ざっくりまとめると…
- 本免試験の点数は原則非開示だが、開示請求すれば合計点は確認できる
- 免許証の12桁の番号から点数は分からない(完全なデマ)
- 点数より大事なのは、間違えた知識を補完して安全運転に活かすこと
本免試験の点数が知りたいのに、教えてもらえなかった……そんなもやもやした気持ち、私にも身に覚えがあります。
合格発表の電光掲示板に自分の番号を見つけてホッとしたものの、「何点だったんだろう」「ギリギリだったのかな」とドキドキしながら窓口に聞いたら、あっさり断られたんですよね。
この記事では、本免試験の点数を確認する方法から、免許証番号にまつわる都市伝説の真相、さらに点数が分からなくても安全運転につなげる考え方まで、私が調べたことをまるごとお伝えします。
本免試験の点数が知りたい!確認方法はあるのか徹底解説
本免試験の点数を知りたいと思ったとき、実際にどんな方法があるのか。
結論から言うと、確認できる方法はゼロではありません。ただし、すんなり教えてもらえるわけでもない、というのが現実です。
この段落では、以下の3つの視点から順番に解説していきます。
- そもそもなぜ点数が非開示なのか、その理由と仕組み
- どうしても知りたい場合の開示請求の方法と現実
- 不合格時に点数が分からなくても再受験に活かせる対策
本免学科試験の点数は原則「非開示」、その理由とは
本免試験の点数は、原則として受験者本人に教えてもらえません。
これ、知らなかった人も多いんじゃないでしょうか。
仮免のときは教習所の先生が「あなた85点だったよ」とさらっと教えてくれたのに、なぜ本免ではダメなのか。
その理由を順番に見ていきましょう。
合格発表で伝えられるのは合否だけ?センターの対応
合格発表は「番号の有無」だけ。点数は一切アナウンスされません。
運転免許センターでの合格発表は、試験室の電光掲示板や張り出し用紙に受験番号が表示される形式です。
合格者はそのまま免許証の交付手続きへ。
不合格者には受験票が返却されて終わり、というのが標準的な流れです。
「何点でしたか?」と窓口で聞いても、その場で回答を拒否されるのが一般的です。
正直、最初は「なんで?」ってなりました。
でも一方で、毎日何百人もの受験者がいる免許センターで、全員に点数の説明をしていたら業務が回らないのは想像できます。
都道府県ごとに開示ルールは違う?地域差の実態
本免試験の運営は各都道府県の公安委員会(都道府県の警察)が担っているため、開示のルールには地域差があります。
| 地域の傾向 | 開示の可否 | 条件 |
|---|---|---|
| 滋賀県など一部地域 | 簡易開示あり | 受験から1ヶ月以内・本人確認書類を提示・免許センター窓口で口頭または閲覧 |
| 東京・神奈川・大阪など多くの地域 | 原則非開示 | 正式な情報公開請求(個人情報開示請求)の手続きが必要 |
あなたが受験した都道府県がどちらのタイプかによって、点数確認の手軽さはかなり変わります。
まずは各都道府県警察の公式サイトで「行政情報公開」の項目を確認してみてください。
【注意点】簡易開示を実施している自治体は滋賀県以外にも存在しますが、各公安委員会の方針変更で予告なく中止される可能性があります。最新情報は各都道府県警察の公式サイトでご確認ください。
不合格者にも点数を教えない仕組みと背景
点数を教えない理由は、大きく3つあります。
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 理由1|行政事務の効率化 | ・毎日数百人規模の受験者がいる ・一人ずつ点数を説明する時間を省き、免許交付業務を優先するため |
| 理由2|問題の流出防止 | ・どの問題を間違えたかを教えると、試験問題のパターンが解析される ・カンニングペーパーの作成など不正対策に悪用される恐れがある |
| 理由3|点数による優劣の排除 | ・合格基準を満たしているかどうかが重要 ・高得点を競うことが目的ではないという考え方 |
