「ジョギングに行くの嫌だなぁ……」
そう思いながら、今日もまた
サボろうとしていませんか?
ジョギングを始めた人が10人いたとして
1ヶ月後も続けていられるのは
そのうちの1~2人くらいだと思います。
この数字に根拠はありませんが
たぶんこれくらいが現実的な数字かと…。
走るのって、辛いし楽しくないし
こんな面倒くさい運動を
長く続られる人の方が珍しいですよね?
20年もジョギングを続ける僕ですが
始めた当初は嫌で仕方ありませんでした。
それでもなぜ挫折しないで
1ヶ月、半年、一年、そして「20年」と
長きに渡って続けてこられたのか
これまでの成功体験を振り返り
ジョギングを長く続けることができた
本当にシンプルな「ある方法」について
くわしく解説していきましょう!
●ジョギングを長く続ける「たった1つ」の方法
誰だって辛いことや楽しくないことは
続けられないのが当たり前です。
ジョギングはダイエットや健康には
とっても有効な運動ですが
「良薬は口に苦し」の言葉通り
継続には「苦み」が強いですよね?
それをなんとか回避するために
ジョギングのやる気をアップさせる方法を
いろいろと試したものですが
僕が本当に効果があると思うのは
たった「ひとつきり」であり、それが
ジョギングをルーティン化する!
という方法なんです。
これこそ運動オンチで運動嫌いな僕が
ジョギングを長く続けてこられた
秘密というか、秘訣のようなもの。
「自分が求めているものとは違う!」と
そう感じてしまうかもしれません……。
ですが、ちょっとだけお付き合いを。
地味ですが即効性のあるこの方法を
ここから詳しくご紹介していきますので。
●ジョギングを「ルーティン化」しよう
ジョギングに限らず勉強でも仕事でも
そのモチベーションを維持するには
・楽しくやる工夫をする
・飽きないコツを実践する
これが一般的であり、有効な方法です。
しかし初心者にとっては苦痛でしかない
ジョギングという習慣を続けるには
それだけでは太刀打ちできません!
「楽しくない」とか「しんどい」といった
ネガティブな感情を押し止めるには
感情のスイッチを切ってしまう
これが最善の方法なんですが
実際「言うは易く行うは難し」です……。
そこで出番になるのがルーティン!
「必ずやらなくちゃいけない」こととして
ジョギングを生活の一部に
がっちりと組み込んでしまう!
これが「ルーティン化する」ということ。
こうしてしまえば
「やりたくない」という感情など
差し挟む余地がなくなってしまうんです。
そもそも「ルーティン」とは
⇒機械的にこなす、決まりきった動作
を指します。
ジョギングという習慣は
それまでの日常生活にはなかった
特殊で異物感のある行動ですよね?
それを日常生活の当たり前の行動として
無意識に行うのが最終目標です。
●ジョギングをルーティン化する具体的な手順
朝、起床したらトイレに行って
朝ゴハンを食べて、顔を洗って歯を磨く。
これらの動作は好き嫌いの感情とは別に
毎日の「やるべきこと」として
日常生活に組み込まれているハズ。
これと同じようにジョギングもまた
日常生活に組み込んでしまうのが
ルーティン化するということなんですね。
ルーティン化する上で最も大事な点が
毎日同じ「順番」、または
毎日同じ「タイミング」に行う!
ということ。
今現在のジョギングをする時間は
日によってマチマチではないでしょうか?
これを見直して、たとえば
■19時:帰宅した後、しばし休憩
■~19時30分:ジョギングの支度をする
■19時30分~20時:ジョギング
■20時:ジョギングから帰宅し入浴
■20時30分:食事
このような感じで
きっちりとスケジュールを組んで
毎日それ通りに行動するようにします。
特に大事なのが
「アレをした後は必ずジョギングする」
と習慣づけてしまうこと!
※上記の例で言えば
「仕事から帰宅後」がそれに当たります。
こうすることでジョギングに出かける前の
「嫌だ!」「やりたくない!」といった
ネガティブな感情が湧きにくくなり
その順番が来たからやるんだ!
そのタイミングが来たからやるんだ!
と無意識に行動できるようになりますよ。
繰り返しますが、最も大事なポイントは
「行動の順番を決めてしまうこと!」
これだけをしっかり守ってください。
●「長く続ける」には最適のルーティン化の効用
僕はジョギングを始めた当初は
夜型生活を送っていたために
深夜になったら走ると決めました。
具体的に言うと
■午前0時:ジョギング(30分未満)
■午前0時30分頃:帰宅し入浴
という時間割りを自分で決めて
それを愚直に繰り返していました。
昔はこんなルーティンなんて言葉は知らず
ただ無意識に行っていたんですが
実はこれがあらゆる習慣を続けるための
最良の方法だと知ったのは最近です。
「ルーティン」という言葉は
イチロー選手が打席に入ってから
決まった一連の動作を繰り返すことや
毎日同じメニューの食事をし
同じスケジュールで行動している点から
知られるようになったと記憶しています。
ラグビーの五郎丸選手が
キックを蹴る前の動作でも話題に。
イチロー選手や五郎丸選手以外にも
ひとつのことを長く続けて
目覚ましい結果を成し遂げた成功者は
ルーティン化した行動様式を持つケースが
とても多いと言われています。
これらのスポーツにおいてのルーティンは
平常心で結果を出すことが目的ですが
単純に動作を習慣化させる点でも有効。
何より僕が素晴らしいと思うのは
自分自身の感情とは無関係に
まさに「無意識」のうちに
体が動いて行動してくれるという点。
きっと今はウェアに着替える途中でも
玄関でシューズの紐を結ぶ段になっても
「走りたくないなぁ……」
とジョギングを中止する言い訳を
どこかに見つけようとしているでしょう。
でも、一旦ルーティン化してしまえば
自然と感情のスイッチは切れてしまい
体がマシンのように動いてくれますよ。
まとめ
ジョギングを長く続けるためには
特別なアイデアなんて必要なくて
・長く続けるにはルーティン化する
・走るタイミングを決めて厳守する
・ルーティンの有効性はお墨付き
実にシンプルなルーティン化するという
たったひとつの方法だけでOKなんです。
誰でも「好き嫌い」の感情があるもので
走るのが大嫌いという人も多いでしょう。
でもジョギングがルーティン化されて
「走る」のが日常の当たり前の光景になり
だんだんと体力がついて辛さが和らぐと
走ること自体が楽しくなるものですよ。
過去の僕自身がそうでしたから。
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