ジョギングを始める方へ 5キロ痩せた僕が教える走りの秘訣

この記事は約10分で読めます。

ジョギングを20年以上も続けてきた僕が語れること

こんにちは、はじめまして。

『メリージョグ』にお越しいただき
ありがとうございます!

当ブログ管理人の「カタギリ」と申します。

このページでは簡単にではありますが
僕のジョギング歴を振り返ったり

どうしてこのブログを作るに至ったか
その理由についてお話していきます。

短くまとめるつもりが
ちょっと長くなってしまいましたが

最後までお付き合いいただけると
とてもうれしいです。

「走れない・走りたくない」のは、みんな一緒

このブログを訪れたということは
あなたはジョギング初心者ですよね?

僕は超能力者でも
心理カウンセラーでもありませんが

あなたが抱えている悩みや疑問は
こんなことではないでしょうか?

  • 走るのが辛い
  • 走ると足が痛い
  • 何分走ればいいの?
  • 何キロ走ればいいの?
  • いつどこを走ればいいの?
  • 正しい走り方が分からない
  • 走るのを見られたくない
  • ジョギングを続けているのに痩せない
  • シューズや時計はどれを選べばいい?
  • 病気のときは走っていいの?
  • 夏や冬はどうやって走る?
  • 走っている人はいつ何を食べている?

思い当たる悩みや疑問が
2つや3つ必ずあったと思いますが

これらは多くの人にとって共通であり
僕も通ってきた道です。

そんなジョギングにまつわる悩みごとの
解決法をまとめたのが
このブログ『メリージョグ』です。

あなたが抱える悩みに
関連しそうなカテゴリから
記事を探して読んでみてください。

解決に役立つヒントが
きっと見つかりますから。

……と、その前に

まずは僕の自己紹介と
ジョグ歴をお読みください。

それを読んでいただければ

「この人が言っていることは本当かも」

と信じてもらえると思いますので。

毎日30分走っているだけなのに……

ジョギングのおかげでお腹は「ぺったんこ」そして健康な体に!

つい先日、健康診断のため
総合病院を訪れた時のこと。

検査の流れで
僕のお腹に触れた若い看護師が

「おなかぺったんこ」

と小さな声で呟きました。

僕と同年代の人の「ぷにょっ」とした
柔らかい脂肪の感触に慣れているせいで

贅肉がなく腹筋が浮き上がった
お腹に不意を突かれたのかもしれません。

そのときは変に照れくさくて

「ええ、まあ……」

と曖昧な返事しかできなかったけれど
本当はこう言いたかった。

「毎日ジョギングしているから、
これくらい普通です」と。

ジョギングを習慣にしていると
ごく自然に痩せていきますし

続ければ続けるほどに
肥満体だった自分自身を想像するのが
どんどん難しくなっていきます。

40代になった今はさすがに無理ですが
体脂肪率は30代までは
「7~9%」をずっとキープ。

そして、もう若いとは言えない年齢ながら
病気とは無縁の生活を送っています。

40歳を過ぎると
それまで遠く霞んでいた成人病の数々や

それにメタボリックシンドロームが
いよいよ現実的な視野に入ってくるのは
避けられないことですよね?

しかし、健康診断では
何ひとつ悪いところは見つからず

血中コレステロールも
正常値の範囲内でした。

これがすべてジョギングのおかげとは
断言できないですが

もしジョギングを習慣としていなかったら
たぶん、ここまで自信をもって

「健康体」を誇れなかったのは
間違いないと言えます。

甘いノルマで走って、5キロの減量に成功!

ジョギングでダイエットに成功!

ひとがジョギングを始めるきっかけは
「ダイエットや健康」のためが
ほとんどではないでしょうか。

  • お腹が出てきた
  • 足が太くなってきた
  • 医者が病気になる可能性を指摘した
  • 若い頃に比べて体力が落ちてきた

あなたの「きっかけ」も
このどれかに当てはまりますよね?

僕がジョギングを始めたきっかけも
ご多分に漏れずダイエットのためでした。

ただ、始めた年齢はかなり早くて
まだ中学生、それも14歳の冬だったと
記憶しています。

ある理由から中学への登校を止め
登校拒否児となった僕は

『笑っていいとも!』が始まる頃に
ようやく目を覚まし

テレビとファミコンにどっぷり浸かり
朝方に眠りにつく生活を送っていました。

そのくせ食事は朝・昼・晩と、
しっかり食べていたのだから呆れます。

外に出ればクラスメイトに
出くわす可能性があるので
一切外出はしない。

身体を動かすのは
自室とトイレと風呂を行き来する時のみ。

そんな生活が続けば体重は増えていき
不健康になるのは火を見るより明らか。

鏡に映る自分の顔が日に日に
丸く肥えていくのが見て取れます。

体重計にこわごわ載ってみると
いくら成長期で身長が伸びているとはいえ
半年で5キロ以上も太っていました。

このままでは「まずい」と危機感を抱いて
ある日、街が寝静まる午前0時を過ぎに

ジャージに着替え
運動靴を履いて走り始めました。

これが僕にとっての
ジョギングの第一歩です。

時は90年代の始めで
インターネットの影も形も無かった時代。

今なら検索すれば一通りの
「ジョギングの基礎」を

家に居ながら知ることができますが
それはまだずっと先のこと。

だから走り方のフォームから
どれくらいの距離を走るのか?まで
すべて自分で決めるしかありません。

小さい頃から、外を走り回るより
家の中で遊ぶタイプだったので

ずっと体育の成績は悪く
学校のマラソン大会は大嫌い。

タイムもどんじりに近いくらい遅い。

そんな運動オンチが
いくら必要に迫られているとはいえ
毎日欠かさず走れるわけがありません。

だから

「2日に一度、それも20分間だけ走る」

という実に甘いノルマで
お茶を濁すことにしたわけです。

その頃を振り返ると
真冬の切れるように冷え込んだ夜を
いちばんに思い出します。

真冬の澄んだ空気の中
星がやけにくっきりと見えて

砂時計のような形をしたオリオン座や
名前の知らない星座の配置が
しっかり確認できます。

それを見上げながら田舎道を走っていると
夜空の片隅に一筋の流れ星が。

流れ星を見たのはこのときが初めてで
夜空を一瞬で横切っていく
スピードの速さに呆気にとられました。

ドラマやアニメでは夜空いっぱいに
長く尾を引いて流れていくシーンが
よく描かれますよね?

でも現実の流れ星は
そんなに悠長ではありません。

流れ星が消える前に願い事を唱えると
それが叶うと言われています。

でも、もし

「1ヶ月で10キロ痩せたい!」

とお願いしようとしても

いっかげ……

と、唱えたあたりで
流れ星はすでに消え去っているでしょう。

体感的には2秒の猶予しかありません。

みんなが常識と信じていることにも
ウソや誇張があるのだと
このとき初めて知った気がします。

そうやって呆然と流れ星を見送るだけで
願い事はできませんでしたが

寒さに耐えながら走り続けるうち
やがて自分自身の力だけで
5キロ以上の減量に成功していました。

ジョギングは辛いものだと誰が決めた?

非常識なジョギングのススメ

丸くなった顔が
以前のほっそりした顔に戻った後も
ジョギングの習慣は続きました。

その習慣は14歳の少年だった頃から
40歳を過ぎた今でも続いています。

(社会人になってからの約5年間は
ハードな肉体労働に就いていたので
中断を余儀なくされましたが)。

その中断期間を差し引いても
通算すれば20年は走り続けていますね。

なぜ走ることが嫌いだった僕が
三日坊主にならず継続できたのか

その理由はジョギングを
「始めた当初」にあったのではないか?
そう考えています。

もしも、ですが
たるんだ登校拒否児を更生させるために
「鬼コーチ」が颯爽と登場して

  • 毎日必ず走れ!
  • 最低1時間は走れ!
  • ウォーミングアップは手を抜くな!
  • クールダウンも手を抜くな!