なるほど、とは思いつつ……やっぱり知りたいですよねぇ。
その気持ち、分かります。
点数の開示請求はできる?申請手続きの現実
どうしても点数を確認したい場合、「保有個人情報開示請求(ほゆうこじんじょうほうかいじせいきゅう)」という制度を使う方法があります。
ただし、これが決して簡単な道ではないのが正直なところです。
- 情報公開制度を活用した開示申請の方法と条件
- 実際に請求した人のリアルな体験談
- 開示されても分かるのは「合計点だけ」という現実
情報公開制度を活用した開示申請の方法と条件
この制度は、行政機関が保有している「自分自身に関する情報」の開示を請求できる権利です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請場所 | ・各都道府県警察本部の「情報公開コーナー」 ・各運転免許センターの指定窓口 |
| 必要なもの | ・不合格時の受験票 ・健康保険証またはマイナンバーカードなどの本人確認書類 |
| 費用 | ・閲覧のみ:無料の場合が多い ・写し(コピー)希望:100円〜300円程度の手数料 |
| 所要時間 | 申請から開示決定まで通常2週間〜30日程度 |
申請してその場ですぐ分かる、という話ではありません。
2週間から30日待って、ようやく書類が届く流れです。
実際に開示請求した人の回答まとめ|知恵袋の体験談から
Yahoo!知恵袋やSNSの体験談を調べてみると、開示請求した人のリアルな声が見えてきます。
たとえば、「不合格で悔しくて請求した結果、88点と分かった。あと2点だったと知ってやる気が出た」という声がある一方、「警察本部まで出向く手間が面倒で結局諦めた」という声も多いんですよね。
また、「届いた書類には合計点数だけが書かれていて、内容がスカスカだった」という感想も少なくありませんでした。
つまるところ、「点数を知ることは可能だが、手間と時間がかかる」というのが現実です。
開示されても「部分点」や間違い箇所は分からない
開示請求が通っても、分かるのは「合計点(例:88点)」のみです。
「どの問題を間違えたのか」「イラスト問題でミスしたのか」といった詳細は、試験の公正さを保つために非開示とされるのが通例です。
これを知ったときは、正直ちょっとがっかりしました。
合計点が分かっても、どこが弱点かは教えてもらえない。
いわば、テストの答案用紙を返してもらえず、点数だけ書いた紙が届くようなイメージです。
不合格だった場合の点数確認|再受験に活かすには
不合格になってしまったとき、正確な点数が分からないまま次の試験に挑むのは不安ですよね。
でも実は、点数が分からなくても対策はできます。
- 不合格通知に点数は記載されているかの確認
- 点数が分からなくても傾向と対策をとる方法
- 模擬試験を活用した弱点の可視化
不合格通知に点数は記載される?書類の内容を確認
不合格時に返却される受験票や通知書には、基本的に点数は記載されていません。
ただし、地域によっては不合格者に対して、モニター画面に数秒間だけ点数が表示されるケースがあります。
また、「70点〜79点の間でした」といったように大まかなゾーンを口頭で伝えてくれる免許センターも一部に存在します。
受験後にモニターや職員の案内をぼんやり見逃してしまわないよう、不合格だった場合はとくに注意して周囲を確認してみてください。
点数が分からなくても傾向と対策はできる|出題形式の特徴
本免学科試験には、問題のパターンが決まっています。
| 問題の種類 | 配点 | 特徴と注意点 |
|---|---|---|
| 文章問題 | 95問・各1点 | ・〇×形式 ・「〜の時は常に」「必ず〜しなければならない」などの断定表現は誤りの可能性が高い |
| 危険予測イラスト問題 | 5問・各2点 | ・1つのイラストに3設問・全問正解で2点 ・配点が高いためここでのミスは致命的 |
