ジョギングを雪国でやるには?転ばず安全に走る3つのコツ

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雪国に住む人がジョギングを開始して
初めての冬を迎えるとしたら

「雪があるときでも走れる?」
「どんな装備をして走ればいい?」
「滑って転ばない走り方のコツは?」

などなど、疑問がたくさんですよね?

それにもともと雪が降らない地方の人が
雪国に引っ越してきたとしたら

降雪した道路をどうやって走ればいいか
途方に暮れるのは当然のこと……。

そこで、ジョギングを雪国で行う場合の
必須となる服装や装備品と

転倒しないで走るためのコツを
雪国で生まれた当ブログ管理人が
すべて余さずまとめてみました!

●ジョギングを雪国でする3つのコツ

雪国に暮らしていて雪が積もっていても
ジョギングをしたい人はいますよね。

もし僕に事情があって
いま暮らしている関東地方から
東北や北海道に引っ越したとしても
ジョギングは一年中やります、絶対に。

それは小さい頃に雪国に住んでいたので
「雪との付き合い方」を知っているという
確たる自信があるからですね。

そう、雪の特性さえ知っておけば
ジョギングを止める理由にはなりません。

ズバリ雪国のジョギングで転ばずに
安全に走るコツは以下の3つになります。

・雪道の専用シューズを用意する
・転びにくい走り方をマスターする
・ジョギングするコースを限定する

たしかに雪は大きな障害にはなりますが
これらを押さえておけば安心ですよ。

では、ここから3つのコツについて
くわしく解説していきましょう!

●雪道用のシューズを用意しよう

さすがに雪の上では
乾いた路面を走るように作られている
普通のジョギングシューズでは無理です。

雪があまり降らない地方に住んでいると
おそらく見かけることがないと思いますが

ちゃんと雪道専用のジョギングシューズが
各社から販売されているんですよ。

主な雪道専用のジョギングシューズは

■アシックス
・SNOWTARTHER(スノーターサー)
・GEL-SNOWRIDE(スノーライド)
・LADY GEL-SNOWRIDE

■ミズノ
・WAVE SPACER SNOW(スペーサースノー)

このように日本の大手シューズメーカーの
アシックスとミズノが作っているんです。

日本の雪質を熟知していますので
どちらでも安心して購入できるでしょう。

雪道用のジョギングシューズの特性には

・グリップ性能が高く滑りにくい

・水を遮断する防水性能が高いので
足がグショグショに濡れるのを防ぐ

といった利点があり
通常のジョギングシューズにはないもの。

関東地方でも一年に一度くらいは
雪が降って降雪します。

そんなときでも僕は構わず走りますが
溶けた雪がシューズ内に浸水して
足が冷えるのは避けられません。

その不快さを防いでくれるだけでも
十分に買う価値はありますね。

また、ジョギングシューズ以外でも
雪道の走行に必要な装備として

・スポーツ用サングラス
・ウインドブレーカー
・手袋
・ニット帽
・耳あて

これがあると快適に走れます。

サングラスは吹雪がひどくて
視界が悪い時に役立ちますよ。

●転びにくい走り方を覚えよう

首都圏でもたまに大雪が降ります。

すると路上の雪を踏んでしまい
派手に転倒する人の姿が大写しになって
全国ニュースで流れますよね?

その様子を雪国の人が見たら
「あんな歩き方では転んで当然でしょ」と
笑ってしまうのは無理ありません……。

雪の道路を歩く際には
雪国の人にとっては常識になっている
「滑らないコツ」があるんですよ。

それはジョギングする場合も一緒であり

・できるだけ歩幅を狭くする
・足の裏全体で着地する

この2つさえ覚えておけば
転倒する回数をグッと減らせます。

乾いた道でのジョギングでは
ある程度は大股で走っていると思いますが
雪の路面で同じように走ると

重心が片足だけにかかる時間が長くなり
雪に足を取られ、バランスを崩す

これが「転ぶ原因」になります。

もうひとつは
ジョギングの基本的な走り方とし
現在は主流となっている

踏み出した足を地面に下ろすときに
必ず「足の裏全体」で均等に着地する

これを必ず守りましょう。
(※「フォアフット着地」と言います)

もしカカトや爪先から着地すると

着地面積がわずかになってしまい
グリップが効かず不安定に……

こうして転びやすくなりますので。

ただ、これらの滑らないコツを実践しても
思わぬ拍子にスッテンコロリンと
豪快に転んでしまう可能性があります。

そうやって万が一転んでしまったときに
怪我を最小限に抑えるためには

雪の上ではスピードを出さないで
ゆっくり走ることも当然大切ですね。

●ジョギングコースを限定しよう

雪に慣れていない地方に住む方は
誤解しやすいのですが

・降り積もったばかりの雪
・人や車に踏み固められていない雪

これらはそれほど滑りやすくありません。

本当に滑りやすくて危険なのが
雪が凍結して氷のようになった
「アイスバーン」状態の道と

人の通行によって踏み固められたり
車が何度も走行してタイヤで圧迫され
カチカチになった「圧雪」の2つ。

ですからジョギングする際には
このアイスバーンと圧雪がある道路は
絶対に「避けて走る」ようにするか

コース上にどうしても避けられず
アイスバーンや圧雪箇所がある場合は
無理して走らず「歩いて通過」する

これが大切なポイントです。

では、道路のどんな箇所に
アイスバーンや圧雪が多いかというと

・自動車が頻繁に通り抜ける歩道
(駐車場の出入り口付近など)

・人の往来が多い横断歩道

・地下鉄や地下道の出入り口

・バス停付近やタクシーの待合箇所

つまり人や車がたくさん行き交うか
その場で停止するような場所です。

一見すると雪が積もっておらず
普通の路面のように見えても

溶けた雪が凍結してアイスバーンになり
滑りやすくなっている箇所もあります。

単純に雪の「有る/無し」だけで
判断しないことが重要ですよ。

また、万一滑って転んだ場合を想定して
車道の「路側帯」は走らないことも大切。

路側帯の幅は狭く、そこで転んでしまうと
車道にハミだしてしまうため
自動車に轢かれる危険性があります。

まとめ

雪国に住んでいるから
冬の間はジョギングは
完全にオフシーズンだと諦めず

・雪道の専用シューズを用意する
・転びにくい走り方をマスターする
・ジョギングするコースを限定する

このようにしっかりシューズを用意し
雪道で滑らない知識をそなえて
トライしてみてはいかがでしょうか?

僕は関東地方に住んでいるので
一年に一度くらいしか雪は降りません。

さすがにこちらの地方の人たちは
少しでも雪が降ると外を出歩く人影が減り
行き交う自動車の台数もまばらに……。

もちろん、そんな状態なので
ランナーの姿など皆無ですが

・まだ誰も踏んでいないまっさらな雪の上
・軽く何人か歩いて足跡がついた雪の上

こんな雪の上を走るようにすれば
まず転倒することはないので
僕はかまわずジョギングしています!

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20年間、毎日欠かさず5kmの距離をジョギングしています。
月間150km、年間1800kmを走破。
おかげで病気や肥満とは無縁で健康を維持中。
足のケガにも悩まされたことはありません。

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