そんな風に命令されスタートしていたら
天邪鬼な僕の性格のこと、反発して
絶対に3日と続いていなかったはず。

他人からの強制ではなく
あくまで自分にとって
楽に続けられるペースで走ったからこそ

ただのノルマでしか無かったジョギングが
いつしか「楽しい」と感じられるようになったのだと思います。

だいぶあとになって
ジョギング関係の書籍や
インターネットサイトはもちろん

そのほかに動画(YouTube)でも
基礎的なことを学びましたが

基本的には自己流で押し通している部分が未だにほとんど。

特にケガ予防に必要とされる
「ストレッチ」に関しては
不真面目で非常識なこと、この上ない。

それでも20年以上も続けているのに
大きなケガは一度も経験がなく
快適に走り続けています。

それがなによりの
「正しさの証明」といって
差し支えないのではと思うのです。

もちろん基礎を学ぶことは大切だし
それを否定するつもりはありません。

ただ、一般的に正しいとされている
「常識」をすべて取り入れて

その結果、3日や一週間たらずで
挫折してしまったら
元も子もないと思いませんか?

検索すればジョギング
あるいはランニングやマラソンの
「正しい走り方」について説くサイトは
無数に見つかるでしょう。

しかし、どのサイトも「いかに走るか」
というテクニカルな解説に終止していて

どうしたら「楽しんで走れるか?」
ということについては
真剣には語られていないと感じます。

そこで僕が実地で学んできた
(やや常識はずれかもしれない)
ジョギングにまつわる知識について

ブログを立ち上げて
一箇所にまとめることにしました。

「走る」という行為そのものは好きですが
他人との競争はからきし苦手なため

これまでフル・マラソンの大会はおろか
ハーフ・マラソンや10キロなどの
短距離の大会すら
一度も出場した経験がありません。

だから、もし
これからフル・マラソンを目指して
真剣に取り組んでいきたい方は

どこか別の専門的なサイトを訪ねて
ハードな練習を始めることを
心からお勧めします。

そうではなく、差し迫って

「痩せたい・健康体を取り戻したい」
ということを理由にスタートする方は

苦痛に耐えながら走る必要はないので
安心してください。

それについては
これまでの僕自身の経験が
なによりの証拠になるでしょう。

たとえ甘くてゆるいノルマであっても
一旦ジョギングの習慣さえ身につければ

「痩せた身体」も「健康」も
後からオマケのように付いてくると思って
間違いないと断言します。

ですから、このブログでは
ジョギング初心者に向けて

  • 初心者が無理なく走れる時間と頻度
  • 楽しく継続するコツ
  • 走りやすいコースの選び方
  • 足に負担がかからない走り方
  • ダイエット効果が出るまでの期間
  • 痩せるための効果的なジョギング方法

ということがすべて分かるように
できるだけ丁寧に優しくお話しています。

いかに速く走るか、ではなく
いかに無理なく走り続けるか
それをモットーにして。

【最後に】このブログのタイトルについて

常識的でもストイックでもない僕の流儀に
ふさわしいブログのタイトルはないか?
と探していたところ

偶然“メリー”という単語に
行き当たりました。

メリー(merry)には

「楽しい・愉快な・気持ちのよい」

などの意味があります。

ご存知のように
ここ数年は記録的な猛暑が続いて
毎年、最高気温を更新していきます。

そんな30℃を超える熱気の中を走ると
バケツの水をかぶったような大汗をかくし
熱にやられて頭がクラクラすることも…。

すれ違う通行人からは
「なにもこんな暑い日に走らなくても」
というクールな視線を感じます。

でも、走ってしまうんですよね。

いつもの時間に
お気に入りのコースを

心のなかで好きな歌をうたいながら

ときには「思い出し笑い」をしながら。

ですから今まで一日として暑さ
(または寒さ)を理由に

ジョギングをさぼったことはありません。
嘘偽りなく。

それはなにより僕にとってジョギングが
「楽しい趣味」であることの証です。

今日も憂鬱な気分で
シューズの靴紐を結ぶあなたでも

笑って気持ちよく走れる日が
必ずやって来ます。

今日はどこを走ろうかとウズウズする日が。

どこまでも走っていけそうなくらい
足取りが軽くなる日が。

そのための、ヒントになる部分が
このブログにはあると信じています。

タイトルとURLをコピーしました