自分の感覚として「文章問題で迷った場面が多かったか」「イラスト問題で時間が足りなかったか」を振り返ることが、点数を知ること以上に再受験の役に立ちます。
模擬試験を活用して自分のミスの傾向を予測する方法
スマートフォンの無料アプリや、免許センター周辺にある「サクセス」などのヘッドホン講習で模擬試験を繰り返しましょう。
正答率が常に95点以上になるまで繰り返すことで、本番での緊張によるケアレスミスをカバーできます。
また、間違えた問題のカテゴリー(標識、追い越し、徐行など)を記録して自分の弱点を可視化することで、実質的に「本番で間違えた箇所」を推測・補強できます。
点数という数字が手に入らなくても、こうして弱点を一つひとつ潰していく作業が、次の合格への最短ルートです。
免許証の番号で学科試験の点数が分かる?噂の真偽をスッキリ解説
免許証の番号で学科試験の点数が分かるという噂、あなたも一度は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか。
「5〜6桁目が減点数だ」「00なら満点合格」……ネットやSNSでかなり広まっているこの話、私も最初は「マジで?」と思いました。
結論を先に言うと、これは完全なデマです。
この段落では、以下の内容を順番に解説します。
- 免許証の12桁の数字が実際に意味すること
- 「点数が分かる」という噂が広まった理由
- 免許証から実際に読み取れる本当の情報
運転免許証の12桁の数字|それぞれの意味と仕組み
免許証番号の12桁は、それぞれ明確な役割を持っています。
点数はどこにも記録されていません。
免許証番号に含まれる情報は「取得年」「都道府県」「管理番号」
12桁の構成は以下のとおりです。
| 桁数 | 名称 | 意味 |
|---|---|---|
| 1〜2桁目 | 都道府県番号 | ・初めて免許を交付された都道府県のコード ・東京:30、大阪:62、神奈川:45など ・引っ越しをしても変わらない |
| 3〜4桁目 | 取得年 | ・初めて免許を取得した西暦の下2桁 ・例:2024年取得なら「24」 |
| 5〜10桁目 | 交付・管理番号 | ・各公安委員会が独自に割り振る一連番号 ・点数とは無関係 |
| 11桁目 | チェックデジット | ・入力ミスなどを確認するための検証用数字 |
| 12桁目 | 再交付回数 | ・紛失や盗難による再発行の回数 ・未紛失なら「0」 |
警察庁の資料でも、各桁の役割は明確に定められています。
学科試験の点数が記録される桁は、どこにも存在しません。
末尾の数字は再交付回数|点数とはまったく無関係
12桁目の数字は、免許証を紛失や盗難で再発行した回数を示しています。
一度も紛失していなければ「0」、1回再発行すると「1」になります。
なお、破損や汚れ、更新手続きによる新しい免許証の発行ではこの数字は増えません。
あくまで「手元から無くした回数」だけを示す数字です。
【注意点】12桁目の再交付回数が10回を超えた場合、「1」に戻る運用となっている地域が多いとされています。ただし、警察のデータベースには正確な受験・再交付履歴がすべて記録されています。
「免許証で点数が分かる」説はなぜ広まった?理由を考察
デマだと分かっていても、「なぜここまで広まったのか」は気になりますよね。
その背景を2つの視点から考えてみました。
知恵袋やSNSで拡散された都市伝説の出どころ
ネット上では特に「5〜6桁目が学科試験の減点数」という説が有名です。
「5〜6桁目が00なら満点、05なら95点合格」という具体的な内容まで広まっていますが、これは完全に間違いです。
5〜10桁目は警察庁の資料で「交付年ごとの一連番号」とされており、点数とは一切関係がありません。
そもそも、5〜6桁目が「20」を超えている人(合格ラインの90点を下回る計算になる)が大勢存在している時点で、この説が成立しないことは明らかです。
点数制度(違反点数)との混同が誤解を生んだ可能性
「免許」と「点数」という言葉が結びつきやすいのも、誤解が広まった理由の一つだと思います。
