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教習所でよく当たる教官がいる!教官が生徒を選ぶって本当?

教習所でよく当たる教官がいる!教官が生徒を選ぶって本当?

ざっくりまとめると…

  • 同じ教官によく当たるのは、シフトの重なりとシステムの自動振り分けが主な原因
  • 教官が生徒を選ぶことは基本的にない、ただし教育上の配慮で例外あり
  • 苦手な教官は受付相談やNG登録で変更できる

教習所でよく当たる教官がいる、そう感じたことはありませんか?

私も免許を取るとき、「またこの先生だ……」と内心ドキドキしながら車に乗り込んだ記憶があります。

偶然なのか、何か意図があるのか、当時はずっともやもやしていました。

この記事では、担当教官の振り分けの仕組みから、指名制度の使い方、苦手な教官への対処法まで、まとめて解説します。

読み終わるころには「なんだ、そういう仕組みだったのか」とすっきりするはずです。

教習所でよく当たる教官がいるのはなぜ?同じ指導員ばかりになる理由

教習所でよく当たる教官がいる理由、気になりますよね。

結論から言うと、ほとんどの場合はシステムと時間帯の偶然の一致が原因です。

この段落では、同じ指導員ばかりになる背景を以下の流れで解説します。

  1. 教習所のシフトと教習生の時間帯がかぶっている
  2. 担当教官の振り分けはシステムで自動的に決まる
  3. 技能教習の段階によって教えられる教官が絞られる
  4. たまたま当たりやすいだけか、意図的かを見分けるポイント

理由1|教習所のシフトと教習生の時間帯がかぶっている

同じ教官ばかりに当たる理由で、いちばん多いのがこれです。

あなたが通う時間と、その教官の勤務時間がぴったり重なっている、ただそれだけのケースが大半を占めています。

通う曜日や時間が固定だと同じインストラクターに当たりやすい

学校終わりの17時以降、あるいは土曜の午前中など、教習生が通う時間帯は自然と固定されやすいです。

そこに特定の指導員のシフトが毎回重なれば、当然ながら同じ人に当たる確率が跳ね上がります。

「自分が選ばれているのかも」と感じるかもしれませんが、多くの場合はタイムテーブルの一致という、ごくシンプルな話です。

毎週水曜の夕方に通っていたら、ほぼ毎回同じ先生でした。曜日を変えたら別の先生になったので、シフトのせいだったんだなって。

指導員の勤務シフトは意外とパターンが少ない

指導員の勤務シフトは、早番・遅番・中番といったパターンで組まれていることがほとんど。

しかも週に1〜2日は定休日があり、同じ曜日に同じシフトで入ることが多いです。

つまり、あなたが週3日・夕方に通えば、シフトが完全に一致している指導員が必ず存在します。

「またあの先生だ」と感じる正体は、実はこういう仕組みです。

カタギリ
カタギリ
通う時間帯を少しずらすだけで、会う教官ががらりと変わることがありますよ。

理由2|担当教官の振り分けはシステムで自動的に決まる

多くの自動車教習所では、誰がどの生徒を教えるかをコンピューターが自動で決めています。

人間の手ではなくシステムが決めているので、教官の個人的な意思は基本的に入る余地がありません。

多くの自動車学校では組み合わせをコンピューターで管理している

あなたが予約を入れると、システムがその時間に空いている指導員の中からマッチングを行います。

このとき「直近に担当した指導員を優先するアルゴリズム」が設定されている教習所もあり、それがさらに「同じ先生ばかり」という現象を加速させます。

なぜかというと、前回の教習内容を把握している指導員のほうが、引き継ぎなしにスムーズに教習を進められるからです。

教習の進度や資格の有無で担当できる指導員が限られる

すべての指導員がすべての教習を担当できるわけではありません。

たとえば「みきわめ(修了検定や卒業検定の前に行う最終確認)」は、一定の経験や資格を持つ指導員しか担当できないルールになっています。

あなたが今どの段階にいるかによって、担当できる指導員がシステム上で自動的に絞り込まれる、というわけです。

理由3|技能教習の段階によって教えられる教官が絞られる

教習が進むにつれて、担当できる指導員の顔ぶれが変わることがあります。

これは、指導員ごとに「担当できる車種・教程」が資格によって異なるためです。

普通車と大型自動車で担当できるインストラクターが違う

二輪(バイク)や大型車、二種免許の教習をメインで担当している指導員は、普通車の教習枠にはあまり入りません。

逆に、普通車(AT限定など)の教習をメインで行う若手〜中堅の指導員は、普通車の教習枠に集中しやすい傾向があります。

結果として、普通免許を目指す教習生が当たる指導員はおのずと絞られるわけです。

実技の進度に合わせた指導ができる指導員が優先される

高速教習や複数教習(2人以上の教習生が同乗して行う教習)など、特定の教程は担当できる指導員が決まっているケースがあります。

第2段階(路上教習)に入ったとたん、これまで見たことがない先生が登場した、という経験はありませんか。

あれはまさに、カリキュラムの都合で指導員の顔ぶれが入れ替わるパターンです。

たまたま当たりやすいだけ?それとも意図的?見分けるポイント

「偶然」と「意図的」のどちらか、以下の表を参考に確認してみてください。

状況 可能性が高い理由
3回以上連続で同じ教官 勤務シフトが完全に一致、またはシステムが優先マッチングしている
苦手な項目(クランクなど)のときだけ同じ教官 受付が苦手項目を把握している指導員を意図的に割り当てている
特定の曜日だけ違う教官 いつもの教官がその曜日に公休

3回以上連続なら時間帯の重なりをチェックしてみよう

まず確認してほしいのは、自分が通っている曜日と時間帯です。

毎回同じ時間帯に通っているなら、シフトの一致が原因である可能性が非常に高いです。

試しに通う時間を1〜2時間ずらしてみると、別の教官とマッチングするかもしれません。

受付に聞けば振り分けの仕組みを教えてもらえることも

「なぜ同じ先生ばかりなんですか?」と受付に直接聞いてみることも、有効な手段です。

担当制を導入している教習所なら、最初からそういう仕組みであることを教えてくれるはずです。

ランダム配車なのに毎回同じ人になっているなら、受付がシステムの調整をしてくれることもあります。

教官が生徒を選ぶって本当?お気に入りの生徒がいる噂の真相

「教官が生徒を選ぶ」という噂、あなたも一度は耳にしたことがありませんか?

結論から言うと、ほぼないです。

ただ、「完全にゼロか」と問われると、例外が存在するのも事実でして。

この段落では以下の流れで解説します。

  1. 教官が教習生を指名するケースは基本的にない
  2. 例外的に担当を調整するケースとは
  3. 人気の生徒ってどんなタイプか
  4. 逆に避けられる生徒の特徴はあるのか

教官が教習生を指名するケースは基本的にない!その仕組み

現代の教習所では、コンピューターによる自動配車システムが主流です。

指導員が「今日はあの生徒を教えたい」と申し出ても、システムがそれを反映するような仕組みにはなっていません。

自動車教習所では公平性を保つルールが徹底されている

教習所は公安委員会(都道府県の警察を監督する行政機関)の指定を受けた教育機関です。

特定の生徒を優遇したり、逆に嫌いな生徒を避けたりすることは、教育の質に偏りが出るとして厳しく管理されています。

管理職や受付スタッフが配車の偏りを常にチェックしているため、指導員が個人的な感情で動ける余地はほぼありません。

指導員が特定の生徒を選ぶと教育の質に偏りが出る

仮に「お気に入りの生徒」を選べる仕組みがあったとすると、特定の生徒だけが手厚い指導を受け、他の生徒は放置される、という不公平が生まれます。

それは教習所側にとっても、クレームやトラブルのリスクになります。

だから「教官が生徒を選ぶ」構造を、教習所側が作るメリットはないわけです。

教官が気に入った子だけに丁寧に教えてるって聞いたことあったけど、システムで決まってるなら安心しました。

ただし例外もある~教官が担当を希望するケースとは

「完全にランダム」かと言われると、そうでもありません。

あくまで「教育上の配慮」として、意図的に担当が調整されるケースは存在します。

出来の悪い生徒にベテラン指導員をあてる配慮がある

何度も同じ項目でつまずいている生徒や、運転に強い恐怖心を持っている生徒には、経験豊富なベテラン指導員や検定員資格を持つ指導員を意図的に割り当てることがあります。

「出来が悪いから特別な先生に回された」と不安に感じるかもしれませんが、これは完全に教育上の配慮です。

お気に入りとは無関係の、プロとしての判断です。

教えたくなる生徒がいるのも人間だからゼロとは言えない

指導員も人間なので、「あの生徒の教習は楽しかった」と感じることはあります。

ただそれが、「だから次も自分が担当したい」という行動につながる余地は、システム上ほぼ封じられています。

とはいえ、小規模な教習所でコンピューター配車が導入されていない場合は、人間的な調整が入ることもあり得るかもしれません。

人気の生徒ってどんなタイプ?教官のホンネを探る

指名はできなくても、「この生徒は教えやすい」と感じる教官のホンネは存在します。

正直、これを知っておくと教習がスムーズになりますよ。

あいさつや返事がしっかりできる教習生は好印象

狭い車内で2人きりで行うマンツーマン指導において、「おはようございます」「はい」といった基本的なコミュニケーションができるかどうかは、思った以上に重要です。

無言・無反応の教習生は、指導員側からすると「理解しているのかどうか分からなくて怖い」という状態になります。

素直にアドバイスを聞く姿勢が指導員のやる気を引き出す

「ハンドルをあと少し右に」と言われたら素直に試してみる。

それだけで、指導員はぐっとやる気が出ます。

「でも」「だって」と反論が続く教習生は、プロとして公平に接しながらも、内心では「指導しにくいな」と感じることがあるのが正直なところかと思います。

カタギリ
カタギリ
返事が大きくてハキハキした教習生は、教室の雰囲気からして違いますよね。教官も人間なので、やっぱり教えがいを感じると思います。

女性だから優遇される?性別による差は実際あるのか

「女性教習生には優しい」という噂がありますが、実態はやや異なります。

近年のハラスメント対策の強化により、むしろ女性教習生に対しては慎重に接するよう指導されている指導員が多いです。

「優しい」というより「丁寧な言葉遣いでトラブルを防いでいる」という側面が強いと言えます。

逆に教官から避けられる生徒の特徴はある?

「避けられる」という言い方は少し強いですが、「指導しにくい」と感じさせてしまう行動は存在します。

態度が悪い・指導を聞かない教習生は敬遠されがち

  • 無断欠席や遅刻が多く、スケジュール管理ができない
  • 指導中にスマホをいじる
  • アドバイスに対して「でも」と反論し続ける

これらの行動は、安全運転の観点からも問題ありとみなされます。

教習所全体で「要注意」として共有されることもあるので、さすがに気をつけたほうがいいです。

ただし安心してほしい、プロとして全員に公平に指導する

どんな教習生が相手であっても、指導員はプロとして公平に接することが義務づけられています。

「私、嫌われてるかも……」とピリピリしながら乗車する必要はまったくありません。

指導員は1日に何十人もの教習生を見ているので、特定の生徒を特別に嫌う感情的な余裕は、正直ないのが実情です。

教習所の担当教官はどうやって決まる?指名制度と振り分けの裏側

担当教官の振り分けの仕組みって、意外と知られていないですよね。

この段落では、全国の自動車教習所に共通する基本ルールから、指名制度の使い方まで解説します。

  1. 担当の決め方の基本ルール
  2. 指名制度があれば好きな教官をリクエストできる
  3. 指名制度がない教習所で相性のいい教官に当たるコツ

教習所の担当の決め方~全国の自動車学校に共通する基本ルール

全国の指定自動車教習所では、教育の質を均一に保つため、学科と技能で担当の決め方が異なります。

学科と技能で担当の決め方が違う

種類 担当の決め方 生徒の選択
学科教習 時間割で決定 選べない
技能教習 予約システムで自動マッチング 指名制度があれば可能

学科は教室に行けばその時間の担当講師が教える形なので、生徒側が選ぶ余地はありません。

技能教習は予約時間と指導員のシフトを照合して組み合わせが決まります。

教習生の予約時間と指導員の勤務シフトを照合して決定

技能教習の担当決定の流れは、おおよそ以下のとおりです。

  1. 教習生が技能教習を予約
  2. システムがその時間に勤務中の指導員を抽出
  3. 指導員の資格(MT車対応か、検定員資格があるかなど)と教習生の進度を照合
  4. 直近の担当履歴などを加味して最終的な担当を決定

このプロセスがほぼ自動で行われているため、人の意思が入る余地は非常に少ないです。

指名制度がある教習所なら好きな教官をリクエストできる!

