有酸素運動が痩せる理由とは?ダイエットに最適な2つの根拠

スポンサーリンク
この記事は約5分で読めます。

痩せたいな……ダイエットしたいな……
そのために何か運動がしたいな!

そう思ったときに
すぐに思い浮かぶ運動といえば
ジョギングやウォーキングですよね?

この2つの運動が両方とも
「有酸素運動」と呼ばれるのは
もちろん、ご存じかと思います。

でも、どうして痩せたい場合には
有酸素運動が向いているのでしょうか?

ここでは有酸素運動が痩せる理由について
その根拠をくわしく解説していきます。

●有酸素運動が痩せる理由は2つ!

有酸素運動は端から見ていると
それほどハードに体を動かしませんし

もっと他に効率的に痩せる運動が
あるんじゃないかと疑りたくなります。

全力でダッシュするとか
重たいバーベルを持ち上げるとか

そういったキツい運動のほうが
痩せられるんじゃないか……って。

しかし、それはまったくの誤解。

なぜ有酸素運動が痩せるのに効果的なのか
超やさしく簡潔に説明すると

・脂肪を消費する運動だから
・長時間続けられる運動だから

この2つの理由からなんですね。

「えっ、そんな単純なことなの?」
「分かり切ったことじゃん!」

と期待ハズレに思うかもしれません……。

それを「ああ、なるほど!」に変える
有酸素運動が痩せる理由を
ここから解説していきましょう!

●(1)有酸素運動は「脂肪を消費する運動」だから痩せる

僕たち人間が運動をする際
体を動かし始めて、しばらくの間は

肝臓や血中に貯蔵された「糖質」が
主にエネルギー源となって使われます。

しかし、長時間運動を続けていくと
この糖質も底をついて無くなります。

そこで次にメインのエネルギー源として
使われるのが「体脂肪」なんですね。

有酸素運動を続ければ続けるほど
体脂肪がどんどん減っていく仕組みなので
これが「痩せる理由」になるんですよ。

一方、有酸素運動とは対の存在となる
「無酸素運動」においては

瞬間的に力を入れて行なう運動なので
糖質だけがエネルギーとして使われます。

ですから体脂肪が消費されないため
有酸素運動とは違って
痩せるためには向かない運動なんですね。

いま取り組んでいるのが
有酸素運動・無酸素運動のどちらなのか
判別がつかない……という方は
「呼吸」に注目してみてください。

長距離を走っているとハァ…ハァ…と
呼吸が荒くなるのが普通ですが

筋トレでグッと力をいれる瞬間や
短距離で全力疾走しているときは
呼吸が減ったり止まったりするはずです。

これが両者の運動の簡単な見分け方。

そもそも有酸素運動の名前の由来は

体脂肪を分解する際に
「酸素が必要になる」ところから。

だから運動時に呼吸が荒くなるんですね。

逆に無酸素運動の名前の由来は

エネルギーを生み出す際に
「酸素を必要としない」ため。

そこから「無」酸素と呼ばれるわけです。

●(2)有酸素運動は「長時間続けられる運動」だから痩せる

有酸素運動が痩せられる理由の2つ目は
長時間続けられる運動だからです。

有酸素運動の種類を思い浮かべて下さい。

・ジョギング
・ウォーキング
・トレッドミル(ランニングマシン)
・サイクリング(エアロバイク)
・水泳
・エアロビクスダンス

などなど、どれも個人差はあれど
長時間続けられる種目ばかりですよね?

一方、無酸素運動の種類を挙げると

・短距離走
・筋力トレーニング

など、どれもほとんどの人が
短時間で疲れ果ててしまう種目ばかり。

無酸素運動もがんばって続けていけば
当然、体脂肪もエネルギーとして
だんだんと使われるようになります。

しかし、運動の強度が高いために
長い時間続けるのは100%不可能です。

100mダッシュは10分でさえ
まったく休まずに続けられませんよね?

それは無酸素運動のような
筋肉に強い負荷をかける運動を続けると
疲労物質である「乳酸」が溜まるから。

有酸素運動における体脂肪の燃焼は
運動時間が長いほど比例して増えます。

ですから長時間続けられることが
痩せる効果を高める利点になるんです。

●有酸素と無酸素を「両方やる」のがダイエットに効果的

よく痩せる目的では有酸素運動と
無酸素運動のどちらが良いか?という
二者択一の論争が巻き起こります。

インターネット上の記事でも
筋トレを好む人たちは無酸素運動を擁護し

ランナーたちは有酸素運動がベストだと
意見が分かれているのが現状……。

しかし、僕はジョギングをしていますが
有酸素運動だけをしていれば
それでいいとはまったく考えていません。

有酸素運動はたしかにダイレクトに
体脂肪を燃やす運動として優れています。

しかし、無酸素運動も無意味ではなく
効率的に痩せるために有効な運動なのは
間違いないからです。

無酸素運動といえば筋トレが代表的ですが
筋トレを続ければ筋肉がつきますよね?

筋肉がつくと体を休めている状態でも
エネルギーが消費されるため

太りにくくなる=痩せやすい体になる

このようにうれしい変化が起こります。

※これを「基礎代謝量」と言い
安静時でも筋肉が多いほど
エネルギーの消費量がアップします。

そんな理由から効率的に痩せるためには
有酸素運動と無酸素運動の両方を
一緒に行なうのがベストというわけ。

僕はジョギングを始めた当初
そんな知識がなかったため
ただ無心に走るだけでしたが
その後、軽い筋トレを取り入れました。

おそらく太っている方は
全身の筋肉量はわずかだと思いますから

有酸素運動8:無酸素運動2

これくらいの配分を目安に
両方取り組まれるのがベストですよ。

まとめ

有酸素運動が痩せる理由を
あらためておさらいすると

・脂肪を消費する運動だから
・長時間続けられる運動だから

この2つの点からになります。

僕は過去にジョギングのみで
5kgの減量に成功しました。

その頃は有酸素運動なんて言葉も知らず
ただ走れば痩せるのだろうと
根拠のないまま走り続けていましたね。

ただ、その頃に自分に

効率的に痩せるなら
有酸素・無酸素の両方をやるべき!

とアドバイスできたらどんなにいいか…。

今から有酸素運動を始める方には
「両方一緒に」を強く勧めたいですね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

20年間、毎日欠かさず5kmの距離をジョギングしています。
月間150km、年間1800kmを走破。
おかげで病気や肥満とは無縁で健康を維持中。
足のケガにも悩まされたことはありません。

RSSリーダーに登録する
ジョギングの魅力
この記事をみんなにシェアする
RSSリーダーに登録する

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました