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自動車学校の転校ガイド|費用から手続きまで全部わかる!

ざっくりまとめると…

  • 指定自動車教習所(公認校)同士なら、全国どこでも教習データを引き継げる
  • 転校には追加費用がかかるが、未受講分の返金制度で一部カバーできる
  • 転出証明書と教習原簿の写しを持参すれば、手続きは想像よりシンプル

自動車学校の転校って、なんとなく「損をする選択」と思われがちですよね。

昔、私の知り合いも、第二段階の路上教習の途中で急な引越しが決まり、「どうしよう、どうしよう」と困っていました。

だから「これまでの教習はゼロリセットになるの?」「また入学金を二重で払うの?」という不安、すごくわかるんですね。

この記事では、自動車学校の転校にまつわる費用・引き継ぎ・手続きの全ポイントを、実体験をもとに徹底解説します。

自動車学校の転校は全国どこでもできる!教習を無駄にしないための絶対条件

自動車学校の転校を検討するなら、まず「どういう条件であれば転校できるのか」を押さえることが大切です。

この章では、以下の3つのポイントを順番に説明します。

  1. 指定校同士であれば、全国どこでも教習データの引き継ぎが可能
  2. 転校のタイミングは第一段階の途中から第二段階まで、どのタイミングでもOK
  3. 住民票の住所と教習所の住所は一致しなくていい

指定自動車教習所なら全国どこでもデータの引き継ぎが可能

転校で教習データを引き継げるかどうかは、通っている教習所が「指定自動車教習所していじどうしゃきょうしゅうじょ(公安委員会が認定した公認の教習所)」であるかどうか、この1点にかかっています。

指定校同士の転校であれば、今まで積み上げてきた教習の記録は、新しい学校でもそのまま有効。

ゼロからやり直しになるのではないかという心配、これは多くの人が抱える誤解なんですよね。

教習の進捗が無効にならない安心の仕組み!

指定校同士の転校では、公安委員会(各都道府県の警察が管轄する機関)の規定に基づき、以下の実績がすべて引き継がれます。

引き継げる項目 具体的な内容
技能教習の時限数 前の学校で10時間受けていれば、転校先では11時間目からスタート
学科教習の受講状況 すべての学科受講記録がそのまま有効
修了検定・仮免許 取得済みであれば、転校先でも仮免許保有者として扱われる

つまり、途中までの教習がまるごとリセットになることはありません。

あなたがこれまで時間をかけて積み上げてきた実績は、新しい学校でも通用する「資産」として機能します。

公安委員会指定の学校なら転校手続きは超スムーズ!

指定校を退校する際には、「転出証明書」と「教習原簿(きょうしゅうげんぼ)の写し」という2種類の書類が発行されます。

この2枚が、新しい学校への入学チケット。

持参するだけで教習の再開が可能です。

ただし、書類の発行に数日かかる教習所もあるので、転校を決めたら早めに動き出すことをおすすめします。

転校ができるケースとできないケースの決定的な違い

転校が成立するかどうかは、「指定校かどうか」のただ1点で決まります。

届出自動車教習所(非公認校)から指定校への転校は、実績がほぼリセットされる可能性が高いです。

転校パターン データ引き継ぎ
指定校 → 指定校 引き継ぎ可能
届出校(非公認)→ 指定校 引き継ぎ不可(ほぼリセット)

自分が通っている学校が指定校かどうかは、入学時の書類や学校の看板に「指定自動車教習所」と記載があるかどうかで確認できます。

カタギリ
カタギリ
ほとんどの方が通っているのは指定校なので、そこまで心配しなくて大丈夫ですよ。ただ、念のため確認してから動き出しましょう。

仮免前でも仮免後でもOK!タイミングを選ばない転校の自由度

転校はどのタイミングでも可能です。

ただ、進捗ステージによってメリットと注意点が変わるので、それぞれ確認しておきましょう。

第一段階の途中でも大丈夫!教習期限のカウントはどうなる?

第一段階を数時間しか受けていない状態でも、転校はできます。

ただし、1点だけ絶対に覚えておいてほしいことがあります。

教習期限(最初の教習から9ヶ月)は、転校してもリセットされません。

たとえば、1月に最初の教習を受けて4月に転校した場合、転校先での期限は「翌年1月まで」のままです。

転出手続きに1〜2週間かかるケースもあるので、残り期限が少ない場合は特に注意が必要。

自動車学校の期限がやばい・間に合わない時にすぐやること3選

自動車学校の期限がやばいと感じたら、まず教習期限(9ヶ月)と仮免許期限(6ヶ月)の違いを正確に理解することが大切です。期限切れになると全教習がリセットされ、数十万円の出費が必要になります。予約が取れない・間に合わないと感じているなら、今すぐ窓口に相談してスケジュールを組み直しましょう。

自動車免許クリアガイド

第二段階からの県外転校!新しい環境で免許取得を加速させる!

大学の夏休みに地元の教習所で第一段階を終え、秋になって大学近くの教習所に転校する、というケースはよくある話です。

第二段階(路上教習)の途中からでも、しっかりデータを持ち越せます。

新しい環境へのリセットが、むしろ通学意欲を高めるきっかけになるかもしれません。

仮免許証があれば最短ルートで卒業を目指せる事実

転校のベストタイミングは、仮免許取得後。

なぜかというと、仮免許を持っていれば転校先の事務手続きがシンプルになりやすく、すぐに路上教習から再開できるからです。

さらに、仮免許保有者を対象にした「転入割引」を設けている教習所もあり、費用を抑えられる可能性があります。

とはいえ、やむを得ない事情で第一段階の途中での転校になっても、制度上は問題ありません。状況に合わせて判断してください。

【注意点】

教習期限(9ヶ月)および仮免許の有効期間(6ヶ月)は転校後もそのまま引き継がれます。転校手続きに時間がかかるほど実質的な猶予期間が短くなるため、決断したらすぐに動き出すことが重要です。

住民票の住所と違っても大丈夫!学校選びの意外な落とし穴

「住民票がある都道府県の教習所にしか通えない」という誤解、持っていませんでしたか?

これは完全な誤解です。

帰省先や合宿先からの転出!住民票を移す必要はある?

教習所に通うために住民票を移す必要はありません。

たとえば、東京に住民票がある人が北海道の教習所を卒業することも、制度上はまったく問題なし。

住む場所と教習所は、別の話として考えてOKです。

卒業検定後の本免試験はどこで受ける?転校後の注意点!

ここだけは要注意。

卒業検定はどこの教習所でも受けられますが、本免学科試験は「住民票がある都道府県の運転免許センター」でしか受験できません。

たとえば、沖縄の教習所を卒業しても、住民票が東京にあれば、府中試験場や鮫洲試験場まで出向く必要があります。

転校先を選ぶ際は、卒業後の試験場への移動コストも含めて計算しておくと安心です。

全国展開のスクールなら系列校への移動が無料になることも?

大手チェーンの教習所では、系列校間の転校であれば転校手数料が免除されたり、入学金が再度かからないサービスを設けている場合があります。

現在通っている教習所が全国ネットワークを持つチェーン系列かどうか、まず確認してみてください。

うまくいけば、転校コストをぐっと抑えられる可能性があります。

気になるお金と返金の話!自動車学校の転校で発生する費用と基本ルール

自動車学校の転校を検討するうえで、多くの方が一番気にするのはやっぱりお金のことですよねぇ。

この章では、以下の3点について詳しく解説します。

  1. 転校先で再度かかる入学金などの費用
  2. 前の学校からの返金制度の活用法
  3. 合宿免許から通学への切り替えの特殊ルール

転校先での入学金が再度必要!トータルコストが増える覚悟

正直に言います。

転校はお金がかかります。

「今の学校を辞めて、新しい学校に入学する」という手続きである以上、追加出費は避けられません。

二重払いは避けられない?新規入校と同等の料金がかかるケース

転校先では新入生と同じ扱いになるため、再度入学金などの費用が発生します。

費用の種類 目安の金額
入学金(入所金) 5万〜10万円程度
転入事務手数料 3万〜5万円程度
適性検査代 3,000〜5,000円
写真代・教材費 数千円(学校による)

この金額を見たとき、正直かなり驚きました。

「転校って、こんなにかかるの?」と感じた方も多いのではないでしょうか。

転校生向けの割引プランを狙え!費用を安く抑える賢い方法

仮免許を取得済みの状態で転校すると、入学金が半額〜全額免除になる「転入割引」を設けている教習所があります。

第一段階の途中で転校するより、仮免許を取得してから動いた方が費用を大幅に抑えられる可能性が高いです。

転校先を探す際は「転入割引」「転校生歓迎」などのキーワードで検索してみてください。

事務手数料や適性検査代など意外とかかる細かな出費

入学金以外の細かい出費も、積み重なると意外と大きくなります。

  • 適性検査(OD式など、性格・運動能力診断):3,000〜5,000円
  • 写真代(規定サイズが学校ごとに異なる場合あり):500〜1,000円程度
  • 転校先指定の教材費:数千円〜1万円程度

細かい項目をひとつひとつ確認しておかないと、最終的に想定より2〜3万円余計にかかっていた、というケースも珍しくありません。

退校時の返金制度を活用!未受講分の技能・学科料金を取り戻す

お金がかかる一方で、今通っている教習所からは「未受講分」のお金が返ってきます。

返金制度をしっかり活用することが、転校の出費を最小限に抑えるコツ。

キャンセル料や事務手数料に注意!手元に戻ってくる金額の計算方法

返金額は以下の計算式で求められます。

項目 内容
支払総額 入所時に払った金額の合計
マイナス:入学金・諸経費 返金されない(入所時に確定済み)
マイナス:受講済み教習料 すでに受けた授業の分
マイナス:解約手数料 未受講分の10〜20%程度が差し引かれることが多い
= 返金額 上記の差し引き後の残額

解約手数料は1万〜2万円程度が相場ですが、学校によって異なります。

返金されない項目はどれ?入学金や教本代の返還ルール

返金される項目と返金されない項目、事前にきちんと把握しておきましょう。

返金される 返金されない
未受講の技能教習料 入学金・入所時諸経費
未受講の学科教習料 配布済み教本代・写真代
未受講の検定料 適性検査料

なお、学科を一括払いしていても、未受講のコマ数分は返金対象になるのが一般的です。

ただし「学科は返金不可」と規約に明記している学校もあるため、入学時の契約書を必ず確認してください。

契約書を再確認!返金トラブルを未然に防ぐチェックポイント

転校を決意したら、すぐに手続きを始めてください。

多くの教習所では「教習期限切れから1年(または2年)以内に申し出がない場合は返金しない」という時効を設けています。

ずるずると手続きを後回しにしていると、返金を受ける権利まで失ってしまいます。

転校を決めたその日のうちに、今の学校の窓口へ「未受講分の返金見積もり」を問い合わせることを強くおすすめします。

合宿免許から通学への切り替え!特殊な環境での転校ルール

合宿免許の途中で転校する場合は、通常の転校よりもルールが厳格です。

パック料金ならではの複雑な計算が絡んでくることを、覚えておいてください。

合宿中の転校はハードル高め?退校手続きのタイミングと返金の条件

合宿免許は「宿泊・食事・教習費込み」のパック料金です。

途中でやめると、既に滞在した日数分だけでなく、キャンセル規定によって数日分が余計に差し引かれる場合があります。

合宿を途中離脱する前に、必ず学校側に「何日分まで返金されるか」を書面で確認してください。

地元の教習所へ戻るメリットとデメリット!スケジュールの再構築

  内容
メリット ・慣れた環境で通学できる
・仕事や学業と両立しやすい
デメリット ・予約を自分で取る必要がある
・合宿より卒業が大幅に遅れるリスクあり

通学への転校は、ペースを自分でコントロールできる自由さがある半面、予約確保の難しさという壁もあります。

パック料金の落とし穴!合宿を途中で辞める際の注意点

合宿免許の多くは、往復の交通費が「卒業時に支給」される仕組みです。

途中で転校すると往路の交通費は自己負担になり、復路のチケットも自分で手配しなければなりません。

予想外の追加出費が数万円単位で発生する可能性があるので、合宿からの転校はより慎重に判断してください。

カタギリ
カタギリ
合宿からの転校はデメリットが多めです。余程の事情がない限り、合宿を修了してから地元の教習所に転校する方が賢明だと思います。

【注意点】

解約手数料については消費者契約法(しょうひしゃけいやくほう)による制限がありますが、「適正価格」の判断は各校に委ねられています。退校前に「解約手数料は何%か」を窓口で必ず確認してください。また、返金は指定口座への振り込みで1週間〜1ヶ月後が一般的です。転校先の初期費用に充てる場合は、手元に十分な現金を用意しておきましょう。

転校手続きは難しくない!自動車学校をスムーズに移動するための全手順

自動車学校の転校手続きは、実はそれほど複雑ではありません。

この章では、「今の学校での退校」から「新しい学校での教習再開」まで、3つのステップに分けて説明します。

  1. 今の学校で退校・書類受け取り
  2. 新しい学校での入校手続き
  3. 必要書類の完全チェックリスト

今の学校で退校手続き!教習原簿と証明書を受け取るまでの流れ

まず、今通っている学校に転校の意思を伝えることから始まります。

気まずく感じる必要はまったくなく、教習所の受付スタッフは転校手続きに慣れているので安心してください。

事前の申し込みが肝心!受付で「転校したい」と伝える勇気

受付窓口で「転校したい」と伝えましょう。

転校先の学校名が決まっている場合は、その学校名も一緒に伝えるとスムーズです。

「辞める理由」を詳しく説明する義務はありません。

必要なものを忘れずに!印鑑や身分証を持参して手続き完了

退校手続き当日の持参物はこちら。

  • 印鑑(認印。シャチハタは不可の場合が多い)
  • 身分証明書(マイナンバーカード・パスポートなど)
  • 教習原簿(手元にある場合)
  • 仮免許証(取得済みの場合、必ず原本を受け取る)

手続きが完了すると、「転出証明書」と「教習原簿の写し」が渡されます。

教習期限や有効期限の確認!転校先でも引き継がれるリミット

転出書類を受け取る際に、教習期限の残り日数を必ず確認しましょう。

引き継がれる期限 起算点・有効期間
教習期限 最初の教習から9ヶ月(リセットなし)
仮免許の有効期間 仮免許証の交付日から6ヶ月(リセットなし)

転校手続きに1ヶ月かかった場合、その1ヶ月分だけ卒業までの猶予が縮まります。

新しい学校での入校手続き!スムーズに教習を再開するコツ

書類が揃ったら、次は転校先での受け入れ手続きです。

実はここが、転校で最も大切なステップかもしれません。

空き状況を事前確認!繁忙期の転校は予約が取れないリスクも

今の学校を辞める前に、必ず転校先に電話して「転校生の受け入れが可能かどうか」を確認してください。

2月〜3月の繁忙期は、在校生の予約でパンク状態のため、転校生の受け入れを一時停止している教習所も少なくありません。

「辞めた後に転校先が見つからない」という最悪の事態を避けるためにも、受け入れ確認は必ず先行させてください。

教習原簿を提出して引き継ぎ完了!適性検査の再受講は必要?

転校先に書類を提出すると、未受講のコマだけを履修するスケジュールが組まれます。

ただし、適性検査(視力検査・OD式性格診断など)は転校先でもう一度受け直す必要があります。

OD式適性検査(運転適性を診断する心理検査)は、学校ごとの記録として管理されているため、前の学校の結果は引き継げません。

新しい環境に慣れる!技能講習を受ける前の事前準備

教習所によって、コースの形状や教習車の車種(たとえば、トヨタのプリウスからマツダのMAZDA3へ変わるなど)が異なります。

最初の1時間は「感覚を取り戻す復習」に充てる気持ちで臨むと、焦らずスタートできます。

新しいコースへの慣れ、これも転校の醍醐味のひとつです。

必要書類を完璧に揃える!二度手間を防ぐためのチェックリスト

書類の不備があると、転校先での教習再開が遅れます。

転校前に以下のリストで必ず確認してください。

退校証明書や仮免許証の原本など絶対に必要なもの一覧

  • 転出証明書(前の学校が発行)
  • 教習原簿の写し(前の学校の受講記録)
  • 仮免許証(取得済みの場合、原本のみ有効。コピー不可)

仮免許証は、転校の際に前の学校に預けっぱなしにしているケースが多いです。

退校時に必ず手元に回収してください。

住民票や写真は新しく撮り直すべき?転校先のルールを確認

  • 住民票:本籍地記載・マイナンバーなしのもの1通(発行から6ヶ月以内)
  • 写真:転校先指定のサイズ(多くは縦3cm×横2.4cm)に合わせて用意

住民票の「本籍地記載あり」という条件、忘れがちですよ。

市区町村の窓口で「本籍地記載あり・マイナンバーなし」と伝えれば、一発で取得できます。

支払い方法の事前相談!現金、振込、ローン継続の可否

前の学校でローンを組んでいた場合、そのローンを転校先に引き継ぐことはできません。

前のローンはそのまま返済を続けながら、転校先の費用は別途現金・カード・新規ローンで支払う形になります。

「二重払い」期間が一時的に発生する点に注意してください。

カタギリ
カタギリ
転校が決まったら、まず転校先に電話して「受け入れ可否と費用の概算」を確認するのが一番です。これを後回しにすると、バタバタと動き回る羽目になりますから……。

【注意点】

2026年現在、オンライン学科のシステムは教習所によって異なります(たとえば、N-DRIVEなど複数のシステムが存在)。転校先が別のシステムを使っている場合、受講履歴の反映に数日かかることがあるため、余裕を持ったスケジュールで動きましょう。また、転校生でも「入校説明会(入所式)」への出席が必須な学校があり、すぐに教習が再開できるとは限りません。

転校を決断するきっかけ!自動車学校を移動したくなるリアルな理由

自動車学校の転校を検討する理由は、人それぞれです。

ここでは、特に多い3つのケースを深掘りします。

  1. 引越し・就職など、物理的に通えなくなった
  2. 教官や環境が合わず、メンタルが限界になった
  3. 期限切れ回避・最短取得のための戦略的な転校

ケース1|引っ越しや就職などの環境変化!物理的に通えなくなった場合

最も多く、かつ教習所側も納得しやすいケースです。

「急な引越しが決まった」という理由なら、退校手続きもスムーズに進みます。

遠距離通学の限界!通学時間を短縮して教習に集中するメリット

往復2時間以上かかる教習所への通学は、体力的にも精神的にも消耗します。

生活圏内にある教習所に移すことで、1日あたりの最大コマ数(第二段階なら1日3コマ)を消化しやすくなります。

通学時間を短縮するだけで、免許取得のスピードが変わることは珍しくありません。

県外への移動でも安心!全国ネットワークをフル活用する

指定自動車教習所であれば、北海道から沖縄まで全国どこの学校へ転校しても、教習データはしっかり引き継がれます。

転勤族の方や、大学進学で地元を離れる方も、制度上は安心して転校できます。

スケジュール管理が楽になる!生活圏内に教習所を移す重要性

「仕事帰りに立ち寄れる」「大学の空きコマで行ける」距離にある教習所に変えるだけで、予約のキャンセル空き枠を拾える機会が格段に増えます。

転校は、いってみれば免許取得というゴールへのルートを最適化する行為。

「逃げ」ではなく「攻め」の決断です。

ケース2|人間関係や教習環境の不一致!メンタルを守るための転校

毎回どきどきしながら教習に向かっている、そんな状況はありませんか?

メンタルが削られる環境での運転は、事故リスクに直結します。

教官の指導方針が合わない!ストレスを抱えて運転するリスク

威圧的な指導や、教官によって言うことが毎回変わるといった状況は、運転への恐怖心を育ててしまいます。

メンタルが追い詰められると通学そのものが苦痛になり、教習期限(9ヶ月)を消化しきれない最大の原因になります。

「合わない環境から離れる」という決断が、免許取得への一番の近道になることがあります。

※教習所でメンタルをやられる人って意外と多いんですよね……。

学校の設備や予約システムへの不満!もっと快適に学びたい本音

「昔ながらの電話予約しかない」「オンライン学科が使えない」といった不満も、立派な転校理由です。

最新のオンライン予約システムや、24時間受講できるオンライン学科(たとえば、N-DRIVEやムサシなどのシステム)を導入している学校に移ることで、学習効率が大きく改善します。

雰囲気のいい学校へチェンジ!モチベーション維持のための選択

最近は「カフェ併設」「女性専用パウダールーム完備」など、快適性を売りにした教習所も増えています。

通い続けられる環境を選ぶことが、免許取得の成功率を左右します。

これ、転校前にしっかり調べておく価値はあります。

ケース3|スピード重視の戦略的転校!最短取得を目指すための決断

「このままのペースでは期限に間に合わない」という状況での転校、これは「逃げ」ではなく「攻め」の決断です。

通学から合宿へ!休暇を利用して一気に免許を取得する方法

まとまった休みが取れるなら、予約が取れない通学を続けるより、合宿校に転校して約2週間で卒業を目指す方が賢明な場合があります。

ただし、「通学→合宿」への転校(データ引き継ぎ)は受け入れ枠が少ないため、事前に複数の合宿校に問い合わせることが必須です。

予約が取れる学校へ移動!期限切れを回避するための緊急避難

都市部の混雑した教習所から、少し離れた郊外の学校へ転校するパターンも有効です。

郊外の学校は予約が取りやすいだけでなく、路上教習のコースが走りやすく、卒業検定の合格率が上がるという副次的なメリットもあります。

追加料金なしの安心プランがある学校へ!予算管理のための転校

「補習1回ごとに5,000円かかる」という制度だと、苦手な項目があるたびに費用がかさみます。

補習を定額で受け放題の「安心パック」を導入している学校に転校することで、精神的なゆとりが生まれます。

私も予約が全然取れなくて、転校しようか悩んでいます。期限まであと3ヶ月しかないんですよね……。
3ヶ月を切っているなら、転校先の受け入れ状況確認は急いだ方がいいですよ。期限ギリギリでは断られるケースもあるので。

【注意点】

転校費用の「持ち出し」は、数万円〜10万円程度になることが一般的です。教習期限(9ヶ月)は転校しても延長されないため、残り1ヶ月を切ってからの決断は特に危険です。また、第二段階での転校は「路上コースを覚え直す時間」を考慮したスケジュールが必要です。

自動車学校の転校に関するQ&A

転校を検討している方からよく寄せられる疑問に、ひとつずつ答えます。

Q. 転校先の学校で「受け入れ拒否」されるケースって実際にある?

A. はい、残念ながらあります。

教習所は民間の指定校であるため、キャパシティを理由に転校生の受け入れを断ることができます。

特に2月〜3月や8月〜9月の繁忙期は、自校の生徒の予約すらパンク状態のため、転校生受け入れを一時停止している学校も少なくありません。

また、教習期限まで残り1ヶ月を切っている場合は、「卒業まで責任を持てない」として断られるケースも目立ちます。

Q. AT限定からMT車へ変更したいけど、転校と同時にできる?

A. 基本的にはできません。

転校は「現在の進捗を引き継ぐ」手続きです。免許の種別(AT限定・MT)の変更は別の手続きになります。

まず現在の教習所でMT変更の手続きを行ってから転校するか、転校先に入校した後でその学校のルールに従って変更手続きを行う、という2つの方法があります。

Q. 転校手続きの途中で教習期限が切れたら、どうなっちゃうの?

A. すべての教習実績がリセットされ、最初からやり直しになります。

転出書類の作成中であっても、転入手続きの前であっても、教習期限の9ヶ月というカウントは1秒も止まりません。

期限が切れた瞬間に転校手続き自体が無効になり、第一段階の1時間目からの通い直しとなります。

Q. 教習所を辞める理由を正直に言いたくない!角が立たない言い訳は?

A. 無理に本当の理由を言う必要はありません。

「教官が苦手」「予約が取れない」と伝えると、引き止めや説得に遭う可能性があります。

「急な引越しが決まった」「親の仕事の都合で帰省することになった」「職場の勤務時間が変わってこちらの受付時間に通えなくなった」など、教習所側がどうしようもできない物理的な理由を伝えるのが最もスムーズです。

Q. クレジットカードの分割払いで通っているけど、転校しても大丈夫?

A. 支払い自体は続きますが、転校先での新規支払いも別途必要です。

カード会社への月々の返済は、教習所を辞めても止まりません。

転校先の費用は改めて現金・カード・新規ローンで支払う必要があるため、一時的に2つの支払いが並行して発生する点に注意してください。

Q. 友達と一緒に転校したい!「ペア割」みたいな制度は適用される?

A. 転校生向けのペア割は稀ですが、交渉の余地はあります。

一般的にペア割は新規入校者向けですが、複数人で同時に転入することは教習所側にもメリットがあります。

「2人同時に転校したい」と窓口で相談すれば、転入事務手数料が少し安くなるなどの対応をしてもらえることがあります。

Q. 技能教習で一度も判子をもらっていない状態でも、転校は可能?

A. 可能です。ただし、金銭的なデメリットが大きくなります。

技能教習を1時間も受けていなくても、入学した記録があれば転出手続きはできます。

ただ、第一段階の初期段階での転校は、解約手数料や転校先の入学金を考えると損失が大きくなりがちです。

可能であれば、もう少し進めてから転校することを検討してください。

Q. 特殊な車種(二輪や大型)の教習でも、同じように転校できる?

A. 可能ですが、受け入れ先が限られます。

普通車に比べて、二輪や大型の教習を行っている学校は少ないです。

転出書類を作る前に、転入希望先の学校が「その車種の教習を実施しているか」「転校生を受け入れているか」の2点を必ず確認してください。

Q. 転校先の学校でも、以前の学校と同じ教本を使い続けてもいい?

A. 教習所の対応によって異なります。

多くの教習所では、東京指定自動車教習所協会などが発行する共通の教本を使っており、そのまま使えるケースが多いです。

ただし、学校独自の補助教材がある場合は追加購入を求められることがあるため、転校先に事前に確認しておくと安心です。

Q. 転校手続きに必要な「住民票」は、本籍地の記載がないとダメ?

A. 本籍地の記載は必須です。

運転免許に関する書類(教習原簿)には、本籍地の情報が必須項目として含まれています。

本籍地記載がない住民票を持参すると取り直しになるため、市区町村の窓口では必ず「本籍地記載あり・マイナンバーなし」で申請してください。

Q. 転校を一度した後、さらに別の学校へ「再転校」することはできる?

A. 理論上は可能ですが、強くおすすめしません。

転校の回数に法的な制限はありませんが、転校のたびに入学金や手数料(数万円単位)が発生し、書類作成のために教習が1週間程度ストップします。

教習期限(9ヶ月)を考えると、再転校は極めてリスクが高い行為です。転校するなら「ここで絶対に卒業する」という覚悟を持って転校先を選んでください。

【注意点】

返金額については、キャンペーン価格で入所していた場合、正規料金との差額が差し引かれて予想より少なくなるケースがあります。退校前に「未受講分の返金見積もり」を窓口で出してもらうことをおすすめします。また、適性検査(視力・色彩識別・運動能力・性格検査)は転校先でも再度受け直す必要があります。

自動車学校の転校のまとめ

  • 指定自動車教習所同士なら、全国どこへでも教習データを引き継いで転校できる
  • 転校先では入学金などの追加費用(5万〜10万円程度)がかかる
  • 未受講分の技能・学科教習料は退校時に返金してもらえる
  • 教習期限(9ヶ月)は転校してもリセットされないため、早めの行動が重要
  • 転校先を決める前に受け入れ可否を電話で確認することが必須
  • 仮免許取得後の転校が、費用・手続き面で最もスムーズ
最後に管理人のひとこと
著者のアイコン
自動車学校の転校そのものは全然難しくないんですよ。指定校同士なら書類2枚で引き継ぎが完了するし、窓口での手続きも1回で終わります。問題は「転校先が受け入れてくれるか」と「費用を用意できるか」の2点だけです。転校を考えているなら、今日中に転校先の候補をリストアップして電話してみてください。動き出せば、思ったより全部シンプルに解決します。あなたが無事に免許を取得できることを願っています!

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