早朝、昼間、夕方、深夜と
走る時間帯は人それぞれ。
なんとなく生活のペースに合わせて
ジョギングする時間を決めてしまいますが
年齢によって、性別によって
時間帯ごとに注意点があります。
ジョギングの目的も人それぞれですが
それを突き詰めていけば
健康のために走っているわけですよね?
しかし、走る時間帯によっては
事件や事故に遭う危険性に加えて
健康上のリスクが高まることも……。
特に気をつけるべき時間が
「早朝と深夜」という2つの時間帯です。
ジョギングを始めるにあたって
走る時間帯を何時に決めるかというのも
軽視してはいけないポイント。
そこで早朝と深夜には
どんなリスクがあるのか?
それを避けるためにはどうしたらいいか?
まとめていきましょう。
走る時間帯が「朝」か「夜」だとリスクが高くなるワケ
お仕事をされている方と
子育てや家事に追われている方。
どちらの方にとっても
昼間の「お日様がのぼっている」時間帯は
忙しくて走っている余裕など
まったくないですよね?
休日なら時間の余裕が多少はあっても
これが「平日」となると
自分だけの時間を作って
趣味や余暇に当てられるのは
「早朝か深夜」のどちらかになるハズ。
この早朝と深夜という時間帯は
秋から冬にかけては完全に
「日が昇る前」と「日が落ちた後」という
どちらも外が真っ暗の状態ですね。
春から夏にかけては早朝なら
ぼんやり明るいくらいの状態かと。
そんな中でジョギングをするのは
- 自動車に轢かれるなどの「事故」
- 女性は「犯罪」に遭う危険性
- 中高年や高齢者は心筋梗塞・脳梗塞
など、最悪の場合「死」を招く
リスクさえ高まります……。
僕自身がそうだったのですが
ジョギングを始めた当初というのは
妙に気恥ずかしいもの。
走る姿を近所の人はもちろん
他人にも絶対に見られたくないと
人目を避けるのを優先してしまいます。
そこで、ほとんどの人が寝静まる深夜か
まだ眠りについている早朝に
「隠れる」ように走るわけですね。
僕の場合、それが深夜でした。
早朝も深夜も人通りが少ないため
犯罪の発生率は必然的に高まり
道路は交通量がガクンと減って
スピードを出す自動車が増えるので
事故発生件数が増加するのは当然のこと。
そこをノコノコのんびりと
無防備にジョギングをしていたら
事件や事故に遭う確率が高くなります。
それにそのような人通りの少ない道を
ひとり黙々と走っている人がいたら
こちらにそんな意図が全くなくても
他人からは警戒されたり
不審者に見えてしまうことも……。
人通りの多いコースを走ろう!
そのような危険から身を守るためには
結論から言ってしまえば
「早朝や深夜には走るのを止める!」
これが最善で唯一の方法です。
でもこれってある意味「極論」ですよね。
そうしたいのはヤマヤマだけど
そうできない事情がある……
そういう人もきっと多いはず。
何事も100%は有り得ませんが
それでもリスクを減らすことは可能です。
もし女性が深夜に走りたい場合は
できるだけ時間帯を
浅い時間にずらすのは当然として
「人通りの多いコースを走る」という
根本的なリスク回避の方法があります。
もちろんこれは女性に限らず男性でも
あまり遅い時間にひと気のない場所を
ひとりで走っていれば
⇒思わぬ犯罪に巻き込まれる可能性
が少なからずあります。
男女問わず日没後は
閑散としていて街灯が少ない場所は避け
なるべく賑わって明るいコースを選んで
走るのがベストですね!
交通事故のリスクを減らすには?
もうひとつ恐いのが「交通事故」。
昨今は自動車の安全技術の向上で
発生件数が減っているとはいえ
自動車が行き交う早朝や夜間の路上を
うろちょろとジョギングしていれば
当然ながらリスクは高まります……。
いくら気をつけていても
男女年齢問わず避けられないのが事故。
この交通事故に遭うリスクを減らすには
- 着用するジョギングウェアの色の選択
- 携帯ライトや反射板などの安全グッズの所持
といった安全対策で
ある程度はカバーできます。
中高年以上の早朝ジョギングのリスク
そして、健康面のリスクとして
軽視できないのが「早朝のジョギング」。
中高年はともかくとして
高齢者になるほど早起きになる傾向があり
「朝起きたらすぐジョギングをする!」
という方も珍しくありません。
しかし、これは生命に関わるくらい
リスクを高める大変危険な行為です。
高齢の方がジョギング中に倒れて運ばれ
不幸にも亡くなる痛ましいニュース報道を
たまに目にしないでしょうか?
朝は血圧が高いのが原因であり
そんな状態でジョギングをすれば
などを起こす危険性が
必然的に高まるからなんですね。
ですから、中高年~高齢者は
起き抜けのジョギングはやめて
朝食後の午前中か、昼食後の午後
などの血圧が安定している
時間帯を選ぶようにしましょう。
最後に
過去の僕自身がそうであったように
若いときほど怖いもの知らずで
まさか自分が事故や犯罪に遭うなど
想像すらしないでしょう。
ジョギングは基本的にひとりで
人影がない郊外を時間帯を気にせず
走るのが当たり前。
しかし、よく考えれば危険な行為に
自ら頭を突っ込んでいるといっても
言い過ぎではないと思います。
誰もいない田舎道で発作を起こし倒れても
救急車を呼んでくれる人はいません。
交通量の少ない車道でひき逃げをされたら
すぐには発見されませんし
犯人は捕まらないままかもしれません。
人通りが途絶えた住宅街を走っていて
不審者に襲われたとしても
いくら大声を出そうが
助けを呼ぶことはできません。
自分を守れるのは自分自身であり
自衛手段としてまずは知識が必要です。
走る時間帯によって
どんな注意点があり
どんな対策方法があるのか
くわしく以下の記事にまとめていますので
ぜひ読んでみてくださいね!