ジョギングで砂利道はダメ?初心者は絶対避けたい4つの理由

スポンサーリンク
この記事は約6分で読めます。

ジョギングするコースが
砂利道ばかりという人もいるでしょう。

日本全国のほとんどの道路が
アスファルトに舗装されたものの

いまだに少し郊外に出たりすると
砂利道が続く風景が見られます。

そんな砂利道があるようなエリアは
えてして空気が澄んでいますので

あえて選んでジョギングする人も
少なからずいらっしゃるはず。

しかし、そうはいっても

「砂利道はジョギングに向いていない?」

と不安に思うこともありますよね。

そこで、ここではジョギングする際に
砂利道は適したコースなのか?
どんなデメリットがあるのか?について
くわしくまとめてみました。

●ジョギングで砂利道を選ぶのはダメ?

僕が子供の頃は家のまわりには
あちこちに砂利道がいっぱいありました。

それがだんだんと舗装路に変わりましたが
すこし街の中心部から離れて
郊外の林道や河川敷に踏み入れば
そこにはまだ砂利道が残されています。

こんな砂利道のコースを
走って良いか?悪いか?ですが

ジョギング初心者は
一切の砂利道を避けるべき!

であり

ジョギング中級者以上は
ジョギングコースの一部として
砂利道を通るのは問題ないけれど

コースすべてが砂利道なのはNG!

というのが僕の意見です。

では、どうしてダメなのか?
初心者と中級者でなぜ違うのか?
ここから解説していきますね。

●初心者がジョギングで砂利道を避けるべき理由

「砂利道」というのは

・砂利(小石と砂が混じったもの)
・砕石(天然の岩石を砕いたもの)
・砂

これらが敷き詰められた道路のことです。

砂利道を歩いた感触で分かるように
ランダムに並んだ小石のせいで
表面はデコボコとしています。

この上をジョギングすると
一歩ごとに足首が着地する角度が変わり

足首はもちろんのこと
膝や股関節まで不要な負担がかかります。

ジョギング初心者は太っていて
ダイエット目的で走る人が多いので
そもそも膝を痛めやすいもの。

そこに砂利道という負担のかかる道路を
あえて選んで走ることが
どれほど愚かなことか
説明するまでもありませんよね?

それにアスファルトの舗装路ならば
たとえ小さな石ころでも落ちていたら
すぐに気がつきますが

これが砂利道の場合
大きめの石が落ちていても
気づきにくいものなんです。

誤ってそんな大きな石を踏むと
足首をひねって怪我する可能性が……。

ジョギング中級者以上の人は
ある程度は体が絞れてきて
脚への負担が少なくなっています。

ですから神経質になってまで
砂利道を避ける必要はありません。

ただ、5kmや10kmのコースすべてが
砂利道のみですと負担がかかりますので

あくまで「コースの一部のみ」に限定する
というのが無難だと思います。

●砂利道をジョギングする4つのデメリット

砂利道は初心者ほど負担が大きいと
説明してきましたが
それ以外にもデメリットがあるんです。

■砂利道のデメリット1
「水たまりができやすい」

平坦ではない砂利道に雨が降ると
あちこちに大小の「水たまり」が
できてしまいます。

僕自身、雨上がりに砂利道を走って
何度、気づかないで水たまりを踏み
靴を濡らしてしまったことか……。

■砂利道のデメリット2
「スピードが遅くなる」

砂利道はジョギングシューズのような
底が真っ平らに近い靴では
グリップがきかず反発力が生まれません。

すると当然、走るスピードは
舗装路と比べると落ちてしまいます……。

ジョギングはゆっくり走る運動ですが
不可抗力でスピードが落ちるのは
歓迎すべきことではありませんね。

■砂利道のデメリット3
「砂埃が立つ」

晴天が続いてカラカラに乾いた砂利道を
いきおいよくジョギングすると
砂埃が立ってしまいます。

それを吸い込んでしまったり
目に入ってシバシバしたり……。

■砂利道のデメリット4
「疲れやすい」

砂利道は路面の形状がイレギュラー。

なのでアスファルトと比べると
同じ距離をジョギングした場合
明らかに疲れやすいですよ。

ハードトレーニングのために
あえてそれを選択するのも手ですが
初心者にとっては負担に違いなく……。

●自宅のまわりに砂利道しか無い人の対処方法

砂利道がジョギングには向かないのは
重々わかったけれど
自宅周辺に走れるのは砂利道しかない!

という方もいらっしゃるかもしれません。

そういった「コース難民」の方が
仕方なく砂利道をジョギングする場合は
この方法でいくらか負担が軽減できます。

・スピードを出さない
・長い距離を走らない
・ソールの厚いシューズを買う
・膝にサポーターを付ける

スピードを出したり長距離を走ると
それだけ負担が重なりますので
「ほどほど」に走るようにします。

そして、ジョギングする前に
ソールの厚いジョギングシューズと
ランニング用の膝サポーターを用意し
それを着用しましょう。

ソール(靴底)が厚い靴は
着地時の脚への負担を減らしてくれますし

膝サポーターは膝の安定性を高めて
ケガを予防してくれる効果があります。

ただ、負担は100%軽減できませんので
くれぐれも過信しないでくださいね。

初心者用のシューズの選び方について
くわしくは下記の記事をご覧ください。
<※初心者シューズ選び方にリンク>

●砂利道コースとの上手な付き合い方

ここまで長々と砂利道がいかに
初心者にとっては「鬼門」になる場所で
中級者以上も避けるべき場所だと
そのように説明してきました。

でも、少しくらいの砂利道なら
悪いことばかりではないと
20年以上ジョギングする僕は思います。

実際、僕自身は

全長5kmのジョギングコースのうち
約500mくらい砂利道の区間がある

という道のりを好んで走っていますから。

20年以上もジョギングしていると
ある程度は締まった体をしていますし
足首や膝も強化されています。

そんな状態なら多少の砂利道は
マイナスになるどころか

小石がジョギングシューズを通して
足の裏を刺激して気持ちいい

と感じるくらいです。

ちょうど素足で青竹踏みする感覚みたい
と言えば伝わるでしょうか?

初心者の方も走りに慣れて
体が絞れてきたら
少しくらい砂利道を走ってみると
コースに変化がついて面白いと思います!

まとめ
都会ではいまや希少になり
地方ではいまだ現役の砂利道。

僕の住む地方でも年々減っていますが
もしそこをジョギングするつもりならば

・初心者は砂利道を走るべからず
・砂利道は足首や膝に負担になる
・中級者以上はあえて走るのも良し

このことを頭に入れておいてください。

そして走り終えた後は
ジョギングシューズの裏に注目を。

小石が靴裏のスキマに入り込むので
ほじくって取り出しておきましょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

20年間、毎日欠かさず5kmの距離をジョギングしています。
月間150km、年間1800kmを走破。
おかげで病気や肥満とは無縁で健康を維持中。
足のケガにも悩まされたことはありません。

RSSリーダーに登録する
ジョギングコースの選び方
この記事をみんなにシェアする
RSSリーダーに登録する

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました