ジョギングは息が切れると体脂肪が燃えない?対策法を伝授!

スポンサーリンク
この記事は約5分で読めます。

「ゼェ~ハァ~…ゼェ~ハァ~……」

肩が上下に大きく揺れて
みっともないくらい息が切れる……。

ジョギングを始めたけれど
すぐに息が上がってしまい

呼吸するのが苦しくて苦しくて
1kmも走り続けられない……。

まだスタートしたばかりの初心者には
ありがちな光景というか悩みですね。

町で見かける熟練ランナーたちは
まったく苦しい表情など浮かべずに
じつに涼しい顔で走っています。

それに比べてどうして自分は
すぐに息が切れるのか?

このまま息が切れた状態で走っても
ダイエット効果はあるのか?

そんな疑問に答えつつ
体脂肪がちゃんと燃える
ジョギング方法を伝授しましょう!

●ジョギングで息が切れるのはナゼ?それは良いこと悪いこと?

たとえば「30分間は走ろう!」とか
「最寄り駅までの往復を走ろう!」とか

明確なジョギングの目標があるのに
ゴールまではまだまだ遥かに遠い地点で

息が上がって道端で立ち止まるのは
悔しいと言うか、モヤモヤしますよね?

こうしたジョギングで息が切れる原因は
以下の2点が考えられます。

■息が切れる2つの原因
・心肺機能が対応できないから
・速く走りすぎているから

初心者マークが付いたビギナーならば
仕方がないといえば仕方ないことですが

ほんの少し工夫をするだけで
連続で走れる距離は伸ばせますよ。

それとは逆に
どうせジョギングをするくらいなら

「息が切れるくらいの方が良い!」
「息が切れなければ走った意味がない!」

とストイックな考え方をする人も
なかにはいるかもしれませんが

Q.息が切れる速さで走ったほうが良い?
A.ダイエットにはマイナスです!

もし痩せる目的で走っているとしたら
息が切れるほど激しくジョギングしたら
ほとんど意味がありませんよ……。

ちょっとショックな情報かもしれまん。

では、くわしい理由やその解決方法などを
ここから順ぐりにまとめていきましょう。

●ジョギングで息が切れる原因と対策法

まさか100mの徒競走でもないのに
たかがジョギングのゆるいスピードでも

こんなに息が切れるなんて
実践してみて意外だったでしょうか?

僕は運動音痴を自覚していたので
ある程度は覚悟していましたが

ジョギングを始めてみた直後は
あまりに長く走れなくて
かなりショックを受けましたね……。

ただ、それもそのはず。

人間って誰しも普段の生活では
電車に乗るために仕方なく駆け出したり

はしゃぐ子供を追いかけるときなど
わずかな時間しか走る機会はありません。

ですから、ジョギングを急に始めて
たかが1kmでも走りきれないまま
息が上がってしまうのは仕方がないこと。

こうして無様なほど息が切れてしまうのは
まだ長くジョギングできるだけの
「心肺機能」が備わっていないため。

心肺機能を高めていくには
ただ単純に地道にジョギングを続けて

それに耐えるだけの機能が備わるよう
パワーアップさせていくしかないですね。

もうひとつ初心者が息が上がる原因は
気負いすぎて速く走りすぎているため。

初心者には初心者にあったペースがあり
それを守って自制して走れば
息が上がるのを確実に抑えられますよ。

※ジョギング初心者のペースにリンクする

コツとしては歩くのと大差がないくらいの
超ゆっくりとしたスピードで走り

それでも息が上がってきたら
速度をゆるめてしばらく歩く……

歩いてみて息がまた正常に落ち着いたら
再びジョギングのペースに戻す

この繰り返しで行えばOKです!

●息が切れるペースで走るとダイエット効果はゼロ!

なんとなくイメージとして
息が上がるような激しい運動をしたほうが

より多くの体脂肪が燃えて
ダイエット効果が高まる気がしますよね?

しかし、これは大きな誤解……。

「運動」には大きく分けると

・有酸素運動
・無酸素運動

という2種類があります。

この2つを簡単に分類すると

【使われる主なエネルギー源】
有酸素運動・・・体脂肪を燃やす
無酸素運動・・・糖質を燃やす

【運動の持続時間】
有酸素運動・・・長時間行なえる
無酸素運動・・・短時間しか行えない

【運動の目的】
有酸素運動・・・減量やスタミナの向上
無酸素運動・・・筋肉量のアップ

このように違いがあるんですね。

ジョギングを息が上がるくらい行なうと
まるで全力ダッシュしたあとのように
「もう走れない」と力尽きますよね?

だとすれば、それは有酸素運動ではなく
無酸素運動になってしまっているのです。

通常の息が上がらないジョギングは
有酸素運動の代表的存在ですが

走り方によってはダイエット効果が
ゼロになる危険性もあるんですよ。

なるべく息が切れないように
(=心拍数を上げないように)

自分で体の様子を見て調整しながら
ゆっくり走るのが大事なポイント!

まとめ

ジョギングは苦しいものなんだから
息が切れるのも仕方ないと思いがちですが
そこにはこんな原因や理由があります。

・息が切れるのは心肺機能の未発達と
スピードを出しすぎているのが原因

・息が切れる速さで走ると
ダイエット効果をゼロにしてしまう

もし体脂肪を減らすことを
第一目的にしていらっしゃるならば
我慢しながら走っては絶対ダメです。

ジョギングという運動は本来は
体に負荷をかけない強度で
できるだけ長い時間行なうのが理想。

その意味でいうと
息が切れる状態と言うのは

決して「望ましい状態ではない」ことが
よくお分かりいただけると思います。

すぐにでもジョギングのペースを
見直されてみてください!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

20年間、毎日欠かさず5kmの距離をジョギングしています。
月間150km、年間1800kmを走破。
おかげで病気や肥満とは無縁で健康を維持中。
足のケガにも悩まされたことはありません。

RSSリーダーに登録する
ジョギングの走り方
この記事をみんなにシェアする
RSSリーダーに登録する

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました