野球、ダメ。
サッカー、ダメ。
ドッチボール、ダメ。
バスケットボール、ダメ。
球技全般、まったくもってダメ。
こういう運動神経がまったくない
いわゆる「運動音痴(運痴)」の人。
学生時代には体育の成績が最悪で
クラス対抗のスポーツ大会では
足を引っ張っていませんでしたか?
僕も残念ながらそのタイプだったので
コンプレックスがどれくらい根深いか
よぉ~~~~~~~~~く分かります。
そんな人が、思い立って
「何かスポーツがやりたい!」
または健康やダイエットのために
「何かしら運動をしてください!」と
医者から勧められた場合
どんなスポーツを選べばいいか
迷ってしまいますよね?
そこで、ここでは
運動神経がいらないスポーツ6種目と
その中でも僕が個人的に勧める種目を
ピックアップしてご紹介しましょう!
運動神経がいらないスポーツがこの6つ!
この世の中に「スポーツ」と名のついた
体を動かす運動(競技)は
オリンピックに認定されているものだけで
なんと400種目以上あるそうです。
ただ、そのなかで運動神経がいらない
我々のような運動音痴ができるスポーツは
以下の6種類しかありません。
- ジョギング(ランニングを含む)
- ウォーキング
- サイクリング
- 水泳
- 登山
- 筋力トレーニング
とても地味な競技ばかりで
大人数で盛り上がるタイプではなく
ひとりか、もしくは少人数で
ひそやかに行なうスポーツばかりです。
では、どうしてこれらが
運動神経が関係なく楽しめるのか?
そこにはどんな共通項があるのか?
ここからくわしく解説していきます。
運動神経がいらないスポーツの条件
「自分って運動神経が鈍いんだ……」と
僕が初めて強く実感したのが
体育の「バスケットボール」の授業。
バスケットボールは
攻守が目まぐるしく変わるスポーツで
パスをしたり、ドリブルしたり
ディフェンスしたり、シュートしたり
頭と体の両面で非常に激しく
瞬間瞬間で様々なアクションが
息つくヒマなく必要とされます……。
運動音痴には難易度が高すぎますよね?
そもそも僕には
ドリブルしながら走ることさえ不可能で……。
この経験を振り返ってみて
「運動神経が必要なスポーツ」とは
いったいどんな要素を含んでいるのか
細かく分析してみると
- 反射神経の鋭さ
- 敏捷性
- 瞬間的な判断力
この3つが必要だと分かりました。
ですから
運動神経が要らないスポーツとは
この3つを必要としないもの
そう定義づけていいと思います。
僕が運動神経がいらないスポーツとして
ご紹介する以下の6種目は
- ジョギング(ランニングを含む)
- ウォーキング
- サイクリング
- 水泳
- 登山
- 筋力トレーニング
どれもある程度の「持久力」さえあれば
誰でも行えるスポーツばかり。
持久力は反射神経や敏捷性と違い
特別な才能がなくても
向上させるのはそう難しくはありません。
また、それに付け加えて
- 競技性が無い(または低い)
- チーム制ではない(1人で出来る)
この2点も運動神経がいらないスポーツの
大切な要素になりますね。
運動神経がない人間にとって
チームメイトに迷惑をかけるのは
非常に大きなプレッシャーになるので
それだけで精神的にキツイですから……。
僕の個人的オススメ第1位は「ジョギング」
小学生時代から運動音痴の烙印を押され
学校の部活動では文化部を渡り歩くという
寂しく暗い道を選んできた僕ですが
運動神経がいらないスポーツの代表である
「ジョギング」だけは
すでに20年以上も続けています。
最初は減量のために嫌々始めたものの
だんだんと長い距離を走れるようになると
走ること自体が楽しくなって
そのまま自然と継続する流れに。
ジョギングは他のスポーツのように
他人と競う要素が無く
無様な格好を見られることもなく
マイペースで進められる点が素晴らしい!
ジョギングと出会って初めて
スポーツの楽しさを知った気がします。
ジョギングが優れているのは
運動神経がいらない他に
- お金がいらない(初期費用以外)
- 場所を問わない
- 仲間がいらない
という3つの「ない」を兼ね備えたところ。
貧乏で「ぼっち」で田舎住まいでも
格差なく楽しめるのがジョギングです。
では次にジョギング以外の
運動神経がいらないスポーツの
第2位から第6位までご紹介します。
【第2位】ウォーキング
そもそもウォーキングは
「スポーツの範疇なの?」と
疑問に思う人も多いでしょう。
しかしオリンピック競技に
「競歩」があるように
歩くことだって立派なスポーツです。
バカにすることなかれ。
意識的に早足で歩けば
ジョギングに近いカロリーが消費され
息が上がって汗ばんできますよ。
年令や体型を問わず
誰でもケガをしないで
安全にできるスポーツとしてオススメ。
【第3位】サイクリング
サイクリングというと
ピッタリしたスーツを着て
高価な競技用自転車をイメージしますが
そこまで本格的にやらないで
ママチャリを漕ぐことだって
立派なサイクリングです。
ただ好きな場所へ、好きな時間だけ
ペダルを漕ぐだけなので
運動神経など一切関係なし!
最初は乗り気じゃなかった人でも
本格的なクロスバイクや
ロードバイクを購入するくらい
ズブズブとハマるかもしれませんよ。
【第4位】水泳
水泳は何もスポーツジムに通わずとも
利用料金の安い市営プールに通えば
低予算で長く続けられるスポーツ。
カナズチでまったく泳げない人は別ですが
バタ足でも下手な平泳ぎでもいいので
無心で泳いでみると意外と楽しいもの。
水泳もウォーキングと同様に
太っている人でも足に負担をかけず
安全に行えるのが素晴らしい点ですね。
【第5位】登山
昔は地味なイメージが強かったものの
最近では若い人でも愛好者が急増中。
頻繁に行うのは難しいですが
楽しい週末の趣味として最適ですね。
厳密にいえばスポーツに含めるのは
さすがに無理があるものの
健康的に全身を動かす運動ですし
運動神経なんて1ミリも関係ないので
老若男女に向いていますよ。
【第6位】筋力トレーニング
筋力トレーニングは
あくまで「トレーニング」なので
厳密にはスポーツではありません。
でもオリンピック競技に
「重量挙げ」があるように
トレーニングをして筋肉を鍛えながら
持ち上げる重量を増やしていく過程には
競技性と愉しむ要素があります。
なかでも「ベンチプレス」は代表的で
60kg、70kg、80kg…………
と目標をクリアしていく面白さに
ハマる人は多くいるでしょう。
僕も一時期ハマっていましたが
ガリガリのヒョロヒョロ体型だったのが
少しずつマッチョに変わっていくのも
続けるモチベーションになっていました。
対象者は主に男性が中心ではあるものの
女性も楽しく続けられるダイエットとして
オススメしたいスポーツです。
こうしてすべてチェックすると
「球技」はひとつも入っていませんね。
もしかしたらボールは
運動オンチにとって天敵かも……。
ゴルフは「運動神経がいらないスポーツ」はウソ!
ゴルフは昔からつねづね
運動神経がいらないスポーツだと
陰口を叩かれてきました。
こんなところがその理由だと思います。
僕もそれを半分は信じていたし
ちょっと馬鹿にしていた部分もあり
ゴルフ好きの友人に誘われた際に
「ゴルフなら運動音痴でも大丈夫!」と
ヘンな自信を持って
何度かゴルフ練習場に通ってみました。
しかし、セットされたボールを素通りして
クラブは空を切るばかり……。
やっとクラブにボールが当たれば
地面をゴロゴロと数メートル転がったり
あさっての方向へ消えていく……。
もちろん、上手くなるには
時間をかけた練習が必要なんですが
それ以前に教わったスイングの動作を
そっくりマネることが求められます。
運動神経が無い人に共通しているのが
ダンスのような決まった一連の動作を
「真似する」のが極端に下手という点。
基本的なスイングをマスターしない限り
お話にならないゴルフは
「真似る動作」が苦手な運動音痴には
かなりハードルが高いスポーツだと
身をもって実感しました……。
というわけで、ゴルフは
「運動神経がいらないスポーツ説」は
僕がここでキッパリ否定しておきます。
まとめ
スポーツが苦手だと若いうちは
それだけで引っ込み思案になるもの。
でも、大人になればそれは過去のことで
自分が楽しむためにやりたいですよね?
あらためて運痴でもできる
運動神経がいらないスポーツとは
どんなものかというと
- ジョギング(ランニングを含む)
- ウォーキング
- サイクリング
- 水泳
- 登山
- 筋力トレーニング
この6つだけだと断言します。
このような運動神経がいらないスポーツの
共通項を挙げていくと
これらが必要ないものですね。
そのなかでも
特にジョギングは優れると思いますし
世間で信じられている常識とは違い
ゴルフは相応の運動神経が必要である!
僕の個人的な意見ではありますが
これが今回の結論になります。
ジョギングを含む6種目の他にも
球技にギリギリ含まれる「ボウリング」も
複雑な動作を覚える必要がないため
比較的取り組みやすいスポーツですね。
どうか一生付き合えるような
相性抜群のスポーツと出会えますように。
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