全国の教習所の多くが、何らかの形で指導員のリクエストを受け付けています。

「あの先生に教わりたい」という希望がある場合は、まず指名制度があるかを確認するのがおすすめです。

指名OKの自動車学校は実は意外と多い

指名制度には主に2つのタイプがあります。

タイプ 内容
担当制(専任制) 卒業まで1人の指導員がマンツーマンで担当
随時指名制 毎回の予約時に空いている指導員の中から選べる

担当制は安心感がある反面、その指導員のスケジュールに左右されるため、予約が取りにくくなる場合もあります。

指名に手当や追加料金がかかるケースもあるので条件を確認

指名制度を利用する際は、1時限あたり数百円〜数千円の追加料金が発生するケースが多いです。

また、人気の指導員を指名すると予約が集中し、その先生が空くまで待つことになり、卒業までの期間が延びる可能性もあります。

指名料や条件の詳細は、各教習所の入校案内または受付カウンターで確認してください。

指名制度があるって知らなかった!最初から聞いておけばよかったです。

指名制度がない教習所で相性のいい教官に当たるコツ

指名制度がない、または追加料金を払いたくない場合でも、工夫次第で相性のいい教官に当たりやすくなります。

通う時間帯を変えると組み合わせが変わる可能性あり

同じ曜日・同じ時間帯に通い続けると、シフトが一致している指導員に当たり続けます。

たとえば、毎週木曜18時に通っているなら、水曜16時や金曜19時に変えてみるだけで、別の指導員とマッチングする可能性が高まります。

受付スタッフに相談すれば配慮してもらえることも

「優しく教えてくれる先生がいい」「丁寧に説明してくれる先生がいい」といった抽象的なリクエストでも、受付スタッフが配車を手動で微調整してくれる場合があります。

特に入校直後や、運転に強い不安を感じている時期は遠慮なく相談してみてください。

苦手な教官をNGリストに入れられる教習所もある

全国の多くの教習所には、特定の指導員を次回以降の配車から外す「NG登録(拒否設定)」という仕組みがあります。

受付に「〇〇先生とは教え方が合わないので、次から変えてほしい」と伝えれば、システム上で処理してくれるので、指導員本人に直接伝わる心配はありません。

【注意点】NG登録できる教習所は多いですが、すべての教習所で対応しているわけではありません。また、小規模な教習所では指導員の人数が少ないため、NGを増やしすぎると予約が極端に取りにくくなるリスクがあります。

同じ教官ばかりで不安なとき!教習所での相談方法と卒業までの心構え

「同じ教官ばかりで、しかも苦手な人だったら……」と不安になっているあなたへ。

我慢する必要はまったくありません。

この段落では、ストレスへの対処法から卒業までの心構えまでを解説します。

  1. 苦手な教官に当たり続けるストレスへの対処法
  2. 相性のいい教官に当たり続けるメリットの活かし方
  3. 教官との相性が免許取得のスピードに影響する理由
  4. どうしても合わないなら転校も選択肢

