ジョギングで風が強い日は休む?目や耳が痛い!を防ぐコツ

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今日はやけに風が強いなぁ~
ジョギングはやめちゃおうかな……。

台風でもないのに
突風がびゅーびゅーと吹き付けて
前に進むのが大変な日がありますよね?

目や口に砂埃が飛び込んだり
強風で転びそうになったり……。

こういう風が強い日って
ジョギングはしないほうがいいのか?
楽にジョギングする方法はないのか?

この記事ではそのあたりをくわしく
365日ジョギングを欠かさない管理人が
超わかりやすく解説していきましょう!

●ジョギングで風が強い日はどうする?

ジョギングを続けていると
年に何度も風が強い日に遭遇します。

こんなときランナーとして
どう対処したらいいかQ&A形式で
お答えしていきますね。

Q.風が強い日はジョギングしないほうがいい?
A.視界が悪くなければ走っても平気!

Q.風が強い日に楽にジョギングする方法は?
A.川沿いや海沿いは避けましょう。

Q.風が強いとコンタクトレンズは飛ばされる?
A.飛ばされるし、目が乾燥します。

Q.風が強い日に耳が痛くなるのはなぜ?
A.アイスクリーム頭痛という症状です。

Q.風が強い日に耳がヘンになるのは?
A.気圧の変化のせいです。

ではではここから
それぞれの回答について
よりくわしく見ていきましょう。

●ジョギングは風が強い日でも行って良し!

風が強い日は砂埃が舞っていて
目や口に入るため
ジョギングには向かないようですが

基本的にはただの砂埃なら
健康面に悪影響はありません!

ただ、景色が霞んで見えるくらいの
「埃っぽさ」がある場合は
ジョギングは控えたほうが無難ですね。

大気が霞んでしまう原因は

・煙霧
・黄砂

という2つが考えられます。

「煙霧」の正体は
工場の煙突からの煙や自動車の排気ガスと
風で舞い上がったホコリが混ざったもの。

いわゆる「スモッグ」のことですね。

地域によっては
「光化学スモッグ注意報」として発令され
屋外での運動は中止するのが常識です。

一方、「黄砂」の正体は
中国大陸の「タクラマカン砂漠」や
「ゴビ砂漠」などから巻き上げられた
土の粒子が偏西風に乗って飛来したもの。

黄砂を吸い込むと花粉症のように
目・鼻・気管支などにアレルギー反応が。
(鼻水やくしゃみといった症状)

また、気管支に入ると
喘息を引き起こす可能性もあるので
ジョギングは控えるべきですね。

●風が強い「川・海」は避けてジョギングしよう

「川は風の通り道」という言い方を
どこかで聞いたことがないでしょうか?

その証拠に川は他の場所と比べて
より風が強く吹き抜けていきます。

それはなぜかというと、そもそも風は

・海から陸地(山)へ
・陸地(山)から海へ

この2つの風向きで吹くことがほとんど。

その際に海から山へ、山から海へと
何も障害物がなく続いている地域が
「川」になるんです。

ですから、川は風にとって
「優先ルート」のようなもの。

河川敷をジョギングすると
強烈な向かい風を感じたり
追い風を受けるのは当たり前なんですね。

また、海沿いも障害物がなく
風が大手を振って通り抜ける場所。

よって、風が強い日は特に
川と海は避けてジョギングすべきですよ。

●風が強いとコンタクトレンズは飛んでしまう

コンタクトレンズを装着して
ジョギングするランナーにとって
風が強い日に心配になるのが

飛ばされてしまわないか?
目が乾いてしまわないか?
砂が入ってゴロゴロしないか?

という3点ではないでしょうか。

悲しいことにこの3点は
全部ありえることなんですね……。

風が強い日にジョギングすれば
急速に目が乾いてしまいますし

目が乾いてしまうと
目とコンタクトとの接着が弱くなって
横風を受けると外れてしまうケースも。

風に飛ばされた砂が目に入ると
ハードコンタクトレンズの場合は
すご~く目が痛くなります……。

その点、ソフトコンタクト(使い捨て)は
あまり痛くはなりません。

こうした風によるコンタクト問題を
すべて解決するには

スポーツ用サングラスを装着する

これに限りますよ。

マラソンランナーがよくかけている
スポーツをするとき専用のサングラス。

これを付ければ

・眼球に風が当たらない
・砂やホコリが目に入らない
・目が乾燥しない

というように風の被害をシャットアウト!

これはコンタクトをしている人だけでなく
視力が普通の人にもオススメです。

もちろん日差し(紫外線)を防ぐという
本来の目的においても有効なので
ひとつ買っておいて損はありません。

●風が強い日に耳が痛くなるのはアイスクリーム頭痛のせい

風が強い日に(特に冷たい風だと)
ジョギングをしていると
耳の奥にツーンとした痛みが出る……。

それからしばらくすると
ズキズキと頭痛までしてくる……。

この原因不明の症状に悩む人は
想像以上にたくさんいらっしゃるようです。

この頭痛のことを
「アイスクリーム頭痛」と呼びます。
※寒冷頭痛とも呼ばれます。

アイスクリームやかき氷など
冷たいものを食べた瞬間に
「キーン」と頭が痛くなりますよね?

あれと同じことが
起こっているのだと思ってください。

ただ、すぐに治まる症状のため
くわしい原因は分かっていません……。

一説では、冷たい風によって
耳で血行障害が引き起こされ

それを回復させようと
血流を増進させる際に「炎症」が起こり
その結果として痛みが出るそうです。

つまるところ単純にいえば
「風で耳が冷やされる」ために
痛くなるのですから

耳まですっぽり覆うニット帽
耳あて(イヤーマフ)

などを付けてジョギングすればOK!

また、ジョギングするまえに
しっかりウォーミングアップをして
体を温めておくのも有効ですよ。

●風が強い日に耳がヘンになるのは気圧の変化

風が強い日にジョギングをしていると
途中で耳がキーンとヘンな感じに……。

外界の音が聞こえにくくなり
自分の呼吸音が大きく聞こえるような。

それって

自動車を運転中にトンネルに入ったり
高いビルのエレベーターで急上昇したり

そんなときに感じる耳の違和感と
まったく一緒ではないですか?

これはすべて
「気圧の変化」のせいなんですよ。

外の気圧が低くなると
耳の中との気圧差ができます。

すると鼓膜が外へ膨れてしまい
鼓膜の振動が阻害され
外の音が聞こえにくくなり

その結果、耳がキーンとするような
不快感が現れてしまうんですね。

そもそも風が吹く理由は
「気圧の高低差」があるため。

急激な気圧の変化が起こったときは
それだけ強風が吹きやすいわけです。

天候が悪くなると頭痛がする、みたいな
天気が原因とされる体調不良を
「気象病」と呼んでいますが

ランナーの耳がキーンとなる症状も
気象病のひとつに加えていいでしょう。

肝心な治し方についてですが
一般的な「耳抜き」と同じで

・ツバを飲み込む
・鼻をつまみ口を閉じた状態で息を吐く
・あくびをする

といった方法が効きますよ。

2番めの方法を
もう少し詳しく説明しましょう。

手で鼻をつまんで口をしっかり閉じます。

そして鼻から息を吐き出すつもりで
(実際は鼻はつまんでいるので出ませんが)

両方の耳に空気を送るようにします。

※強く息を送り込むと
鼓膜を痛めるので優しく行います。

個人的には3番めの
「あくび」が簡単でおすすめですね。

大きく口を開けて
あくびをする動作を真似てやると

耳に空気が通ったようになり
詰まった感覚が消えてしまいますので。

まとめ
ジョギングを風の強い日に行っても平気か
どんな対処をしたらいいか
最後にあらためてまとめておきましょう。

・視界が悪くなければ走っても平気!
・川沿いや海沿いは避ける
・コンタクトは飛ばされるし乾燥する
・目を守るにはサングラスが効果的
・耳が痛いのはアイスクリーム頭痛
・寒い風の日は「耳あて」をする
・耳がキーンとするのは気圧の変化

僕は河川敷にあるコースを
ジョギングすることが多いのですが

風が強い日は向かい風になって
非常に走り難いこともあります。

そんなときは一本道を外れて
住宅街の方へ入って風を避けて

帰り道にまた河川敷へと戻り
追い風に吹かれて楽に走れますよ。

こうすれば嫌な強い風も
味方に変えることができますね。

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20年間、毎日欠かさず5kmの距離をジョギングしています。
月間150km、年間1800kmを走破。
おかげで病気や肥満とは無縁で健康を維持中。
足のケガにも悩まされたことはありません。

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