がんばってジョギングしている途中
「信号待ち」するのは嫌ですよね?
横断歩道をマジメに渡ろうとすれば
毅然と立ちふさがるのが信号という存在。
無視するわけにもいかず
赤信号に変わったら仕方なく止まりますが
「信号で立ち止まるとジョギングの
ダイエット効果が落ちてしまうのでは?」
という疑いを持っていると
信号が黄色で点滅しているときに
無理に渡ろうとしがち……。
でも、これって、すごく危険な行為です。
はたして本当に信号待ちすると
ダイエット的にはマイナスになるのか
気になるところを検証していきます。
ジョギングで信号待ちするとダイエット効果がマイナスに?
大都市はもちろんですが
僕が住んでいるような地方都市でも
一歩外に出れば信号があちこちに……。
ジョギング中に信号をすべて避けて
「信号なしルート」で走るのはムリです。
一回や二回は立ち止まることになりますが
実はそれって気にする必要はありません!
なぜなら、信号で立ち止まっても
痩せる効果に悪影響はないからです!
ただ、多少は「デメリット」はあるんですね。
- 上がった心拍数が低下してしまう
- 立ち止まると再スタートが辛くなる
- 時間をロスする
- 体が冷える(冬場)
とはいえ、この4つのデメリットも
それほど気にする必要はありません。
(※ほんの些細なことですから)
どうしてそうなのか?
その理由をこれから見ていきましょう!
「20分以上続けないと脂肪が燃焼しない」は誤解
ジョギング中に信号待ちするのを
極端に気にする方というのは、たぶん
“有酸素運動は20分以上続けないと
脂肪が燃焼しない=体重が落ちない”
という、この通説をご存じだからですね。
有酸素運動の一種であるジョギングも
そこで「20分」が途切れてしまうから
せっかくのダイエット効果も
リセットされてしまうのでは?
そう思い込んでいるのだと思います。
運動開始直後は「糖質」が消費され
「脂肪」が燃焼するのは
運動開始から20分が経過してから。
だから、20分以上続けないと
「脂肪が燃えない=ダイエット効果なし」
と、信じられている説。
たしかにこの説は
今でも一般的であり常識とされてますが
現在は検証結果から
まったくの「誤り」だと分かっています。
走り出してすぐに糖質と一緒に
脂肪も燃焼することが分かっていますので
ジョギングを継続する時間よりも
走ったトータル時間が重要なんです。
ですから
10分走って信号で1~2分立ち止まり
また再スタートして10分走ったとしても
20分連続で走った場合と比べて
脂肪燃焼効果は変わらないわけです。
というわけで信号で立ち止まるのは
まったく問題ありません!
本音を言えば僕も信号で止まるのはイヤです。
でもちゃんと守らないと交通事故に遭いますよ。
ただ、ちゃんと守っても運が悪いと……。
信号で立ち止まるデメリットを検証
ジョギング中に信号待ちするのは
ダイエット効果には支障がありませんが
いくつかデメリットはあります。
ジョギング(有酸素運動)で
脂肪を効率的に燃焼させるには
心拍数(心臓が拍動する回数)を上げて
それを保つ必要があります。
最大心拍数の65%以下です。
しかし信号待ちをすると
上がった心拍数が一旦下がってしまいます。
そこで再び心拍数を上げるための時間が
必要になってしまうため
「時間的なロス」が出てしまうんですね。
また、立ち止まってしまうと
再び走り出すときにはパワーが必要ですし
一定のペースで進んでいたとしても
信号でペースダウンしてしまいます。
冬場は信号待ち中に体が冷えるのも
大きなデメリットの一つですね。
ただ、これらのデメリットも
「ある対策」をとれば怖くありません!
その対策については次の項目にて。
ジョギングで信号待ちの最中は「足踏み」を!
こうしてデメリットを数えていくと
やはり信号は避けて(迂回して)
ジョギングするのがベストになります。
しかし、走る場所の選択肢が少ない場合
信号を避けられないかもしれません。
その場合は、信号待ちのときに
ぼんやりと立ち止まっているのではなく
「足踏み」をしながら待つといいですよ。
やり方は、いたって単純で
ただ両脚を交互に持ち上げて
前に進まないジョグをすればいいだけ。
こうして足踏みをしていれば
心拍数の低下を最小限に抑えられますし
体が冷えてしまうのも防げます。
他に信号待ちをしている人がいると
「せっかちな人だなあ」と
冷めた視線で見られるかもしれませんが
パフォーマンスを上げるには我慢、我慢。
足踏みに加えて屈伸や
ジャンプも織り交ぜるとなお良いですね。
(その分、周りの注目を集めますが……)
まとめ
走っている時に赤信号で立ち止まるのは
どうジョギングに影響するのか
あらためておさらいしましょう。
- 信号待ちはダイエットには影響しない
- 時間のロスなどのデメリットはある
- 「足踏み」をすればカバーできる
ダイエットのために嫌々走っている人は
神経質になっているかもしれませんが
そんなに信号を憎まないでください。
ただ、僕も信号で待つのは嫌いですよ。
一旦立ち止まってしまうと
再び走り出す時に凄くパワーが要るので
それが嫌なんですよね……。
たまたまなのか、運が悪いのか
ちょうど横断歩道に差し掛かる直前に
青信号が点滅し、赤に変わってしまうので
しょっちゅう信号待ちをする羽目に……。
だから、いつもは信号のないコースを
意識的に選んで走りますが
たまには「信号あり」コースも走ります。
そんなときは、先ほどご紹介したように
足踏みを欠かさず実践しています。
周りの目はもう気になりません。
足だけじゃなく腕もガンガン振って
エンジンを止めず、青信号に変わったら
すぐに走り出せるよう準備しましょう!
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