苦手な教官に当たり続けるストレス、我慢しなくていい

教習所は高い費用を払って通う「サービス利用の場」です。

学習環境を整える権利は、受講生であるあなたにあります。

受付に相談しても面倒な生徒とは思われない、安心して大丈夫

指導員の変更相談やNG登録の依頼は、受付スタッフにとって日常茶飯事です。

「わがままな生徒だと思われるかも」と心配する必要はまったくなく、安心して申し出てください。

具体的な理由を添えるとスムーズです。

  • 「威圧的で怖くて萎縮してしまう」
  • 「説明が聞き取りにくく、指示が理解できない」
  • 「何を言っているか聞き返せる雰囲気がない」

理由が明確なほど、受付側も「次はこういうタイプの指導員を当てよう」と対応しやすくなります。

担当変更の実績がある教習所は全国に多い

「担当を変えてほしい」という申し出は、全国の教習所で日常的に処理されています。

あなたが最初の一人ではないので、ためらわずに相談してみることをおすすめします。

苦手な先生を変えてほしいって言い出せなかったけど、相談したらあっさり対応してもらえました。もっと早く言えばよかった。

※嫌な教官を外すやり方はこちらをご覧ください。

逆に相性のいい教官に当たり続けるメリットを活かそう

同じ指導員に当たり続けることが、必ずしもデメリットではありません。

相性がいい場合は、むしろ積極的にそのメリットを活かすべきです。

同じ指導員だと実技の成長を一貫して見てもらえる

継続して同じ指導員に担当してもらうことで、前回の苦手ポイントを正確に把握したうえで指導してもらえます。

教習冒頭の「前回どこまでやりましたっけ?」という時間のロスがなく、最初から具体的な改善案を提示してもらえます。

卒業まで充実した教習ライフにするには信頼関係がカギ

信頼できる指導員とリラックスして乗れる車内は、緊張によるミスを減らす効果があります。

「この先生なら何でも言える」という安心感は、上達速度に直結すると言っていいです。

教官との相性が免許取得のスピードに影響するって本当?

相性は気分の問題だけではなく、実技の習得速度に直接影響します。

「褒めて伸びるタイプ」に厳しい指導員が当たり続けると、萎縮してしまい、同じ項目を何度もやり直すことになりかねません。

指導の一貫性があると上達が早くなるケースも

同じ指導員が継続して担当することで、「この生徒はここが苦手」という情報が蓄積されます。

毎回別の先生だと、その把握をゼロからやり直すことになり、教習全体の効率が下がります。

複数の教官に教わることで知識の幅が広がる利点もある

とはいえ、複数の教官に教わることで「多角的な安全確認のコツ」を吸収できる利点もあります。

1人の指導員の教え方しか知らないと、検定で見知らぬ検定員に対応するときに戸惑う可能性があります。

一貫性と多様性、どちらが合うかは人によって違うので、自分のスタイルに合わせて判断してください。

どうしても合わないなら転校や教習所の変更も選択肢

教習所全体の雰囲気や指導方針が合わない場合は、別の教習所への転校も制度上は可能です。

自動車学校の転校は可能だが手続きと費用に注意

転校する場合は、現在の教習所で「教習原簿(きょうしゅうげんぼ)(教習の記録や進捗が記載された書類)」などの必要書類を発行してもらい、新しい教習所へ提出します。

それまでの学科の合格実績や技能の進度は引き継げますが、転校手数料が発生するほか、すでに支払った入校金の大部分は戻ってこないことがほとんどです。

まずは現在の教習所内で指導員の変更を試みるのが、金銭的にも賢明な選択です。

最初の入校前見学やイベントで雰囲気を確かめておくのが理想

これから教習所を選ぶ段階の方には、入校前の見学や体験イベントを活用することをおすすめします。

指導員の雰囲気や受付スタッフの対応を事前に確認しておくことで、入校後のミスマッチを減らせます。

【注意点】転校に伴う未受講分の返金ルールは、各教習所の契約書(入校規約)によって大きく異なります。「いかなる理由でも返金不可」としている場合もあるため、転校を検討する前に必ず入校規約を確認してください。

教習所の教官と生徒の関係に関するQ&A

教習所通いに関する「これ、聞いていいのかな」という疑問をまとめました。

あなたが感じたことがある疑問も、きっとここに入っているはずです。

Q. 逆に全然当たらない教官がいるのはなぜ?

A. 担当車種や役職、勤務シフトがあなたと完全にズレているからです。

「レアキャラ化」する教官が存在する主な理由は以下のとおりです。

  • 二輪や大型車など特定車種の専従で普通車教習枠に入らない
  • 修了検定・卒業検定を担当する検定員の資格を持つベテランで、検定時間帯は技能教習を行えない
  • 送迎バスの運転や受付業務を兼務している

指導員の数が多い大規模な教習所ほど、「この先生、一度も会ったことない」という状況が生まれやすいです。

Q. 教習生の間で、あの先生は当たり!と言われる基準は何?

A. 「言語化能力の高さ」と「精神的な余裕」の2つです。

評判のいい指導員に共通する特徴として、以下の3点が挙げられます。

  • 「ハンドルをあと30度右に」など、数値や目印で具体的に指示してくれる
  • ミスをしても怒鳴らず、「なぜミスをしたか」を冷静に分析してくれる
  • 適度な雑談でリラックスさせつつ、重要な場面では集中させてくれる

