ジョギングする場所の選び方。爽快&安全に走れる5つの条件

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ジョギングをしたいけど
近くに適した場所がない!

東京なら「皇居」のまわり
大阪なら「大阪城公園」のまわり

そんな有名コースがあるような大都市なら
すぐにいくらでも見つかるかもしれませんが
地方都市には走れる場所が少ないんですよね。

それに人口の少ない市町村だと
整備された大きな公園もないため
ジョギング難民が多くいらっしゃるはず……。

そんな、家の近くに大きな公園がない!
川の土手や海辺にそった平坦なコースもない!
という方のために
ジョギングするには、どんな場所を選べばいいか
コースを探す際のチェックポイントをまとめました!

僕が大事にするのは「爽快」に走れて
身の危険がなく「安全」に走れるか?ですよ。

ジョギングに向いた場所の選び方!チェック項目は5つ!

ジョギングは道具がほとんど要らないスポーツですが
走るための「場所」だけは絶対に確保しないといけません。

その場所というのも、どこでもいいわけではなく
安全面や健康面から適・不適があります。

でも、ジョギングをこれから始める方には
その判断基準が分からないですよね?

そこで、ジョグ歴20年の僕が
ジョギングに向いた場所のチェック項目を
シンプルにまとめました。それがこちら!

1. 自動車の往来が少ない道路
2. 信号が(できるだけ)少ないルート
3. 夜でも街灯が多く明るいコース(※女性は特に)
4. 途中に公衆トイレがあるコース(※女性は特に)
5. 途中に水が飲める所があるコース

こうして並べてみると
当たり前といえば当たり前のことなんですが
どういう理由からなのか
ここからくわしくご紹介していきますね。

1.自動車の往来が少ない道路

ジョギングする理想的な場所といえば
「歩行者専用道路(歩道)」ですよね。

でも地方都市ですと、家の周りには
自動車の走行をメインとした
いわゆる「車道」が
えんえんと続いていることが多いです。

二車線道路の両脇に白線が引かれているだけで
歩行者やジョガーが通行できるのはそこだけ。

段差やガードレールといった
自動車から守ってくれるものが無い道のことです。

そんな場所にお住いの方は否が応でも
白線の内側のわずかなスペースを
猛スピードで往来する自動車にあおられながら
肩身狭く走るしかありません……。

事故に遭う危険性もそうですが
それ以上に「排気ガス」による健康被害が心配です。

歩行時の数倍の空気を吸い込むことになるジョギングでは
排気ガスの影響は無視できません。

家の周りにそういった道しかないとしても
できるだけ自動車が通らない(交通量が少ない)
道路を選んで走るようにしましょう。

2.信号が(できるだけ)少ないルート

自動車が通る道を走るということは
必然的に道路を横断するための信号にも
数多く遭遇することになってしまいます。

しかし、この信号が実はジョギングにとって
かなり「やっかいな存在」なんですよ。

まず、ペースを刻んで走っているのに
歩行者用の信号が「赤」の場合は立ち止まって
「青」に変わるまで待たないといけません。

これでペースが狂わされますし
一旦立ち止まると再度走り出すのは
けっこうパワーを消耗してしまうもの。

また、信号で立ち止まりたくないと
青信号が点滅している時や赤になった直後でも
無理やり渡ろうとしてしまいがちです。

そうなると、交差点に進入してきた自動車に
巻き込まれて轢かれそうになる、という危険が……。

ですから、なるべく信号(横断歩道)を渡ったり
信号がない場所を強引に横断しなきゃいけないルートは
注意深く除外するのがベストですよ。

3.夜でも街灯が多く明るいコース

これは夜間にジョギングする方限定ですが
住宅地から離れて街灯が少なくなった場所は

・自動車による事故、
・犯罪に巻き込まれる可能性

などが高くなるため、避けるようにします。

地方都市はもちろんですが
東京や大阪などの大都市でも
繁華街や住宅街から離れて
工業地帯や農地が広がる場所に行くほど
夜の闇は深くなっていきます。

男性なら、危険防止にライトを装備すれば大丈夫!
と気を強く持ってガンガン走ってしまいますが
郊外に行くほど自動車はスピードを出しますから
その油断が大きな事故につながりますよ。