日本の交通制度には、交通違反をした際に加算される「違反点数(持ち点制度)」があります。
この点数管理のイメージが学科試験の成績と混同され、「どこかに記録されているはずだ」という憶測につながったのかもしれません。
いわば、「違反の点数が免許証に刻まれている」というイメージが、都市伝説を生む土台になったわけです。
免許証から読み取れる本当の情報|知っておくと便利な知識
番号の話とは別に、免許証の券面には実際に役立つ情報が詰まっています。
せっかくなので、知っておくと便利な情報もまとめておきます。
交付日・有効期間・条件欄の正しい読み方
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 有効期間の背景色 | ・グリーン:初心者(取得後1〜2年) ・ブルー:一般または違反者 ・ゴールド:優良運転者(無違反・無事故など条件あり) |
| 免許の条件欄 | ・「眼鏡等」:眼鏡またはコンタクトが必要 ・「普通車はAT車に限る」:AT限定免許であることを示す |
| 種類欄の略称 | ・「普」:普通自動車 ・「大二」:大型二種 ・運転できる車両の範囲を示す |
2019年以降、有効期限の表記は西暦と元号が併記される形式に変更されています。
古い免許証とは見た目が異なる場合があるので注意してください。
証明書としての免許証|発行や記録に関する基準
免許証は単なる資格証ではなく、非常に信頼性の高い本人確認書類としても機能します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ICチップ | ・本籍地などの詳細情報が記録されている ・専用の機械と暗証番号で内容を確認できる ・表面からは見えない |
| 偽造防止技術 | ・ホログラムや特殊な印刷技術を採用 ・法的な身分証明として厳格な基準で管理されている |
【注意点】5〜10桁目の管理番号の生成ルールは各都道府県の公安委員会が独自に定めており、内部的な運用基準が変更される可能性はゼロではありません。ただし、点数が表示されるようになったという公式発表は現時点では存在しません。
満点じゃないのに合格?間違った知識のまま運転する危険を考える
本免試験の点数が知りたいという気持ちの裏には、「自分の知識に穴がないか不安」という感情があるんじゃないでしょうか。
実際、90点で合格した場合、10点分の知識が欠けたまま公道に出ることになります。
この段落では、以下の内容を掘り下げます。
- 合格基準の根拠と、残り10点分が持つリスク
- 配点によって「間違いの重さ」が違う理由
- 満点表彰制度の実態と、合格後の知識維持の方法
本免学科試験は90点以上で合格!つまり10問は間違えてもOK
100点満点中90点以上が合格ライン。
「10問は間違えていい」と聞くと、少し気が楽になりますよね。
でも一方で、その10点分に何が含まれていたかを考えると、少し話が変わってきます。
合格基準の根拠と安全運転に必要な理解レベル
なぜ100点満点を合格基準にしないのか。
それは、人間にはケアレスミスや文章の読み違えがあることを考慮しているからです。
90点という基準は、基本的な交通ルールにおいて「重大な勘違いがほぼない」状態を示します。
ただし、残り10点分に「一時停止」や「追い越し禁止」などの重要項目が含まれていた場合、その欠落は公道で命取りになりかねません。
合格はゴールではなく、安全運転の出発点です。
技能試験をクリアしていても学科の間違いはリスクになる
技能試験(実技)でハンドル操作が完璧だったとしても、学科の知識が欠けていると「技術はあるがルールを知らない運転者」になります。
たとえば、優先道路の判断を誤れば、どれだけスムーズに運転できても交差点での衝突事故を招きます。
技術と知識は、車の両輪のようなもの。
どちらか一方が欠ければ、まっすぐ走れなくなります。
間違えた問題が「危険予測」や「違反」だったら怖くない?
