普段から裸足で過ごす人が増えてますね。
某芸能人みたいに
裸足にローファーとか、スニーカーとか。
そういう人はジョギングするときも
靴下を履かないまま
裸足にジョギングシューズが常識かも。
でも、その習慣を続けていいものか
ちょっと不安になったりしませんか?
そこで今回の記事では
ジョギングで靴下を履かないで走るのは
OKなのか、それともNGな行為なのか?
長年走り続けている管理人の視点から
ジャッジしていきたいと思います!
ジョギングで靴下は履かないで良い?
仕事をするときも家事をするときも
靴下を履かないで裸足がデフォルトの人は
もう靴下を履くこと自体が
気持ち悪い、または違和感がある……
そんな状態かもしれません。
しかし、ジョギングをするなら
(これから長く続けるつもりなら)
悪いことは言わないから
絶対に靴下を履いてください!
なぜなら、靴下を履かないで
ジョギングを続けると
以下のような困った事態になるから。
- 靴擦れを起こす
- ジョギングシューズが悪臭を放つ
ではどうして靴下を履かないと
靴擦れや悪臭を放つようになるのか?
ここからその理由を説明していきます。
靴下を履かないと靴擦れを起こすのはナゼ?
ひとつめの靴下を履くべき理由が
「靴擦れ」を起こしてしまうこと。
いつもスニーカーや革靴を
靴下無しで履いていても
まったく靴擦れをしない人もいます。
だからジョギングでも
靴下を履かないでも大丈夫だろうと
高をくくっているかもしれませんが
ジョギングでは通常の歩行時と比べて
ステップ(足の踏み出し)の回数や
足へかかる衝撃度が格段に増加します。
特にカカト部分はどんなにフィットする
ジョギングシューズを履いていても
上下に揺れて擦れてしまうため
皮が向けて赤くなり、最悪出血します。
それでも5分~10分の走りなら
そこまで悪化はしませんが
20分~30分も走ると痛みで
足が止まってしまうでしょう……。
ですから、絶対に靴下は必須なんです!
ジョギングシューズが嫌な悪臭を放つようになるのはナゼ?
ふたつめの靴下を履くべき理由が
「シューズが悪臭を放つ」から。
その悪臭の原因となるのが「汗」!
長時間歩いて靴を脱いだ後でも
足が湿るほど汗をかいていないので
「足って汗をかかない部位だなあ」
と思いこんでいませんか?
しかし、意外や意外!
両足合計で1日に「コップ1杯」の汗を
知らず知らずのうちにかいているんです。
ですから足が汗をかかないのは錯覚で
ジョギング中ともなれば
短時間でも発汗量はスゴイわけで……。
これがもし靴下を履いていれば
汗の大部分を吸い取ってくれます。
しかし、靴下を履いていなかったら
足から出た汗をそっくりそのまま
ジョギングシューズがギュッと吸着!
わざわざ説明するまでもないですが
汗が染み込んだTシャツなどを
洗濯カゴにそのまま放置しておくと
イヤな臭い(異臭)が漂ってきます……。
それと同じことが
ジョギングシューズでも起きるとしたら?
そうです、最悪です……。
何を隠そう、僕は昔、いっときですが
靴下を履かないで走っていたことがあり
汗がたっぷり染み込んだシューズを
玄関に置いておくだけで
家族から大変な不評を買ったものです。
そのニオイたるや
汗が腐って発酵したせいか
まるで新鮮な納豆のようでした……。
普段履きの靴を履くときは
「ノー靴下」でもいいかもしれませんが
ジョギング時には必須ですよ。
ジョギングで靴下を履くと穴が開いてしまうのですが?
歯医者で靴を脱いで診察台に上がったら
靴下にぽっかり穴が空いていた……
こんな経験ないでしょうか?
靴下って履き続けると最後はどうしても
穴が空いてしまうのは仕方ないものの
ジョギングをするときに履くと
それが更に加速するんですね。
だからなるべく走るときは
履きたくない気持ちは分かります。
でも、それもちょっとした配慮で
ずいぶんとカバーできるんですよ。
思い出してください。
靴下の穴が開くのは決まって
「親指」の部分ではないでしょうか?
親指は足の指全体のなかでも
一番「前」に飛び出している指ですよね。
だからこそ摩擦が激しくなって
最初に穴が空いてしまうわけで。
この摩擦を和らげるには
日頃から爪の伸びをチェックして
少しでも伸びてきたら早めにカット!
こうしてマメに爪を短くしておけば
かなり「穴あき被害」を防げますよ。
もしそうやって気を付けていても
穴が空いてしまうようなら
ジョギング専用の靴下をお勧めします。
ジョギングに向いた靴下の選び方
マラソン大会に出場するのではなく
普段のジョギング程度の走りなら
いつも履いている一般の靴下でOK。
ただ、普通の靴下だと
どうしてもカカトが薄くなってきたり
指先に穴が空きやすいと感じる方は
ジョギング用の「スポーツソックス」
(もしくは「ランニングソックス」)
という商品を買い求めましょう。
スポーツソックスは
爪先やカカト部分をカバーするように
布地が厚くなっているので
破れにくい構造をしています。
僕は夏だけは一般の靴下だと
分厚くて蒸れてしまうため
足首までの長さしかない
「アンクルソックス」を愛用しています。
マラソン大会に出場するようなランナーは
足の5本の指が分かれる構造の
「五本指ソックス」が人気ですね。
疲れにくくてグリップが効きやすいという
機能的なメリットもあるので
真剣に走るつもりなら買って損なしです。
まとめ
ジョギングで靴下は
履くべきか、履かないでもいいか
結論をおさらいしますと
- ジョギングは靴下を絶対履くべき
- 「靴擦れ」の予防になる
- シューズへの「臭い移り」を防ぐ
- 配慮すれば「穴開き」は防げる
履いたほうがいいというレベルではなく
「必須レベル」だと思って下さい。
足は汗をかくものですから
裸足で履いていいのは
密封性が皆無で通気性に優れた
ゲタかサンダルくらい。
ちなみに
「裸足」は「靴」を履かない状態
「素足」は「靴下」を履かない状態
という違いがあるんですよ。
なので正確に書くなら
素足でジョギングシューズを履くのは
望ましいことではない!わけです。
そういえば昔、マラソンを
靴を履かないで裸足で走った
裸足のランナーことアベベがいましたね。
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