学生時代に苦手な課目といえば
ダントツで「体育」……。
運動会の徒競走では
当然のように毎回ビリっけつ……。
もちろん部活動は「文化部一筋」だった。
こんな自他ともに認める
「運動音痴」の人にとっては
ジョギングを始めること自体
かなりハードルが高いかもしれません。
それでも痩せたいから
なんとか走ってみたいけれど
はたして普通にジョギングができるのか
まず何から始めたらいいのか?
そんな運動にコンプレックスがある人の
すべての疑問に対して
重度の運動音痴に生まれつきながら
負けずに20年間ジョギングを続ける僕が
Q&A形式でお答えしていきましょう。
●ジョギングは運動音痴の人でもできる?
運動音痴の人にとっては
「スポーツ」と名の付くものは
すべて敬遠したくなる存在ですよね?
だからいくらユルそうに見える
ジョギングであっても
始めるのは不安がつきまとうはず。
僕も運動音痴なのを自覚しているので
友達からスキーに行かないか?とか
フットサルを始めないか?と誘われても
即答で「ムリ!」と断ります。
ただ、そんな運動音痴な人間ながら
20年もジョギングを続けてきたからこそ
自信を持って断言できる結論がこちら。
Q. 運動音痴でもジョギングはできる?
A. ジョギングは運動神経の良し悪しが
問われないスポーツです!
Q. 運動音痴なのでジョギングするのが
人目が気になって恥ずかしいのですが?
A. ジョギングは運動音痴が
バレにくいスポーツだから大丈夫!
Q. 運動音痴はまず何から始めればいい?
A. スロージョギングからスタート!
バスケットボールをやれば
ドリブルがまともにできず
サッカーをやれば周りについていけず
一切パスがまわってこない……。
そんな運動神経の悪さでは
妙な自信がある僕でさえ
ジョギングだけは続けてこられました。
では、どうして他のスポーツと比べて
ジョギングだけは特別に
運動音痴にも優しい(易しい)のか?
その理由を解説していきましょう。
●ジョギングに運動音痴の「良い・悪い」が関係ない理由
そもそもジョギングとは
ランニングよりもゆったりしたスピードで
自分が決めた距離や時間を
ただ走るだけのスポーツです。
そこには他のスポーツに付き物の
・個人で他人とスコアを競う
・チームの一員としてプレーする
という要素が一切ありません!
ですから、運動音痴の人が嫌う
・運動神経が悪いことでの恥ずかしさ
・仲間に迷惑をかける自己嫌悪
というイヤな部分を感じなくて済みます。
たしかに「1kmを何分で走ったか?」とか
「1時間を何分以内で走ったか?」など
自分と赤の他人の記録を比べて
「あぁ~やっぱり運動神経が悪いな……」
と思うときも、たまにはあります。
が、しかし……
それはあくまで一部分であって
無視してしまえば関係ありません。
ジョギングは他人と直接競い合う
「競技要素」は皆無であり
自分自身の過去のタイムと比べて
速くなった/遅くなったを感じるだけ。
それも純粋にダイエットのために走るなら
そうしたタイムの記録など
どうでもいいことです。
そんな理由からジョギングは運動音痴でも
なんの抵抗もなく始められて続けられる
ほとんど「唯一のスポーツ」といって
いいのではないでしょうか?
●ジョギングは運動音痴がバレにくいスポーツ!
運動音痴がスポーツをやるときに
「何が嫌か?」というと
カッコ悪いヘマをしたところを
大勢の人に見られること!
コレが一番ではないでしょうか?
バレーボールをやって
相手のレシーブが顔面にぶつかる……
走り高跳びでステップが合わず
バーにぶつかってしまう……
などなど、すっごい恥ずかしい失敗や
穴があったら入りたいミスを
みんなに見られてしまうのは最悪です。
ジョギングを行なうときは普通
路上を走ることになりますので
どうしても歩行者などの視線を
100%避けることはできません。
運動音痴がジョギングをすると
最初はどうしてもぎこちなく
ジョギングフォームはバラバラで
カッコ悪い走り方になるでしょう。
しかし、視線にさらされるのは一瞬で
他人にスタートからゴールまでの
一挙手一投足を観察されたりしません。
ですから、いくら重度の運動音痴でも
他人から「あの人、超運動音痴(笑)」と
感づかれる心配はほぼありません!
ゴルフみたいに衆人環視のもとで
他人の目を気にしながらではないので
緊張してガチガチになることも一切なし!
●運動音痴の第一歩はスロージョギングから!
運動音痴を強く自覚する理由のひとつが
「体力がない」ということ。
学校のマラソン大会で
ほとんどの生徒がゴール済みなのに
自分ひとり何十分と遅れてゴール……。
すご~くカッコ悪いし
余裕でゴールしたクラスメイトからは
「ブタ」だの「鈍足」だの言われ放題。
イヤな記憶がよみがえります……。
ただ、よくよく考えると
ジョギングするとすぐ苦しくなって
他人よりスピードが劣ることや
長い距離を走れないことと
運動音痴であることは関係ありません。
それはただ「体力がない」だけの話。
誰でも走り続けていけば
必ず誰でもある程度は走れるようになり
スピードだって速くなるものですよ。
そんな速く走れないし体力も一切ない
運動音痴の人がジョギングを始めるなら
まず最初の第一歩にお勧めしたいのが
「スロージョギング」という走り方。
スロージョギングとは
本来ゆっくり走るジョギングよりも
更にゆっくりのスピードで走るもの。
走るスピードの目安は
歩く速度より少し速いくらい。
歩幅は小さくして
足は指の付け根あたりから着地をします。
長く走り続けられない人は
「1分走って30秒歩く」
これの繰り返しでもOK。
これさえ続けていけば
だんだんと走れる距離が伸びていき
いっぱしのランナーになれますよ。
まとめ
ジョギングは運動音痴にとって
どんな位置づけのスポーツなのか
僕の実感をもとにまとめると
・ジョギングは運動音痴でも大丈夫!
・他人に運動音痴がバレにくいスポーツ
・スロージョギングなら誰でも走れる
野球・サッカー・テニス・バドミントン
バスケットボール・ゴルフなどなど
あらゆるスポーツに挫折してきた人でも
自信を持って勧められますね。
長く続けるにはそれなりの覚悟と
やる気を失わない目標設定が必要ですが
少くとも運動音痴であることを理由に
ジョギングが「できない人」は
この地球上にひとりもいないですよ!
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