学科試験には配点の異なる2種類の問題があります。
間違いの「重さ」が均一ではない、というのがポイントです。
出題ジャンルごとのリスク度|間違いの重さは均一ではない
| 問題の種類 | 出題数・配点 | リスクの度合い |
|---|---|---|
| 文章問題 | 95問・各1点 | ・1問のミスは1点のみ ・標識の意味や駐停車禁止場所などの法規知識を問う |
| 危険予測イラスト問題 | 5問・各2点 | ・1問のミスで最大2点を失う ・実際の運転で歩行者や自転車の飛び出しを予測する能力に直結 |
イラスト問題で点を落とすということは、実際の運転でも危険を予測できない可能性が高いことを示唆しています。
これは数字以上に、安全運転への影響が大きいと言わざるを得ません。
卒業後も学習を続ける意味|安全運転は免許取得がゴールじゃない
免許取得はあくまで「公道を走る許可を得た」に過ぎません。
日常的に通らない道の標識や、めったに遭遇しない緊急自動車の優先ルールなどは、使わないうちに頭からこぼれ落ちていきます。
また、道路交通法は頻繁に改正されます。
たとえば、環状交差点のルール変更、あおり運転の厳罰化、携帯電話使用の罰則強化など、取得時の知識だけでは「いつの間にか違反運転者」になってしまうリスクがあります。
満点合格者だけが表彰される?合格者へのご褒美制度
一部の都道府県では、学科試験で100点満点を取った受験者を表彰する制度があります。
知らなかった人も多いんじゃないでしょうか。
満点表彰がある都道府県とない都道府県|地域差まとめ
この制度は各都道府県の交通安全協会などが主体となっているため、地域によって実施状況が大きく異なります。
| 地域例 | 実施状況の傾向 |
|---|---|
| 群馬県・埼玉県・静岡県など | ・SDカードの優遇や記念品授与など、伝統的に満点表彰が行われている事例が多い |
| 千葉県・岡山県など | ・合格証書とともに免許証ケースや初心者マークなどの記念品を贈呈するケースがある |
| 東京都・大阪府など | ・受験者数が非常に多いため、個別の満点表彰は行われないのが一般的 |
【注意点】交通安全協会による表彰制度は、予算や方針変更により予告なく終了・変更される場合があります。事前に各都道府県の交通安全協会に確認することをおすすめします。
