ランニングウォッチの寿命は短い?4年使用して分かった事実

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ジョギングを長く続けていると
「走った距離」・「タイム」などを
正確に測りたくなりますよね?

スマホのアプリで測っていた人も
それでは物足りなくなってきて……。

そうするとランニングウォッチの購入を
真剣に考え始めるのでは?

しかし、そこで気になるのが
ランニングウォッチの寿命のこと。

「値段が高いからすぐに壊れたら困る」

「単純な時計と違ってGPS内臓だから
衝撃に弱く簡単に壊れてしまいそう……」

「もし極端に寿命が短いとしたら
買うのはちょっと抵抗があるなあ……」

そんなランニングウォッチの購入に
二の足を踏んでいる方のために

これまで4年間の使用経験がある僕が
実際の寿命はどれくらいなのか?
耐久性能についてまとめていきましょう。

●ランニングウォッチの寿命は短い?長い?

僕がランニングウォッチを購入したのは
2014年の5月末のことでした。

そして2018年現在
(この記事の執筆時点)で
4年間使用し続けていますが

ランニングウォッチ本体の故障はなく
まったく支障なく使用できています。

僕が使用している機種と
使用状況は以下のとおりです。

■使用機種
GARMINの「ForeAthlete 10J」
(当時の購入価格は1万3000円ほど)

■僕の使用状況
・毎日5kmのジョギング(30分間)
・1ヶ月トータルで15時間半の使用
・雨天時にも使用
・ジョギングの使用以外では電源OFF

使用している機種はGARMINのなかでも
もっとも初心者向けのシンプルなもの。

グレード的には最下位機種であり
当然いちばん安い価格帯の商品。
(現在は9,800円で販売されています)

ですから、いわゆる「安物」の部類であり
耐久性に関しては期待するほうが
おかしいというレベルの商品です。

それなのにここまで

・時刻の表示
・GPSの捕捉
・距離や時間やスピードの計測
・パソコンと連携したデータ管理

といった基本機能は
購入当初とまったく変わらず
不満なく「使用可能」の状態です。

特別に大切に扱っているとか
そういった意識はなく

屋外でアスファルトの路上に
また、屋内でフローリングの床に

「ぼとっ」と落としてしまうことも
これまで(数回は)確実にありました。

ですから寿命が短いとは言い難く
むしろ「長生きでタフ」という
良い印象しかありません。

……ただし
「2つの点」を除いては、ですが。

そのひとつというのが
ランニングウォッチの「ベルト」部分。

手首に巻き付けて固定するベルトですね。

本体から突き出た上下のベルトが
根元からブッツリと切れてしまい

現在はというと
「足が切れてしまったタコ」のように
時計の本体部分のみの状態です。

※そんなベルトが無い状態なので
手首に巻くことができませんから
ポケットに入れて使用しています。

もうひとつがバッテリーの持ち時間の
大幅な「短縮」について。

GARMINの公式サイトのスペック表には
稼働時間が約5時間となっていますが
現在では約1時間半まで落ちています。

ではここから、その寿命というより
機能を損なわない程度の「劣化」について
くわしく説明していきますね。

●ランニングウォッチのベルトの寿命が短い原因

ランニングウォッチのベルトが
上下とも切れてしまったので
いまは手腕に巻き付けて使用できません。

ですので、仕方なく
ジョギングウェアのポケットに入れて
使用を続けている状態です。

こんな風にベルトが切れてしまった経緯は
以下のとおりです。

■使用開始から2年目
片方のベルトに亀裂が入ってしまう。

ベルトと同じ色の絶縁テープで
亀裂をカバーするためグルグル巻きにし
ガッチリと固定する。

■使用開始から3年目
もう片方のベルトにも亀裂が入る。

こちらも同様に絶縁テープで固定するが
両方のベルト共に耐えきれなくなり
ついに完全に切断してしまう。

こうして今ではベルト無し状態ですが
ユーザーレビューを読んでみると

ランニングウォッチのベルトは
使用を続けるうちに劣化していくもので
耐久性に不満がある声が多いですね。

メーカー側もそれを承知の上か
別売りのアクセサリ商品として
「ベルト交換キット」を用意しています。

僕もベルトが切れてすぐに
替えのベルトの購入を考えましたが

価格が3,600円もするので
購入を見合わすことにしました。

※現在のForeAthlete 10Jの本体価格の
約3分の1という価格設定ですので。

普段、仕事やお出かけに使う腕時計は
滅多なことではベルトが切れませんが

ジョギングでは腕を大きく前後に振り
ランニングウォッチがそれに合わせて

「ユッサユッサ」と始終揺れるため
ベルトに大きく負担がかかってしまう……

これがベルトが切れやすい原因でしょう。

また、時計本体の重量を軽くするために
ベルトの厚みや材質に制限がある点も
切れやすい原因になっていると思います。

●ランニングウォッチのバッテリー持続時間が短くなる原因

ランニングウォッチのバッテリーは
スマホと同じようにUSBでの充電式です。

ForeAthlete 10Jの仕様表には
約5時間バッテリーが持つと書かれており
購入当初は確かにその通りでした。

その証拠にランニングウォッチを
買った当初は「10日に一度」くらいしか
充電作業をしていなかった気がします。

■僕のランニングウォッチの使用状況
・1日30分間
・1週間で3.5時間
・1ヶ月で15.5時間

計算をしてみると
毎日30分間だけ使用する場合なら

1ヶ月に「3回」充電すれば
バッテリー切れを起こさないハズ。

それが4年間使った現在では
3日間使うと走っている途中で
バッテリー切れを知らせる警告が表示。

つまり満充電しても
1.5時間でバッテリー切れになります。

僕のように気ままなジョギングにしか
ランニングウォッチを使わない人には
まったく問題がありませんが

フルマラソンに出場する人にとっては
このバッテリー時間では用を為しません。

オリンピック金メダリストが
2時間数分で走り抜けたとしても
その前にバッテリーが切れてしまいます。

このバッテリーの劣化は
どんな上位機種でも等しく起こることで
仕方がないといえばそれまでですし

スマホでも長く使っていれば
同じように短くなりますよね?

もちろん、上位機種ほど
バッテリー容量が大きいために劣化しても
比較すれば持ち時間は長いでしょうから

もしマラソン大会出場を念頭に
ランニングウォッチを購入される場合は

・上位機種の購入の検討
・バッテリー持続時間の確認

そういった点を考慮して
機種を比較することをお勧めします。

まとめ

ランニングウォッチの寿命について
僕自身が4年間使用してきたうえで
確かな実感として分かったのは

・ランニングウォッチの寿命は長い
・4年以上使うことも可能
・ベルトは2~3年で切れる可能性がある
・バッテリーは年々劣化する

もちろん機種によって差があったり
同じ機種でも個体差があるでしょう。

ここでご紹介した内容は
あくまで僕個人の一例に過ぎません。

でも常識的に考えてランニングウォッチは
ファッション目的の腕時計よりも

「ハードな環境」で使われることを想定し
頑丈に設計されているものです。

「寿命が短いかも…」などと不安がらず
安心して購入して大丈夫ですよ。

ベルトに関しては時計本体よりも
まず絶対に先にへたってしまいますが

そのときは「替えベルト」という
選択肢もありますから。

ただ、僕自身は今のところ
替えベルトを購入するくらいなら
現在の機種よりも上位機種を
思い切って購入したい気分でいます。

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20年間、毎日欠かさず5kmの距離をジョギングしています。
月間150km、年間1800kmを走破。
おかげで病気や肥満とは無縁で健康を維持中。
足のケガにも悩まされたことはありません。

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