女性は特に防犯という観点からも
できるだけ街灯がついて明るく
なおかつ人通りがあるコースを選ぶべきですね。

4.途中に公衆トイレがあるコース

これはジョギングしてみて意外だったんですが
汗をかかない冬はもとより
大汗をかく夏でも途中で「小」を催す機会が
けっこうあるものなんです。

僕はもともとトイレに近い体質のせいか
30分走るだけでも途中で一回トイレに寄ります。

あまり大きな声では言えませんが
男なのであえてトイレを探さなくても
ルート上に点在する空地であるとか
人通りのない土手などなら
どこでも「済ます」ことは可能です。

ただ、これが女性だとそうもいきませんよね。
普段からトイレに近い傾向にある方は
必ずルート上に公衆トイレを入れておくのが安心です。

男性でも1時間くらい走れば
尿意を感じることもあるでしょう。
「安心して」用を足せる場所を確認しておきましょう。

5.途中に水が飲める所があるコース

これも個人差があることですが
汗をよくかく体質で喉が乾きやすい方は
せっせとジョギングして水分が失われ
途中で水を飲む必要がでてくるかもしれません。

そういう体質ではない方でも
夏場に1時間以上走れば一回くらいは
給水が必要になるでしょう。

小銭を持って走るという方は
ルート上で半分くらいの位置に
自動販売機がどこにあるか確認しておきます。

わざわざ買うのはもったいない!
「公園の水道の水で十分」という方は
ルート上に公園の位置を確認しておきます。

どんな小さな公園でも
水飲み場は間違いなくありますので
あえて大きな公園を探す必要はありません。

もちろん、最初から給水ボトルを持参して
ジョギングをするという用意の良い方は
そうするのがベストだと思います。

ジョギングには100%向いていない場所は?

ここまでジョギングに向いた場所の条件を
事細かくご紹介していきましたが
逆に100%ジョギングには向いていないよ!
という場所をご紹介して終わりたいと思います。

これは僕がたまに新規で
ジョギングコースを開拓する際に
こんな道はダメだ!と感じてボツにする場所ですね。

・信号が多い道
・四つ角が多い道
・大型車両が頻繁に通る道

上2つはご説明しなくても
だいたい想像がつくと思います。

「四つ角」というのは、信号が青になり
安心して横断歩道を渡っていても
左折・右折してくる車があります。

そもそも横断歩道を走って渡る自分も悪いですが
前方をよく確認せず、スピードを落とさないで
交差点に進入してくるドライバーが結構いて
何度か「ヒヤッ」とした経験があります。

ですから、どうしても道路を横断する必要がある時は
四つ角は避けて、普通の横断歩道を渡ったほうがベターですね。

「大型車両が通る道」というのは
要するに工事用のダンプや輸送トラック
市内循環バスなどが通る道路のことです。

こういった大型車両はたった一台でも
真横を通ったり、通り過ぎてしばらくした後でも
あたりの空気が排気ガスで充満していて
しばらく息を止めたくなるくらいです。

また、宅急便のトラックも
なるべく遭遇したくない車両のひとつ。

でもこれを避けて走るのは正直難しいですね。
住宅街をランダムに走り回っていますので……。

まとめ

ここまで、僕が思うジョギングに適した場所について
長々と解説してきました。お疲れ様です。

ぎゅっと凝縮してまとめると

・車や信号が少ない道路
・給水場所やトイレがあるルート
・夜間に走るなら明るい場所を選ぶ

このような場所が適していると言えますね。

正直、僕が住んでいる地域も
しばらく走らないと大きな公園はありませんし
大型トラックが行き交う幹線道路が多いですし
夜になると真っ暗になる農地もあちこちに点在します。

ですから、決してジョギングには向いていませんが
それでもなんとか時間をかけて走りやすい場所を
自分なりに開拓してきました。

今日明日、すぐに見つかるとは言いませんが
時間をかければ、あなたが住む場所の近くにも
走りやすい道路(ルート)が見つかると思います。

ジョギングしながら少しずつ
地図を広げていってみてください。

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20年間、毎日欠かさず5kmの距離をジョギングしています。
月間150km、年間1800kmを走破。
おかげで病気や肥満とは無縁で健康を維持中。
足のケガにも悩まされたことはありません。

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