肌をジリジリと焼く太陽光線。
夏にジョギングしていると
あっという間に肌は真っ黒に……。
日焼けしたくないからと
夏だけは走るのを控える女性が
たくさんいらっしゃるハズ。
「日焼け止めを使えば防げるけど
ベタベタするから塗りたくない……」
そんな人のために日焼け止めに頼らず
紫外線の多い夏でも日焼け知らずで
ジョギングする方法をご紹介しますね。
●ジョギングで日焼けしたくない人の選択肢は2つ!
太陽が容赦なく照りつけて
熱中症患者が続出する猛暑の夏でも
日焼けしないで白い肌のまま
ジョギングする方法がコチラ。
■日焼けを防いで走る方法
・早朝か夕方に走る
・アーケードや木陰を走る
逆にまったくオススメできない
ありがちな2つの誤解がこちら。
■オススメできないダメな方法
・帽子をかぶる
・トンネルを走る
では、ここから具体的に
どうすれば日焼けが防げるのか?
また、おすすめ出来ないダメな方法は
具体的にどこがダメなのか?
くわしく解説していきましょう。
●早朝か夕方にジョギングしよう
まず、こちらの気象庁が発表している
「晴天時UVインデックスの
時別累年平均値グラフ」
をご覧ください。
※画像引用
https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/link_uvindex_norm_hour.html
※東京の8月のデータです。
UVインデックスとはUV指数のことで
紫外線の強さを指標化したもの。
色が濃いほど紫外線が強く
日焼けをしやすい時間帯で
色が薄いほど紫外線が弱く
日焼けをしにくい時間帯になります。
このグラフから読み取れるように
・早朝(~午前6時台まで)
・夕方(午後6時以降~)
この両時間帯ならば
ほぼ紫外線量はゼロに近いため
日焼けを気にしないでジョギング可能。
実際、僕は太陽が沈んでもまだ明るい
午後7時前からジョギングをスタートし
完全にあたりが暗くなる頃に帰宅しますが
まったく日焼けはしません。
ですから、毎日30分ジョギングしても
真夏でも肌は「白いまま」です。
というか屋外で一年中走っているわりに
肌はずっと白いので運動習慣があるように
まったく見えないのが逆に悩み……。
●アーケードや木陰をジョギングしよう
日焼けしたくないけれど
早朝や夕方から夜にかけては
スケジュール的にジョギングできない!
そういう人もたくさんいるでしょう。
そんな方にはジョギングするコースを
工夫してみてはいかがでしょうか?
日焼けをしたくないなら
太陽光線を遮る何かがあればいいわけで
自宅近くにこんな場所ありませんか?
・アーケード(屋根がついた商店街)
・木陰(公園内のコースや森林)
・高架下(高架になった道路の下)
■アーケード
いろんな商店が軒を連ねた通りで
買い物客が濡れないように
屋根が付けられた◯◯商店街。
こういう屋根の下なら
どんなに日光が差しても大丈夫。
さすがに買い物客がごったがえす
午後3~5時くらいはムリですが
それ以外の時間だったら
ジョギングしても迷惑になりません。
僕の家の近くの商店街は
「シャッター街」になっているので
そういう場所だと好都合ですね。
■木陰
大きく枝を伸ばした広葉樹が
道路の上まで覆っているようなコース。
木陰に入るとひんやりするくらい
日差しを遮ってくれるので
夏に走るならピッタリです。
■高架下
かなり場所は限られてしまいますが
近所にこんな場所があれば最高です。
それが高速道路や鉄道の高架。
こういった高架下に
道路や鉄道に沿うように
道路が作られていたら好都合。
高く架けられた道路や鉄道が
屋根代わりになって太陽を遮るので
一切、日焼けしないで
快適にジョギングが可能ですよ。
高架の距離が短い場合は
何度も往復して走ればOKです。
●「帽子」では日焼けを防げないワケ
帽子(スポーツキャップ)さえかぶれば
顔の日焼けは防げると思ってませんか?
でもそれは大きな勘違い!
紫外線は上空からまっすぐに
顔に照射するだけではなく
地面で反射した紫外線が
下から照射する分もあるんですよ。
冬に雪山でスキーをすると
意外なほど顔の肌が焼けてしまうのも
冬だから弱いはずの紫外線が
雪で強く反射するからなんですね。
紫外線の反射率は
※引用
新雪・・・80%
アスファルト・・・10%
砂浜・・・10~25%
水面・・・10~20%
草地や土・・・10%以下
※引用
出典:地表面の反射と紫外線(気象庁)
https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/3-76uvindex_mini.html
このように雪ほどではないにしろ
アスファルトも確実に反射します。
ですから帽子のつばで
顔は影になっていても
日焼けをしてしまうわけなんですね。
芝生が張られた公園であるとか
土のグラウンドなどは反射が弱く
ジョギングには適しています。
ただ、それでもゼロではありませんから
帽子だけでは安心できませんね。
●「トンネル」はオススメできないワケ
太陽の光が届かなくて
走れる道路がある場所といえば
「トンネル」があります。
トンネルを紫外線を避けるために
何度も往復するというのは一見すると
素晴らしいアイデアに思えますよね?
……しかし、これはNG!
トンネル内はいくら紫外線的には
100%「安全地帯」であっても
排気ガスによる空気の汚れを吸うので
気管支に悪影響を及ぼすのは確実です。
ですから、絶対にやめましょう。
トンネルの健康被害について
くわしくは別記事にまとめています。
※トンネルの記事へリンク
まとめ
ジョギングで日焼けしたくない場合
「おすすめの対策」と「ダメな対策」を
あらためてふりかえってみましょう。
・早朝か夕方の紫外線の少ない時間に走る
・太陽を遮るアーケードや木陰を走る
・帽子では照り返しを防げない
・トンネルは空気が悪いのでダメ
ジョギングしている人って
年中、小麦色の肌をしていて
一見すると健康的に見えます。
でも実際は肌にはダメージですから
なるべく太陽は避けるべきですね。
僕は20年以上毎日走っていますが
ほぼ日没後に走っているので
年齢の割にはシミやそばかすが少なく
肌への悪影響を感じたことがありません。
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