ジョギングしやすい季節【春夏秋冬】最高と最悪はどれだ?

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ジョギングを始めるにあたって
ベストタイミングな季節をお探しですか?

「真冬で寒いから、もう少し暖かくなったら」
「真夏で暑いから、もう少し気温が下がったら」

そんな風に先延ばしにしていると
いつまで経ってもスタートできませんよね?

ただ、そうはいってもやっぱり
季節によって、走りやすい/走りにくい
という違いは確かにあります。

そこで、多彩な顔を見せる四季のなかで
いつが初心者にとって始めやすい季節なのか
個人的なお勧めシーズンをご紹介しましょう。

ジョギングしやすい季節は春夏秋冬のどれ?

ジョギングはサマースポーツ(水泳やサーフィン)や
ウインタースポーツ(スキーやスノボ)と違って
基本的にオールシーズンいつでも出来るスポーツです。

だから、いつどの季節から始めてもいいのですが
走ることに不慣れで苦痛を感じやすい初心者は
できるだけジョギングに優しい季節を選びたいもの。

ジョギングを始めてもう20年以上経つ僕は
一年を通して休まず(ほぼ)毎日走っています。

そのなかで、走りやすいな、走りにくいなと
肌で感じる季節を並べると、こんな順番になります。

春=秋>夏>冬

最高の季節が、「春」と「秋」。
逆に最悪の季節が、「冬」。

春と秋は気候的に安定しているので
走りやすいのは想像がつくと思いますが
夏より冬が走りにくいのは意外かもしれません。

そのわけは……。

高温多湿な夏よりも「冬」がジョギングには辛いワケ

ここ数年の日本の夏といえば
毎年のように「異常気象」が叫ばれ
連日、35度を越えるような猛暑が続きます。

おまけにゲリラ豪雨のような大雨も多くなり
その結果、湿度も異常なほど高いですよね。

確かに真夏のジョギングは過酷です。
言うまでもなく日中に走るのは危険な行為です。

しかし、それでも僕は夏より冬のほうが
ジョギングしていて「辛いな」と思うことが多いんですね。

それは

寒さのせいで身体が縮こまり
思うように動いてくれず、足取りが重くなるから

というのが一番の理由。

ジョギングは全身運動で春・夏・秋なら
少し走れば身体は温まり、じんわり汗をかきはじめます。

しかし、冬は30分走ったくらいでは
身体は外気の冷たさに慣れないままで
足取りもいつまで経っても重い状態が続きます。

だから走るペースも他の季節と比べて
多少遅くなってしまいますね。

目標の1km5分30秒ペースが
6分かかってしまうくらいに……。

僕のように長距離は走らず
短い距離で走り終えてしまう人にとっては
特にそう感じてしまうはずですよ。

ジョギングしやすさの判定基準は「気温」

ジョギングしやすさの判定基準は
個人個人の実感によるところは大きいですが
やはりのその元になるのは「気温」でしょう。

ここで僕が住む関東地方の月ごとの平均気温から
ジョギングしやすい・しにくいと感じる気温の違いを
数値で確かめてみましょう。

関東地方の平均気温(小数点以下略)
1月・・・6℃(×走りにくい)
2月・・・7℃(×走りにくい)
3月・・・10℃(×走りにくい)
4月・・・15℃(○走りやすい)
5月・・・20℃(○走りやすい)
6月・・・22℃(○走りやすい)
7月・・・25℃(△少し走りにくい)
8月・・・27℃(△少し走りにくい)
9月・・・24℃(○走りやすい)
10月・・・18℃(○走りやすい)
11月・・・11℃(×走りにくい)
12月・・・9℃(×走りにくい)

このように気温が

・11℃以下になると走りにくい温度
・25℃以上になると少し走りにくい温度
・15℃~22℃くらいがちょうどよい温度

になることが分かります。

【春と秋】文句なく走りやすい季節

もし、これからジョギングを始めようと思い立ち
それが春や秋だったら文句なくベストシーズンですね。

暑からず寒からずの気候が続くので
長袖の薄いウェアを一枚着ればちょうど良いので
ゴテゴテと着る必要がなく身軽です。

しかも、いざ外へ出かける時の準備も楽ですから
その点も走りやすさの一因となるでしょう。

関東基準で言えば春と秋は
気温は15℃~22℃くらいの間を前後します。

これくらいの気温だと
少し走るとすぐにエンジンがかかり
うっすらと汗をかいてきます。

かといって暑すぎずバテないので
長距離を走っても疲れにくい季節ですね!

