ジョギングの汗の量。びっしょりかけばダイエット効果大?

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脇にかいた汗を確認する女性

夏からジョギングを始めた人は
汗をびっしょりかきながら走るのが
当たり前のことになっていますよね。

それが秋から冬へと気温が下がり
だんだんと汗の量が減ってしまうと
なぜか物足りなく感じませんか?

「汗をかかないと脂肪が燃えている実感がない!」

「汗の量が少ないと痩せる効果が減るのでは?」

そう感じたとしても、無理からぬことです。

誰だってイメージとして
寒いときに、震えながら走るよりも
暑いときに、汗だくで走ったほうが
いかにもダイエットしているように感じますから。

ここではその疑問である

  • かいた汗の量は脂肪燃焼量と比例するのか?
  • 汗の量とダイエット効果は関係があるのか?

この真相を解き明かしていきます。

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ジョギングの汗の量の「多い・少ない」は痩せる効果に関係ある?

同じ距離や同じ時間をジョギングしても
そのときの気温の違いに影響されて
かく汗の量はまったく違いますよね?

暑いときは大量の汗をかくし
寒くなるほど汗の量は減っていく。

その「汗の量」によって
消費カロリーに違いが生まれるとしたら
寒いときに汗をかかないで走るのは
無駄な行為に思えてしまいます……。

しかし、その考えは誤りなんです。

ジョギングでかく汗の量は
痩せる効果とはまったく関係なく

いっぱい汗をかいても
まったく汗をかかなくても
体脂肪の燃焼量に差はありません!

ちょっと意外に思うかもしれませんが
これが本当のところなんですよ。

僕も真夏にジョギングして帰宅すると

「これだけ大汗をかいて走ったんだから
さぞカロリーを消費して体重が落ちただろうなあ!」

と充実感に包まれますが
実際は冬に凍えながら走っても
まったく効果は一緒だったわけです……。

これはどうしてなのか
くわしい理由を見ていきましょう。

ジョギングで「汗をかく」のは体温を下げるため

激しい発汗

ダラダラと寝転がってテレビを見ているときは
まったく汗をかかず、お腹もあまり減りませんが
重い荷物を持って階段を上った後は
額にうっすらと汗をかき、お腹が空きます。

こういうところから

ハードな運動=汗をかく運動=カロリー消費が多い

という思い込みが生まれたのでしょう。

しかし、そもそも汗をかく理由というのは
カロリー消費とは全く関係ない生理現象なんです。

汗をかく理由というのは大きく分けて

  • 温熱性発汗
  • 精神性発汗
  • 味覚性発汗

この3種類あるのですが
ジョギングにおける発汗は
「温熱性発汗」によるものです。

温熱性発汗とは
気温の高さや、運動することによって
上昇し過ぎた体温を下げるためにかく汗のことです。

かいた汗が蒸発する際に体温を奪って
その結果、体温を下げる効果があるんですね。

ですから、気温が高い夏にジョギングすれば
体温が上昇しやすいので大量の汗をかきますし

逆に気温に低い冬にいくらジョギングしても
体温はほとんど上昇しないので
汗をあまりかかないわけですね。

「汗をかく」のと「脂肪が燃える」のは、一切関係ナシ!

人が汗をかく理由が分かったところで
ジョギングすると、なぜ脂肪が燃えるのか?
次にその理由について簡単にですが説明します。

そもそも「脂肪」という存在は
消費し切れなかったエネルギーを
いざという時のために貯蔵している

いわば「エネルギータンク」のようなものなんです。

エネルギータンク

だから、消費カロリー以上に
食べ物を摂取すると太ってしまうわけですね。

このエネルギータンクとなって眠る脂肪を
ジョギング時のエネルギー源として利用するのが
「脂肪を燃やす」ということです。

そのようなわけで
汗をかく現象と脂肪が燃える現象には
いっさい相関関係がありません。

よって

汗をかく=脂肪が燃える

という考えは、まったくの誤りであることが
これでお分かりいただけるかと思います。

ジョギングすると夏のほうが体重が減る訳

ピンク色の体重計

でも、そうは言っても夏にジョギングしたほうが
ジョギングする前後の体重を比較した場合

「明らかに夏のほうが体重が減っているんだけど?」

「だから汗の量は消費カロリーと関係あるでしょ?」

そういう反論する方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、これは大きな誤解なんですよ。

夏にジョギングをして体重が減るのは
確かに「大汗をかいた」のが要因です。

でも、この体重が減少した理由というのは
体脂肪が燃えて、その結果、体重が減ったから
というわけではなく

ただ単に身体から大量の水が失われたから
(体温を下げるために大汗をかいたせい)

なんですよ。

つまり汗として身体から失われた「水の重さ」ぶん
体重が減っただけなんです。

だから、渇いた喉をスポーツドリンクなり
ミネラルウォーターなりで潤したら
また体重は元の重さに戻ってしまうという寸法。

がっくりするような事実ではありますが
これからは汗による体重の減少に
一喜一憂しないで済むと思えばいいかと。

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ボクサーはどうして必死に汗をかこうとしているか

ボクサーが計量が行われる日までに
階級で定められた体重まで落とそうと
必死に汗をかく姿をテレビで見たことがあります。

冬でもないのにジムの中でストーブを焚き
サウナスーツを着てロードワークに行く。

ストイックを体現したボクサーの象徴的なシーン。
真似したくはないですがカッコイイですよね。

ああやって無茶な方法で体を暖めているのは
体がカラカラになるまで水分を絞り出し
1グラムでも体重を落とそうとしているから……。

ぞうきんをぎゅう~っと絞るように
汗の最後の一滴まで残らず出し切ってしまい
なんとか計量をパスしようとします。

ですから、あの行為の意図は
汗をかいて体脂肪を燃やそうとしているのではなく
ただ単純に汗として水分を出しているだけのこと。

ボクサーは「減量」にかけてはプロですから
それを理解してやっているわけですね。

まとめ

ジョギングをして「汗をかく」と
あとで臭くなったり、着替えが必要だったり
面倒なことも色々あります。

しかしダイエットをしている充実感も
同時にもたらしてくれます。

でも、ここまで書いてきたように

  • 汗の量が多い/少ないは減量とは無関係
  • 汗をかく理由は体温を下げるため
  • 夏に体重が減りやすいのは水分(汗)が多く排出されるため

ジョギングにとって
汗をかくことは「目的」ではありません。

汗をかいても、かかなくても
消費カロリーには差がないからですね。

逆にスロージョギングのような
ゆっくりなスピードで走っていて
汗をかかないことを気にしている方にとっては
今回分かった事実は朗報ではないでしょうか。

体質的に汗っかきな人も、反対に汗をかきにくい人も
これからは汗の量は気にせず
安心して走ってください。

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20年間、毎日欠かさず5kmの距離をジョギングしています。
月間150km、年間1800kmを走破。
おかげで病気や肥満とは無縁で健康を維持中。
足のケガにも悩まされたことはありません。

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ジョギングでカロリーを消費するコツ
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