ジョギングのデメリットは7つ!寿命が短くなるってホント?

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ジョギングの7つのデメリット

東京の皇居のまわりは
色とりどりのウェアに身を包んだランナーで
いつもごった返しています。

気付けば家の近くの公園も
ジョギングをする人でいっぱい。

有名なマラソン大会ともなると
最近は抽選に当たらない限り
出場できないと聞くし……。

そんなにみんなが夢中になるものなら
このブームに乗っかり、ダイエットも兼ねて
自分も始めてみようと思うけど

「ジョギングって、良いことばかりなのかな?」

「逆にデメリットだって、あるんじゃないの?」

そんな疑り深い眼差しを向けてしまう人のために
ジョギングのデメリットをすべて集めてみました。

あらためて数え上げてみると
「こんなにあったのか!」とちょっとビックリです。

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ジョギングの7つのデメリット

テレビや雑誌では爽やかなイメージとともに
ジョギングのメリットしか、まず紹介しませんよね。

走れば痩せる
走ればキレイになる
走れば健康的になる、走れば……etc

しかし、世の中の物事には必ず二面性があって
表と裏、光と影があるのが常識です。

健康イメージで塗り固められたジョギングだって
けっして例外ではなくて
気になるデメリットが7つもあるんですよ。

  1. ダイエット効果が出るまで時間がかかる
  2. 脚への負担が大きい
  3. 道具を揃えるのにお金がかかる
  4. 走り過ぎると老化を早めたり寿命を縮める
  5. 日焼けをしたり紫外線を多く浴びる
  6. 排気ガスを吸い込んでしまう
  7. 交通事故や痴漢などの被害に遭う危険性

こうして子細にひとつひとつ確認していくと
ジョギングを毎日楽しく続けている僕でさえ
走るのを少し控えようかな、と思うくらい……。

でも、よくよく考えると、
どれも工夫すれば避けられるものばかり。

そのあたりの詳しいことを
ひとつずつ分けて解説していきましょう。

【デメリット1.】ダイエット効果が出るまで時間がかかる

ジョギングは痩せるまで 「時間」がかかる

ジョギングを始める方の目的のほとんどが
ダイエット効果を期待してだと思います。

しかし、ジョギングを始めても内臓についた体脂肪や
お腹や脚などのプルプルとたるんだ脂肪が落ちて

「体重が減った!」

と実感できるまではかなり時間がかかります。

実際なかなか結果が出ず、シビレを切らし
ついにはジョギングの辛さに心が折れてしまい
挫折する人も珍しくありません。

【対策方法】他のダイエット方法と比較してみる

ジョギングでダイエットするには
たしかに時間はかかります。

しかし続けていけば確実に体脂肪が燃焼して
痩せていくのは確実ですし

ダイエット運動のなかでは
それほど効率が悪い部類ではありません。

その証拠に他のダイエット方法
たとえば「ウォーキング」と比べれば

一回の消費カロリーは比較にならないほど多いので
運動ダイエットの中でジョギングは優れています。

関連記事

ジョギングとウォーキングの
消費カロリーを比較した記事がこちら。

⇒ジョギングとウォーキングの消費カロリーは
こんなに差があったなんて…… 

運動してもなかなか痩せないというのは
何もジョギングだけのデメリットではなく

あらゆる運動系ダイエットに言えることなんですよ。

そう納得すれば
続けるモチベーションになるかと。

【デメリット2.】脚への負担が大きい

ジョギングを続けると脚を「ケガ」する

ジョギングはアスファルトの硬い路面を走るため
脚(膝や足首など)に強い負担がかかります。

最初は痛みが出る程度ですが
これを放置して、我慢しながら走っていると
通院が必要なケガにまで悪化する場合があります。

特に体重が重い人ほど膝を故障しやすいですね。
(痩せる目的で走る人はその危険性が高いです)

【対策方法】走る距離や頻度をセーブする

こうして脚を故障してしまう人というのは
自己流で無茶に走ってしまうタイプの人だけです。

僕はもともと慎重な性格だったため
ジョギングを始めた当初から

適度な時間(20分間)を2日に1回だけ走る

という目標を立てて、それを守っていたので
ほとんど脚の痛みや故障とは無縁でした。

自分の脚と相談しながら
痛みの出ない距離や頻度を見つけて

無理をしないで走りさえすれば
このデメリットとはまったく無関係でいられますよ。

【デメリット3.】道具を揃えるのにお金がかかる

ジョギングを始めるには「お金」が必要

ゴルフや釣りなどの趣味と違って
始めるにあたり必要な道具の点数が少ないのが
ジョギングのメリット!

