
過酷な条件が強いられる環境下においても
快適にジョギングするための知識を
まとめていきたいと思います。

ひとくちで言い表すと
「季節に合わせたジョギング方法」
ということになりますね。

ジョギングは屋外で行うのが基本で
荒天には弱いスポーツと思われがちですが
対応次第であるのを知って頂きたいです。

日本は諸外国と比べると
「春夏秋冬」の四季が
比較的明確に分かれる気候帯に属します。

夏は湿った南風が吹き込み高温多湿に
冬は北方からの季節風で空気が乾燥し
山間部では大雪が降ります。

それに加えて北は北海道、南は沖縄と
国土が南北に細長い地形をしているため
同じ季節でも、それぞれの地域によって
天候や気温は大きく変動。

また、日本は梅雨という長雨のシーズンや
それ以外でも普段から降雨量が非常に多く
この「雨」も大きな障害になります。

ですからジョギングする人にとって
日本の風土は最高に適しているかというと
疑問符がついてしまうことでしょう……。

ジョギング初心者がなんとなく
気軽な気持ちで走り始めたとしても
「夏の暑さ・冬の寒さ」という
気候的な厳しさから挫折しても
まったく不思議ではありません。

運悪くというか、タイミング悪く
真夏や真冬にジョギングをスタートすると
ただでさえキツイ運動に加えて
気候的な悪条件が重なってしまいますね。

しかし、そうはいっても工夫次第で
不向きな環境にだって適応できますよ。

ジョギングする際に障害となる気象条件は

・真夏の高温多湿
・真夏の直射日光(紫外線)
・冬場の雪国の降雪
・梅雨を代表とした降雨

これら4つが代表的ですね。

この中で最も多くの人が懸念されるのが
夏場の「高温」や「紫外線」でしょう。

わざわざ言うまでもありませんが
昨今の日本の夏の暑さは異常です。

毎年7月~8月になると決まって
屋外で仕事やスポーツをされていた方が
熱中症になって救急車で運ばれたり
亡くなられるニュースを耳にします。

それまで運動経験があまりなかった人は
特にそんな高温でリスクの高い真夏に
ジョギングをすることに対して
慎重になってしまうのは当然で……。

ただ、路上では真夏でも関係なく
汗をかきながら必死に走るランナーを
よく見かけるのではないでしょうか?

そう、適切な対策と知識があれば
現在の日本の猛暑のさなかでも
ジョギングすることは可能なんです!

具体的な対策としては

・日焼け止め
・スポーツキャップ(帽子)
・スポーツサングラス
・日向を走らない(並木道が適切)

これらのグッズをしっかり装備して
太陽を避けながら走れば
紫外線によるシミや皮膚ガン等のリスクも
それほど恐れる必要はありません。

ジョギングする時間帯や装備など
工夫すべきポイントがたくさんあり
高温や紫外線による害から身を守ると
快適とは言えないまでも
十分走り続けることは可能です。

また、雨や雪の日に対しても同じで
中止する理由には必ずしもなりません。

たしかに雨の日に走れば
風邪を引くのが心配ですが

・帽子
・雨用ウェア
・防水スプレーの使用
・予備のシューズを履く

といった方法を採れば、雨に濡れず
体が冷えて風邪をひくリスクも減り
それほど苦もなくジョギングが可能です。

雪の日に走るのは、風邪にくわえて
転倒する危険性が懸念されますね。

雪が降り積もった路面は滑りやすく
凍結したアイスバーンの道を走るのは
わざわざ転びにいくようなもの……。

ただ大雪が積もるような東北地方から
北海道にかけての冬のジョギング事情は
まったくオフシーズンになるわけではなく
これも対策次第では回避できます。

雪の日に転倒をさけるには

・歩幅を狭く靴の裏全体で着地する
・踏み固められた雪の上は避ける
・車や人の出入りが多い道路は避ける

といった知識さえあれば
リスクを最小限に抑えられますよ。

気候の変動が激しい日本に暮らしながら
雨天・炎天下・氷点下の屋外で走るには
季節に合わせたジョギング方法を
知っておいたほうがいいでしょう。

僕は一年中、季節は関係なく毎日欠かさず
20年以上ジョギングを続けています。

それは比較的温暖で滅多に雪が降らない
関東地方に住んでいるからこそ
という理由もありますが
それでも走るのが困難な日もあります。

しかし、走り続ける中でなんとか工夫して
ぐったりするほどの蒸し暑い日はもちろん
雨が降ったり、多少雪が積もろうが
どこ吹く風と平然とジョギングをする
そんな術(すべ)を身につけてきました。

その「雨天決行・全天候型」の心構えや
服装などの準備の知識をあますことなく
各記事にまとめています。

春夏秋冬オールシーズン休むこと無く
どんな季節でも明るく笑って走れるように
僕が後押しをできたら幸いです。

ぜひご覧になってみてください!

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