表彰されなくても落ち込まなくていい理由
満点表彰はあくまで「交通安全意識を高めるためのイベント」の一つです。
90点で合格した人も、100点で合格した人も、手にする免許証の効力はまったく同じです。
大切なのは点数そのものではなく、合格した後も「自分が何を間違えたのかを振り返り、正解を補完しようとする姿勢」です。
合格後に知識をリセットしないための勉強法
「試験が終わったら全部忘れた」という状態を防ぐための、具体的な方法をお伝えします。
合宿免許や自動車学校の教材を期間限定で見直すコツ
多くの教習所が導入している「ムサシ」や「満点様」などの学習アプリは、卒業後しばらくはログインできることが多いです。
3ヶ月に1度、模擬テストを解き直すだけで記憶の定着率が格段に変わります。
また、自動車学校でもらった『学科教本』をトランクに入れておくのもおすすめです。
「この標識、どっちだっけ?」と思った瞬間にすぐ確認できる辞書代わりになります。
累積する運転経験と知識のアップデートを両立させるには
JAF公式サイトの「実録!交通安全動画」は、学科試験の知識をドライブレコーダー映像で解説しており、実体験に近い形で復習できます。
また、数年ごとの免許更新講習は最新の法改正を知る貴重な機会です。
「面倒な手続き」と思わず、知識のアップデート期間として活用しましょう。
本免試験の点数に関するQ&A
本免試験の点数について、よく寄せられる疑問をまとめました。
気になる質問から確認してみてください。
Q. 本免試験の点数を電話やメールで問い合わせたら教えてもらえる?
A. 電話やメールでの問い合わせには、一切応じてもらえません。
理由は「個人情報保護」と「本人確認の困難さ」の2点です。
点数は重要な個人情報にあたるため、なりすましを防ぐ観点から、対面での厳格な本人確認(身分証明書の提示)ができない手段での回答は拒否されます。
点数を確認したい場合は、必ず対面での手続きが必要です。
Q. 滋賀県など一部地域では点数を教えてくれるって本当?
A. 本当です。一部の自治体では「簡易開示制度」を設けています。
滋賀県などでは、試験当日から1ヶ月以内であれば、免許センターの窓口で本人確認書類を提示することで、学科・技能試験の点数をその場で教えてもらうことが可能です。
ただし、この制度は予告なく終了する可能性があるため、事前に各都道府県警察の公式サイトで確認することをおすすめします。
Q. 仮免学科試験のときは点数を教えてもらえたのになぜ本免はダメ?
A. 試験の実施主体が異なるからです。
仮免は指定自動車教習所(学校)が実施しており、教育が目的であるため、復習のために点数や間違えた箇所を教えることが一般的です。
一方、本免は都道府県の公安委員会(警察)が実施する行政処分(免許付与)の適否を判断する厳格な試験です。
効率的な業務遂行と問題の流出防止を優先するため、原則非開示となっています。
Q. トラックなど大型免許の学科試験も点数は非開示?
A. はい、非開示です。
大型、中型、二種免許など、すべての車種において免許センターで実施される学科試験の点数開示ルールは一律です。
車種によって開示されやすくなるということはありません。
Q. 合宿免許の卒業検定と本免学科試験の点数は連動している?
A. 全く連動していません。
教習所を卒業するための「卒業検定(技能)」と、免許センターでの「本免学科試験」は、独立した別の試験です。
卒業検定を100点満点で合格していても、本免学科で90点に届かなければ不合格となります。
Q. 本免試験に落ちた回数は免許証の記録に残る?
A. 免許証の券面には記録されませんが、警察のデータベースには残ります。
「免許証番号の最後の数字が不合格回数だ」という噂がありますが、これは間違いです。
最後の数字は「免許証を紛失等で再発行した回数」を示すものです。
警察の内部データには受験履歴がすべて記録されていますが、免許証の券面から他人に知られることはありません。
Q. 合格証明書に点数は書いてある?
A. 書いてありません。
教習所が発行する「卒業証明書」や、免許センターでの合格時に渡される書類には、合格した事実のみが記載されます。
点数の記載はどこにもありません。
Q. 本免試験の点数を自己採点で予測する方法はある?
A. 公式な解答が持ち帰れないため、正確な自己採点は不可能です。
ただし、試験直後に「迷った問題」をメモしておき、教本やアプリで確認することで、おおよその失点数を予測することはできます。
また、不合格時に口頭またはモニター表示で大まかな点数ゾーンを示してくれるセンターも一部存在します。
Q. 年間で本免試験を受けられる回数に制限はある?
A. 年間の回数制限はありません。
ただし、教習所の卒業証明書の有効期限である「卒業から1年以内」という期限があります。
この1年以内であれば、予約が取れる限り何度でも挑戦できます。
なお、不合格になった当日には再受験できず、最短で翌日以降の予約が必要になります。
2026年現在、多くの免許センターで完全予約制が導入されているため、不合格後の再受験も予約待ちが発生する場合があります。
Q. 外国免許の切り替え試験でも点数は非開示?
A. 原則として非開示です。
外国免許切り替え(外免切替)の「知識確認」も、通常の学科試験と同様に点数は伏せられます。
ただし、滋賀県などの簡易開示対象地域であれば、1ヶ月以内なら点数を確認できる場合があります。
【まとめ】本免試験の点数は確認できる!ただし手間と時間がかかるのが現実
- 本免試験の点数は原則非開示だが、保有個人情報開示請求を使えば合計点の確認は可能(2週間〜30日かかる)
- 滋賀県など一部地域では窓口でその場での簡易開示に対応している
- 免許証の12桁の番号から点数を読み取ることは不可能(完全なデマ)
- 開示請求で分かるのは合計点のみで、間違えた問題の詳細は教えてもらえない
- 点数よりも弱点を把握して補強する姿勢が、合格後の安全運転に直結する

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