ただ最低限、ジョギングウェアとシューズは必要。

これら一式をいざ揃えるとなると
だいたい3万円ほどの出費になるでしょう。

■出費の内訳

  • ジョギングウェア上下=2万円
  • ジョギングシューズ=1万円

このセットを買い揃えたら準備完了とはいかず

春夏秋冬、それぞれの季節ごとに
ジョギングウェアを衣替えする必要があります。

春用・夏用・秋用・冬用と4パターンが必要であり
これに加えて天候や寒暖の防御に防寒具や帽子など
オプション的な装備も必要になってきます。

【対策方法】ジョギングウェアは家にあるもので代用する

そんなにお金は出せない
いつまで続けるか分からないのに
そこまでお金を使いたくないという方は

ジョギングシューズだけ買い
ジョギングウェアはクロゼットで眠っている
学生時代のジャージの上下で代用する

という妥協案はいかがでしょうか?

夏用の半袖ウェアならば
お手持ちのTシャツや短パンで代用可能です。

こうすれはスタート当初の出費は
ジョギングシューズ代の約1万円で済むでしょう。

もっとおしゃれなウェアが欲しい
もっと高性能なシューズが欲しいとなったら
それはそのとき買えばいいことです。

関連記事

ジョギングシューズの選び方の注意点は
こちらの記事で解説しています。

⇒初心者に高いシューズは必要ないワケとは? 

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【デメリット4.】走り過ぎると老化を早めたり寿命を縮める

ジョギングし過ぎると「寿命」が縮んでしまう

ジョギングをすると体内に「活性酸素」が
多く発生してしまうと言われています。

この活性酸素を簡単に説明しますと

体内に取り込んだ酸素のうち
「約2%」が活性酸素になる。

本来はウイルスや細菌を
退治してくれる役目だが
過剰に増えてしまうと

健康な細胞にまでダメージを与え
体の細胞を「酸化=老化」させる。

つまり活性酸素が多くなりすぎると
体の老化を早めてしまうわけですね。

ジョギングは平静状態に比べて
多くの酸素を呼吸によって取り込んでしまい
その結果、活性酸素を増やす一因となります。

もうひとつの「寿命を縮める」デメリットには
心拍数(心臓が拍動する回数)が関わってきます。

人間が平均的にドクン……ドクン……と
生涯で心臓が拍動する心拍数は
トータルで「20億回~23億回」。

この回数を心臓がすべて打ってしまうと
その人の寿命はそこで尽きてしまう…………

そう考えられているため
ジョギングのような心拍数を上げる運動をすると

運動を何もしていない平静状態と比べて
心拍数が多くカウントされてしまうことにより
寿命が短くなるのは避けられないそうです。

【対策方法】速く走らず、ゆっくりマイペースを守る

身体を老化させる活性酸素を増やす原因と
寿命を削る心臓の心拍数を増やす原因は
どちらも「激しい運動」にあります。

激しい運動とはつまるところ
はあ、はあ…と呼吸が苦しくなる運動ですね。

呼吸が苦しいということは酸素を多く取り込んで
心臓がドキドキと早鐘のように打つ状態のこと。

つまり、これらのリスクを避けるならば
息が上がるほどの高負荷をかけたジョギングは止め

呼吸が平常時と変わらないくらいの
ゆっくりマイペースで走ればいいんですよ!

【デメリット5.】日焼けをしたり紫外線を多く浴びる

長時間のジョギングは「紫外線」を大量に浴びる

ジョギングはジムのランニングマシンではなく
基本的に直射日光が射す戸外を走るもの。

すると避けられないのが
日焼けをして肌が黒くなってしまうこと
それに有害な紫外線を長時間浴びてしまうこと。

日焼けはシミやそばかすの原因に

紫外線は皮膚ガンや白内障だけではなく
先ほど触れた活性酸素の発生原因にもなるんです。

【対策方法】日焼け止めを塗る&日中は走らない

日焼けや紫外線を浴びるというデメリットは
どなたでも想像がつくように簡単に対策が可能です。

日焼けが気になる真夏に走る場合は
日焼け止めクリームをしっかり塗ったり

帽子(スポーツキャップ)をかぶって
日差しをさえぎりましょう。

そしてできれば強い紫外線が降り注ぐ
太陽が顔を見せている時間に走るのは避けて
まだ日が昇る前か、日が落ちたあとに走ればOKです!

【デメリット6.】排気ガスを吸い込んでしまう

道路をジョギングすると「排気ガス」を吸ってしまう

自動車がバンバン通行する道路をジョギングし
しかも呼吸が平常時より荒くなっているので
排気ガスを含んだ空気を多く吸い込んでしまう……。

これもジョギングにとって
どうしても避けられないデメリットのひとつです。

排気ガスの人体への悪影響は主に
窒素化合物による

  • 肺気腫
  • 気管支炎

だと言われています。

僕もこの影響は走るたびに気になっていて
早く電気自動車などのエコカーが普及しないかと
ただただ首を長くして待つばかりです。

【対策方法】自動車が通らないコースを探す

排気ガスを排出するのは自動車ですよね。

だとすれば、なるべく自動車が通らない道を選んで
そこを走ればまったく問題はありません。

ようはいかにそうした空気がきれいなコースを
自宅近くに見つけるかですが

東京や大阪など大都市なら「大きな公園」
地方都市なら交通量が少ない「農道」や
「河川敷」などのコースがいいと思いますよ。

とはいえ、すぐには見つからないと思いますので
じっくり時間をかけて探してみてください。

関連記事

快適なジョギングコースの選び方は
こちらの記事でくわしく解説しています。

⇒体に負担がかからない
ジョギングコースの5つの条件とは? 

【デメリット7.】交通事故や痴漢などの被害に遭う危険性

ジョギング中に「交通事故・痴漢」に遭う

紫外線を避けて日没後の夜間に走ったり
自動車を避けて郊外を走ったりすると
女性の場合は痴漢被害に遭う可能性が出てきます。

また、いくら自動車が少ないコースを選んでも
どこかで車が行き交う道を通ってしまうでしょう。

そうすると、少なからずリスクがあるのが
自動車に轢かれるという交通事故の危険性です。

実際、僕はジョギング歴20年のなかで
一度だけ自動車に衝突する事故にあいました。

これらもジョギングにとっては
切っても切り離せないデメリットのひとつ。

しかもその被害は即、命にかかわる重大なものです。

【対策方法】夜間でも人が多いコースを灯りを持って走る

痴漢被害も交通事故に遭うのも両方とも
夜間に走ることでリスクが高くなりますよね?

それは人通りが少なくなることと
日が落ちて辺りが暗くなり
見通しが悪くなることが原因。

もし女性の方で、夜間にしか走れない場合は
ジョギングする人が夜でも多くいる公園や
駅前などの人通りが多い場所を選びましょう。

そして、自動車事故を避けるために
何かしらライトのような灯りを身につけて走ります。

これは夜間に走る場合は絶対必須なグッズですよ。

関連記事

ジョギング用ライトの選び方は
こちらをご覧ください。

⇒事故に遭った経験がある管理人が厳選!
ジョギングで使うライトの正しい選び方 

まとめ

ジョギングのデメリットを
ぎゅっと凝縮してまとめると

  • すぐに痩せる即効性はないこと
  • 走ることで身体に負担がかかること
  • お金がかかること
  • 事故や犯罪に遭うリスクがあること

こんな感じでしょうか。

補足をしておくと
活性酸素の害や心臓の心拍数で寿命が決まる説は

あくまでひとつの仮説であって
確かな定説ではありません。

もちろん、だからといって
すべて無視していいわけではありませんが
僕自身はそれほど気にしないというスタンスです。

これまで僕は20年以上もジョギングしていますが
何も運動をしていない同年代の男性よりは
ずっと健康だと自信を持って言えますし

自分で言うのもなんですが
年齢より若く見られることがあります。

寿命が縮まる懸念については
今どうこういっても真実は誰も分からないので
とりあえず棚上げしておけばいいかと。

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20年間、毎日欠かさず5kmの距離をジョギングしています。
月間150km、年間1800kmを走破。
おかげで病気や肥満とは無縁で健康を維持中。
足のケガにも悩まされたことはありません。

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