私が「当たりだ!」と感じた先生は、まさにこのタイプでした。

「ハンドルの感覚、今のが正解ですよ」と一言言ってくれるだけで、ぐんと自信が持てた記憶があります。

Q. 運転が上手くなると担当教官が変わることはある?

A. 意図的に変えることは少ないですが、教習段階によって顔ぶれが変わることはあります。

第2段階(路上教習)に入ると、路上での指導に長けた指導員や、高速教習専用の指導員が割り当てられるケースがあります。

「急に知らない先生になった」と感じた場合、それはカリキュラムの都合によるものであり、あなたの上達や評価とは関係がありません。

Q. 教官によって採点基準が違うって本当?

A. 教習中と検定中では、採点の性質が異なります。

場面 採点の性質
教習中(練習) 指導員ごとに着眼点が多少異なり、教え方に差が出ることがある
検定中(本番) 公安委員会の基準に基づく厳格な減点方式で、誰が担当しても基準は一定

各教習所では定期的に指導員研修を行い、採点や指導のバラつきを抑える努力をしています。

ただ、人間が行う以上、主観がゼロになることはない、というのが正直なところです。

Q. 担当教官を変えてもらったら前の教官に気まずくならない?

A. 指導員は慣れているので、気にする必要はほぼありません。

教習所側は「相性の不一致」を日常的なこととして処理します。

指導員もプロなので、外されたからといって根に持つことはまずありません。

指導員は1日に何十人もの生徒を見ており、個別に気まずさを感じる余裕がないのが実情です。

Q. 技能教習で教官が無口すぎるのは自分が嫌われてるサイン?

A. むしろ「信頼」や「集中」のサインである場合が多いです。

無口になる理由はいくつか考えられます。

  • 運転が安定してきたので、あえて口を出さず生徒の判断に任せている
  • 単に口下手な性格の指導員である
  • エンジン音などで運転操作の状態を確認するために黙っている

「嫌いだから黙っている」という私情を教習に持ち込むケースは稀です。

むしろ「黙って見ていてもらえる」のは、運転が一定レベルに達したサインかもしれません。

Q. 教官の年収や賞与はどのくらい?待遇を知ると見え方が変わる?

A. 年収300万円〜500万円程度が相場とされており、決して高給取りではありません。

常に事故リスクと隣り合わせで、夏は暑く冬は寒い車内でのマンツーマン指導は、なかなかのハードワークです。

この背景を知ると、少し厳しい指導も「安全を守るための本気」として受け取りやすくなるかもしれません。

私もこれを知ったとき、少し見方が変わったというか、「大変な仕事だな」と素直に感じました。

Q. 同じ教官に当たりすぎて恋愛感情が芽生えたらどうすればいい?

A. 在学中のアプローチは控え、卒業後に改めて考えるのがマナーです。

狭い密室で頼りになる存在に守られながら緊張を共有するという状況は、好意を抱きやすい環境です。

いわゆる「吊り橋効果」に近い心理状態かもしれません。

ただし、多くの教習所では「生徒との私的な連絡」を厳禁としており、発覚すると指導員が解雇されるリスクもあります。

SNSでの接触も規則違反になるケースがほとんどなので、どうしても気持ちを伝えたい場合は、卒業後に改めて考えてみてください。

【まとめ】同じ教官ばかりは偶然!気になるなら受付に相談してみよう

  • 同じ教官に当たるのは、シフトの一致とシステムの自動振り分けが主な原因
  • 教官が生徒を選ぶ仕組みは基本的に存在しない
  • 苦手な教官はNG登録や受付相談で変更できる
  • 指名制度がある教習所なら好きな教官をリクエストできる
  • 転校は可能だが、まず教習所内での相談を先に試すべき
最後に管理人のひとこと
著者のアイコン
私が教習所に通っていたとき、「またこの先生か……」と内心ため息をついた記憶があります。相性が微妙で、毎回のドライブが地味にしんどかったですね。でも当時は「変えてほしいなんて言ったら面倒な生徒だと思われるかも」と思って、結局何も言えないまま卒業しました。今思えば、さっさと受付に相談すればよかった。教官が生徒を選ぶって本当か気になって調べてみたら、基本はシステムで決まってるってわかったし、NG登録なんていう便利な仕組みがあることも知らなかったです。もしあなたが今「また同じ先生だ……」と嫌な思いを抱えながら教習所に向かっているなら、一度受付のスタッフに声をかけてみてください。きっとあっさり解決しますよ。

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