ジョギングを始めるために
帽子もやっぱり買う必要がある?
ウェアやシューズはそろえたけれど
出費は最小限に抑えたいから
買わなくて済むならありがたいし
もともと帽子は似合わないタイプだから
なるべくならかぶりたくない!
こういう人が多くいらっしゃるハズ。
そこで、この記事では
ジョギングで帽子は必要なのか?
かぶると汗をかいて蒸れないのか?
など帽子(スポーツキャップ)に
まつわるあらゆる疑問について
洗いざらいまとめてみます。
●ジョギングで帽子は必要?
ジョギングを始めるために
帽子を買うべきかどうか迷っている方に
疑問点をQ&A形式でお答えしますね。
Q.ジョギングで帽子は必要?
A.絶対に必要ではありません
Q.帽子をかぶると蒸れない?
A.通気性が良い帽子なら蒸れません
Q.夏に帽子をかぶると暑くならない?
A.なりません
Q.帽子は汗止めになる?
A.ある程度は抑えてくれます
Q.夜でも帽子をかぶったほうがいい?
A.汗を抑えたり防寒になります
Q.サンバイザーも帽子代わりになる?
A.日よけにはなります
Q.帽子は洗濯できる?
A.ネットに入れて洗濯機にかけられます
ざっくりとした回答ですので
ここからひとつずつくわしく
内容を解説していきましょう。
●ジョギングで帽子は絶対に必要ではありません!
オリンピックのマラソン競技や駅伝大会
トライアスロンのレースをTV観戦しても
帽子をかぶっている人/かぶっていない人
と選手によって分かれますし
町中をジョギングしてるランナーを見ても
帽子をかぶっている人・・・40%
帽子をかぶっていない人・・・60%
これくらいの割合に感じます。
ですから、必ずしも
絶対に必要とは言えません。
ただ、7~9月の日差しが強い季節で
なおかつ日中にジョギングする人は
・日焼け防止
・熱射病/熱中症予防
これらの理由から
「ほぼ必須」と言えますね。
僕自身は一年中、夜間にしか走らないので
基本的に帽子はかぶっていません。
●ジョギング中に帽子をかぶっても蒸れません
ジョギング中に帽子をかぶると心配なのが
頭に汗をかいて蒸れてしまうこと!
たしかに普通の帽子をかぶると
湯気が立ちそうなくらい蒸れますが
ジョギング用のスポーツキャップなら
そういった心配はありません。
スポーツキャップは
「メッシュ素材」で作られていて
帽子全体に無数の穴が空いている構造で
非常に通気性が良いため
腕や額に浮かんだ汗が乾くように
帽子の中にかいた汗も乾いていきます。
ですからムレムレで暑苦しくなることは
まずないと思っていいですよ。
●夏のジョギングで帽子をかぶっても暑くならないワケ
できるだけ肌を出して
半袖・短パンで走る夏場に
あえて頭を覆う帽子をかぶるのは
暑苦しく感じるかもしれません。
でも、これは逆なんですね。
日向と日陰で温度差があるように
帽子で頭を覆い隠せば
そのなかは日差しが遮られます。
ジョギング用のスポーツキャップは
メッシュ素材で作られているため
頭部から発散する熱を外に逃しますし
照りつける太陽光線を遮るため
日差しで頭部の温度が上昇するのを
バッチリ防いでくれますよ。
ですから、帽子をかぶらないよりも
かぶったほうが涼しく走れるわけですね。
また、ちょっとしたアイデアとして
出かける前に帽子を水で濡らしておくと
「気化熱」によって熱が奪われるので
頭がスウ~っとして涼しくなります。
●帽子は「汗止め」になります
自称「汗っかき」のなかでも
頭部に異常に汗をかく人がいます。
熱いラーメンとか辛い食べ物を食べると
顔面が汗だくになるタイプの人。
こういうタイプの人は
ジョギングをしていても
額から垂れた汗が目に入ったりして
うっとうしいですよね?
この「汗止め」に帽子は有効ですよ!
もちろん「ある程度は」という
注釈付きにはなりますが
帽子が額のラインまで覆うので
そこで汗を堰き止めてくれますから。
●帽子は夜でもかぶるべし
ジョギング中の帽子の最大の役割は
日差しを避けるためなので
夜に走るなら不要みたいですが
・夏は汗が流れるのを防ぐ
・冬は頭が冷えるのを防ぐ
という季節ごとの役割があるため
かぶっておいて損はありません。
「防寒」という意味なら
ニット帽などより暖かい帽子が向いており
季節によって帽子を変えると尚良しです。
●サンバイザーは日よけ専用
大きなツバが張り出したサンバイザー。
女性の間ではファッションとして
あるいは日焼け防止のために
日常的にかぶる人も多いですが
ジョギングにおいても
日よけの意味では有効ですよ。
……ただ、頭頂部(頭のてっぺん)が
帽子とちがって「むき出し」なので
真夏の厳しい日差しが照りつける日には
日射病や熱中症になる恐れがあります。
そのようなわけで僕としては
サンバイザーよりも帽子を推奨します。
サンバイザーは秋・冬・春など
夏以外の季節に使うといいですね。
●帽子は洗濯可能です
汗をあまりかかない冬はともかく
夏に30分でも帽子をかぶりジョギングすると
帽子は汗を吸い込んでぐっしょりと濡れ
そのまま放置すると汗臭くなります……。
そんなときは洗濯機へGOです!
スポーツキャップは
ポリエステル素材で出来ており
そのまま洗濯可能ですし
型崩れを防ぐための安全策として
「洗濯用ネット」に入れてしまえば
洗濯機で他の衣類と一緒に洗えますよ。
メッシュ素材なので
洗ったらすぐに干しておけば
翌日のジョギング時間まで乾きますから
一度かぶったら、毎回洗濯
というパターンでOK!
●ジョギングで帽子をかぶるメリット
ジョギングで帽子をかぶる人と
まったくかぶらない人がいますが
帽子には日焼け予防や
日射病予防などの目的以外も
こんなにメリットがあるんです。
・他人の視線を避けられる
帽子をかぶってジョギングすると
顔の上半分が隠れてしまうので
向かってくる歩行者や自転車
自動車などの視線を遮ってくれます。
・簡単な変装になる
普段、帽子をかぶらない人が
ジョギング中だけかぶっていると
他人からは気づかれにくくなるので
簡単な変装になるでしょう。
・髪型を気にしないでいい
女性は髪型をある程度はセットしないと
外には一歩も出られませんよね?
でも帽子をズボッとかぶってしまえば
もう髪型なんてどうでもよくなります。
男性も朝イチでジョギングするときは
髪の毛がハネた寝癖がついていても
帽子さえかぶれば隠せますね。
・虫よけになる
公園など草木が生い茂るコースは
走っていると蜘蛛の巣を突っ切ったり
蚊柱に頭をつっこんだりと
虫に遭遇することも少なくありません。
そんなとき帽子をかぶっていれば
髪に張りつく蜘蛛の巣から守ってくれ
蚊柱の恐怖もやわらぐでしょう。
・雨が降ったときの雨除けになる
雨が降っても小雨程度だから
ジョギングを決行する場合や
途中で雨が降ってきた場合などに
帽子は「雨除け」になってくれます。
目に入ってくる水をガードしてくれますし
頭が濡れないだけで気分は全然違います。
冬は特に弱い雨でも
頭が濡れて冷えると風邪を引くので
天気が怪しい日はかぶっておくと安心。
まとめ
ジョギングにおける帽子の必要性や
どんな面で役に立つのか
あらためてまとめておきますね。
・帽子は必ずしも必須ではない
・帽子をかぶっても蒸れない
・帽子をかぶっても暑くならない
・帽子は汗止めになる
・帽子は夜でもかぶったほうが良い
・サンバイザーは夏以外の季節限定
・帽子は洗濯機でも洗える
まとめてみると、やっぱり
ジョギングをするならひとつくらい
帽子を買ったほうがいいと分かります。
僕はなぜか抵抗感があって
ずっと「かぶらない派」だったんですが
今回をキッカケにして買う気でいますよ。
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