【初夏~真夏】暑さが苦手な人はキツイ季節

仕事や家事においても夏は暑いのが嫌で
ダルくて動けない、やる気が出ない……。

という方にとっては辛い季節ですね。

しかし、あくまで冬との比較してですが
凍えるような寒さよりも
ぐったりするような暑さのほうが
実際は走りやすいものなんですよ。

走るときのウェアは半袖に短パンみたいな
軽装でOKなので、身体はとっても軽くて楽ちん。

それに夕方7時半ごろまで明るいので
仕事終わりに走っても、まだ日が落ちる前で
明るい時間帯に走ることが可能。

何よりジョギングした後に
汗で重くなったウェアを脱ぎ捨てて
シャワーを浴びているときほど
「今日も走ったなあ」という
充実感に包まれる季節は他にありません。

それに喉もカラカラに渇く季節です。
キンキンに冷えたビールとかコーラとか
(まあスポーツドリンクでもいいですが)
走った後に喉を鳴らして飲み干すのは格別です!

【冬】それは身体が縮こまる季節

冬は夏に比べたら、気温が低いので走りやすいだろうと
ジョギングをしたことがない方は思うかもしれません。

しかし、これがそうでもないんですね。

夏は身体を動かすのがダルいと感じますが
冬は身体が思うように動いてくれないんですよ。

正確には身体がホカホカと温まるまで
時間がかかる、という感じでしょうか。

ちょうど真冬に自動車のエンジンが
なかなかかかってくれないのと似ています。

ようやく身体の隅々まで神経が行きわたって
いつものジョギングのペースに持っていけるまで
だいたい僕の場合で1km~2kmを要します。

この走り始めに無理して強引にスピードをあげると
僕のような喘息持ちは軽い発作が出る場合もあるので
無理をできないという事情もあるんですね。

これは「運動誘発性喘息」といった病名で
僕の経験上、真冬の寒い時にしか出ません。
(春~秋で出たことはありません)

ほんの軽い喘息症状なのですが
喉から「ヒュウ、ヒュウ」という呼吸音が溢れ
息をするのが苦しくなって
とても走るどころじゃなくなります。

もしあなたが喘息持ちならば
冬のジョギングをする際は十分お気をつけ下さい。

これを予防するには

・急にスピードを上げて走らない
・寒い時はスピードを少し落とす

といったことを守ればまず大丈夫です。

マスクをしたりネックウォーマーをつけたり
といった予防法もありますが
僕はそこまでしなくても症状を抑えられています。

まとめ

暑いのが好きな人、寒いのが平気な人。

ひとによって感じ方は違うと思いますが
僕がこれまで四季を走って感じたのは

・ジョギングのしやすさは「春=秋>夏>冬」の順
・冬は夏より走るにはキツイ季節である
・喘息持ちの方は冬のジョギングには要注意

こんな事実です。
ただ、「自分はそうじゃないかも」
と思う人も大勢いると思います。

こればかりは感じ方の違いですから
ご自分でぜひ走って確かめてみてください。

なお、季節によってカロリー消費量など
ジョギング効果はどう違いのか気になる方は
別記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。

<※ジョギング夏冬へリンク>

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20年間、毎日欠かさず5kmの距離をジョギングしています。
月間150km、年間1800kmを走破。
おかげで病気や肥満とは無縁で健康を維持中。
足のケガにも悩まされたことはありません。

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季節に合わせたジョギング方法
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